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1位焼きまんじゅう
2位ひもかわうどん
Himokawaudon.jpg by Kawahimo / CC BY
ひもかわまたはひもかわうどんとは、幅が広く薄い日本の麺、ならびにその麺を用いた料理である。
食べた時の感触が面白い、ひもかわうどん
普通のうどんとは麺の見た目からしてかなり異なるひもかわうどん。幅が広くとても薄いペラペラの麺は、製麺時に可能な限り薄く伸ばして切らずにそのまま茹でたのか?と言いたくなるビジュアルだ。一本というより「一枚」と表した方がいいような麺を箸で持ち上げると、面積が広いため普通のうどんよりも結構な重みを感じる。食してみると薄く幅広の麺はつゆによく絡みちゅるりとした舌触りがとても面白く、見た目にも食べる際にも楽しませてくれる逸品だ。
日本三大うどんの一つ、水沢うどん
透き通るように白い麺は弾力とコシがあるのが特徴、基本的にはざるで提供される。つゆは店によってさまざまで、一般的な辛めのつゆ、少し甘めのつゆ、胡麻つゆなど多岐にわたる。中には二種類のつゆをセレクトできるお店も。
元々は水澤寺の参拝客に向けて提供されていた水沢うどんだったが、今では讃岐うどん、稲葉うどんに並ぶ日本三大うどんの一つとされている。群馬県は地理的に小麦の生産に適し二毛作も盛んであったため粉食文化が発達し、今でも様々な小麦料理を楽しむことができる。
4位いちご大福
果汁あふれる苺大福「ちごもち」
高崎市にある和菓子屋微笑庵にて販売されている「ちごもち」という苺大福。苺は群馬県品種であるやよいひめの大粒高糖度の物のみを使用し、上品な甘さの白あんが果実の風味を引き立てている。やわらかな羽二重餅によって包まれたちごもちを一口かじると、口の中に苺の果汁と風味が一気に広がり、初めて食べたときはそのみずみずしさに驚いた。12月中旬から5月上旬頃までの期間限定販売なうえ苺の入荷次第で販売状況が変わるため、可能であれば予約をしてから伺うのが望ましい。
5位上州太田焼そば
Ohta yakisoba.jpg by fk / CC BY
太田焼きそば(おおたやきそば)は群馬県太田市で作られた焼きそば。麺は太く、その上から濃いソースをかける。具は殆どキャベツのみ。しかし、ほとんど統一された特徴や定義はなく、太田焼きそばを名乗る店の中でも麺が細くソースも薄い店、具材として豚肉やこんにゃく、茹でたジャガイモなどを入れたもの、付け合わせとして唐揚げや目玉焼きを乗せたものなど様々である。
黒っ!太田焼きそば
普通の焼きそばと比べて色がとにかく濃い!麺は太く、厳選されたこっくりとした色味のソースを使うのが特徴。具はキャベツのみで、紅ショウガを添えて青のりをかけたものが一般的。そのシンプルさゆえにソースの色味がより一層際立っている。
コクのあるソースが麺によく絡んでいて、おやつ感覚のつもりが気が付いたらお腹いっぱいになるまで食べ切っていたなんてこともしばしば。「上州太田焼そばのれん会」というものも発足しており、加盟店の焼きそばを食べ比べてみるのも面白いかもしれない。
出来たてを食べる事にこそ意味がある!群馬名物焼きまんじゅう
大き目の素まんじゅうを串に刺し、甘い味噌だれを塗りながら香ばしく焼き上げた群馬名物・焼きまんじゅう。ふかふかの饅頭にコクのある味噌がじゅわりと染みこみとても美味しい。端の少し香ばしく焼きあがった部分もカリカリとしていてこれはこれで美味である。
群馬県民が他県民に語る郷土料理といったらまずこちらではないだろうか。それくらい地域色が強く、県民に根付いた食べ物である。唯一難点なのはこの焼きまんじゅう、時間が経つと饅頭が味噌だれを吸いすぎてしまうし、たれ自体も糖度が高いため固まりやすいので長時間持ち運ぶような手土産には向かないということだ。県外の方には群馬県に足を運んでみた際にぜひとも、出来立ての焼きまんじゅうをその場で食べていただきたい。