1分でわかる「バター」
乳脂肪を練り上げて作られる、バター

雪印メグミルク 雪印北海道バター
(引用元: Amazon)
牛乳から乳脂肪を分離させ、練り上げることで作られるバター。そのままパンに塗ったり、料理やスイーツに使ったりと高い汎用性を誇ります。バターの持ち味はなんといっても、香りとコク。食材に足せばミルクの香りと、なめらかで濃厚な味わいが広がります。
‘‘バター’’と‘‘マーガリン’’の違いとは
見た目や味がバターとそっくりな、マーガリン。その違いは材料と乳脂肪分の多さにあります。バターは牛乳や生乳を原料とし、乳脂肪分が80%以上で水分17%という基準を満たしたもの。 一方でマーガリンの主な材料は、大豆油・菜種油・コーン油などの植物油。そこに乳化剤が加えられ、油脂含有率80%以上、乳脂肪分40%以下との規定があります。
種類によって味わいが大きく異なるバター
製法や添加物の有無によってさまざまな種類が存在する、バター。それぞれ異なる味わいをもつため、好みや使い道によって選ぶのがポイントです。
発酵バターと非発酵バター

カルピス 発酵バター(食塩不使用)
(引用元: Amazon)
発酵バターとは、原料となる乳脂肪分(クリーム)を乳酸菌で前もって発酵させたバターのこと。ヨーロッパでは主流なタイプで、ほのかな酸味と芳醇な香りが特徴的です。 もう一方の非発酵バターは、原料の乳酸脂肪を発酵させずに使用しているため、さっぱりとしたクセのなさが魅力。日本で市販されている商品は、ほとんどがこのタイプとなっています。
有塩バターと無塩バター
バターには有塩と無塩、両タイプのものが売られています。有塩バターは練り上げる際に食塩を添加したバターのことで、食塩を加えることで風味が増し、保存性も高まります。 一方で、無塩バターは製造過程で塩を加えません。塩が料理の味を邪魔しないので、製菓用・調理用として使うことができ重宝します。また無塩バターには、パンや生地に塗りやすくするために気泡を含ませた「ホイップバター」もあります。
グラスフェッドバター
牧草を食べて育った牛の乳から作られるグラスフェッドバターは、通常のバターと比較して、ベータカロテンや不飽和脂肪酸が豊富に含まれます。コクがありながらもさっぱりとした風味が特徴で、パンに塗るだけでなく、コーヒーに入れる「バターコーヒー」にも好適です。
ギー
ギーは、バターを煮詰めて水分や不純物を取り除いた純粋なオイルです。乳糖やカゼインを含まず、消化しやすいとされ、アーユルヴェーダなどでも用いられます。焦げ付きにくく、ナッツのような香ばしい風味が特徴で、炒め物や焼き菓子、ソテーなどに幅広く活用できます。
バターの栄養と健康への影響
バターは、料理に風味とコクを加えるだけでなく、いくつかの栄養素を含んでいます。
主な栄養素
バターには脂質の他に、脂溶性ビタミンが含まれています。
- ビタミンA: 皮膚や粘膜の健康維持、視覚機能の維持に関与します。
- ビタミンD: カルシウムの吸収を助け、骨や歯の健康をサポートします。
- ビタミンE: 抗酸化作用があり、体の細胞を酸化ストレスから守る役割をします。
飽和脂肪酸とコレステロール
バターには飽和脂肪酸やコレステロールも含まれています。これらの成分は体の重要な構成要素ですが、過剰な摂取は健康に影響を与える可能性があります。バランスの取れた食生活の中で、適量を摂取することが大切です。
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《雪印乳業》雪印バターしか知らないくらいこれだけバター
《雪印乳業》雪印バターしか知らないくらい、バターと言えば昔から良くも悪いもこればっかり使っています。適度な塩分と豊かな風味、伸びの良さに、定評のあるバターであり、パンに塗ったり、料理に使ったりと幅広く使うことができる、家庭の定番バターです。
フォレさん
1位(100点)の評価
昔ながらのバター
私にとってバターは雪印のこのバター!というのが定番なんですよね。学校給食に出てたバターなので、その味に落ち着くというか食べ慣れているから美味しく感じるというか。他にも美味しいバターはあるんですけど、最終的に雪印のバターに戻ってきちゃいます。
リャンツーさん
3位(75点)の評価
定番の黄色いパッケージ。
馴染みのある黄色い箱に北海道のシルエットに赤い文字。昔からバターと言えばこれが定番だった気がする。
価格の関係で普段はやはり安価なマーガリンを使うことが多いのですが、料理で必要だったりちょっと贅沢でバターを使いたい時にはこの黄色いパッケージに手が伸びてしまう。
ゴリさん
1位(100点)の評価