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1位あなご飯
2位ワニ料理(サメ料理)
Wani sashimi.jpg by Chen4 / CC BY
ワニ…!?ではなく、サメのどんぶり
ワニと聞くと爬虫類のワニを想像してしまいますが、広島の山間部でワニといえばサメのこと。なかなか新鮮な魚が食べられなかった山間部でも、保存の効くサメであれば食べられたので、お祝いの席などでワニ料理が振る舞われたそうです。ワニ料理ではお刺身やワニバーガーなどもありますが、おすすめはアツアツのご飯に乗せたワニ丼です。
3位メンタイフライ
やさしくてなつかしいフライの味
広島県外ではなかなか見かけない、メンタイ(ヨロイイタチウオ)という白身魚は、あっさりとした上品な味で、フライとの相性は抜群です。食感が軽いのでサクサク食べられて、ついたくさん食べてしまいます。そのままでも、少し塩をかけても、ソースにつけても、いろいろな味で楽しめます。なつかしい家庭の味を思い出す、広島の郷土料理です。
4位広島風お好み焼き
広島の代名詞
広島といえばお好み焼き、といえるくらいの代表的な広島料理。駅前から小さな街までいたるところにお好み焼き屋さんがあって、長年創意工夫を続けています。ポピュラーな豚肉、卵、そばを使った肉玉そばに好き好きなトッピングを加えて、たくさんのキャベツやもやしと一緒に蒸し焼きにして、オタフクソースと絡めて食べる瞬間は、広島に帰ってきた、という感じがします。
5位肉じゃが
海軍で生まれた近代日本料理
日本海軍で「ビーフシチュー」を作れと言われた調理員が、想像と試行錯誤で作った「牛肉とじゃがいもの甘煮」は、近代日本を代表する料理となって、軍港のあった呉で今でも名物になっています。その人気は「肉じゃがタンゴ」なる肉じゃがを作る歌までできてしまうほど・・・。じゃがいもの甘みと牛肉のうまみが日本風にマッチして、ほっこり温まる郷土料理です。
だしの効いたご飯とふっくらあなご!
うな重といえば、うなぎのたれを白飯にかけただけのものも多いですが、広島のあなご飯は、あなごの骨でとっただし汁と醤油で炊き込んだご飯の上に、これまたしっかり味付けされたふわふわのあなごが全面に乗せられています。だしの優しい味と、あなごのふっくらした歯ごたえのコラボレーションは絶品で、冷めてもお弁当として美味しく食べられるのも最高です。