イニシエーション・ラブ(小説)の詳細情報
参考価格 | 693円(税込) |
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『イニシエーション・ラブ』は、乾くるみによる日本の小説。 タロットカードの6番「恋人」を題材としたタロットシリーズの一作で、1986年から1987年頃の旧静岡市を舞台としている。 内容は恋愛小説だが、本編に仕掛けられているどんでん返しにより一部ではミステリーとも言われており、第58回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門候補作となったほか、2005年版の本格ミステリ・ベスト10で第6位にランクインしている。(引用元: Wikipedia)
イニシエーション・ラブ(小説)がランクインしているランキング
感想・レビュー
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乾くるみの書籍ランキングでの感想・レビュー
同一人物と思わせるようなトリック
よくあるラブストーリーで、ふられたマユがかわいそうだと思ったのですが、最後のページまで読んで、え?って思って読み返してしまいました。
物語が2部構成になっていてまさかの展開が待ち受けており、読者を騙すような書き方の工夫がすごいと思います。
マユは2人の呼び方を統一していて、多分間違えないように同じニックネームを考えたのだと思いますが、そう考えるとかわいそうだと思ったマユはしたたかな人なんだなと思いました。
読み返して見ると細かい伏線に気づき、新たな発見があって違った見方ができます。
bitter3さん(女性・30代)
2位(85点)の評価