1分でわかる「群馬の食べ物・郷土料理」
小麦粉料理が盛んな群馬県
関東の北西部に位置する群馬県。そんな群馬県の南部では、コンニャクの干し棚をはじめ、切り干し大根など乾物を利用する食文化が発達しました。また、群馬県は小麦の生産量が全国第5位。そのため、幅広の麺が特徴的な「ひもかわうどん」や、甘辛い味わいの「焼きまんじゅう」などの粉物は、群馬県民のソウルフードとして親しまれています。
群馬県版ほうとう「おきりこみ」
平打ち麺の煮込み料理で野菜をたっぷりと入れた「おきりこみ」は、群馬県の代表的な郷土料理の一つです。さらに全国トップクラスの生産量を誇るこんにゃく芋を使った「こんにゃく料理」や、日本三大焼きそばの一つ「上州太田焼きそば」などのB級グルメが人気。ほかにも、行列のできるモツ煮屋の「もつっ子」や、群馬の銘菓「旅がらす」といった、お土産にうれしい名物品も。
出来たてを食べる事にこそ意味がある!群馬名物焼きまんじゅう
大き目の素まんじゅうを串に刺し、甘い味噌だれを塗りながら香ばしく焼き上げた群馬名物・焼きまんじゅう。ふかふかの饅頭にコクのある味噌がじゅわりと染みこみとても美味しい。端の少し香ばしく焼きあがった部分もカリカリとしていてこれはこれで美味である。
群馬県民が他県民に語る郷土料理といったらまずこちらではないだろうか。それくらい地域色が強く、県民に根付いた食べ物である。唯一難点なのはこの焼きまんじゅう、時間が経つと饅頭が味噌だれを吸いすぎてしまうし、たれ自体も糖度が高いため固まりやすいので長時間持ち運ぶような手土産には向かないということだ。県外の方には群馬県に足を運んでみた際にぜひとも、出来立ての焼きまんじゅうをその場で食べていただきたい。[続きを読む]
ゆうこさん
1位(100点)の評価
他の県の人には食事ですが、群馬県民にはおやつ感覚です。
焼き饅頭は、あまり知られていませんが群馬県民のおやつとして食べられている群馬県ではメジャーな食べ物です。群馬県人は、おやつとして3本程度は食べてしまいますが、他の県の人からしたら食事と同じような感覚の食べ物だと思います。最近は焼き饅頭を販売しているお店が少なくなってしまいましたが、伊勢崎市内には比較的多くのお店が残っています。お祭りの屋台などでも出ていることが多い、群馬県ではメジャーな食べ物です。
すぎさん
2位(95点)の評価
甘くて濃厚な味噌ダレの香りを嗅ぐたびに、ヨダレが滝のように流れます。
蒸した饅頭を竹串に刺し、黒砂糖と水飴を入れて甘く濃厚な味付けにした味噌ダレをその饅頭の裏・表に塗って、程よい焦げ目が付くまで火に通して食す料理です。前橋市、桐生市、伊勢崎市など中毛・東毛地域の名物料理として地元では知られています。
焼き饅頭の温度が冷めてしまうと水分が抜けて固くなってしまうと云う弱点がありますが、焼き立ての物は甘くて濃厚な味わいをしており、香ばしく、大変柔らかい歯応えです。焼き饅頭を地元の名物料理と掲げている伊勢崎市では、毎年1月の初市の時に、「上州焼き饅祭り」を開催しています。
丹羽長重さん
5位(75点)の評価