ランキングの前に…1分でわかる「伊丹十三」
反社会勢力にもくじけなかった映画監督「伊丹十三」
伊丹十三は、1933年5月15日生まれ京都市出身の映画監督です。1962年に伊丹一三名義での初監督作品、短編作品『ゴムデッポウ』を公開。その5年後の1967年、マイナスをプラスに変えるという意味で「伊丹十三」に改名します。その後1984年に、『お葬式』で伊丹十三名義で映画監督としてデビューし、日本国内で高い評価を受けました。1985年に売れないラーメン屋を立て直す物語『タンポポ』を公開。そして1987年には国税局査察部を題材にした人気作『マルサの女』を公開し、話題になります。1996年にはアカデミー賞受賞作品『静かな生活』を公開。日本の社会に対する強い問題意識をもちつつも、エンターテインメント性に富んだ映画作品を作り上げ、日本を代表する映画監督に。
伊丹十三が監督を務めたすべての作品に投票OK
本ランキングの投票対象は、伊丹十三が監督を務めたすべての映画作品です。伊丹十三自身が出演している映画もありますが、彼が監督を担当している作品以外はランキング対象外となります。なので人気作『マルサの女』は対象になりますが、『北の国から』は俳優としての出演作になるので、ランキング対象外です。あなたおすすめの伊丹十三監督の映画作品を教えてください!
ラーメンが食べたくなる映画です。
伊丹監督の作品はそれ程全然お金はかかっていないが役者(登場人物)一人一人が個性的でそのぶつかり合いがおもしろいですがこの作品は新しいラーメンを完成させるまでの物語で真剣ですがてんやわんやでどこか笑える映画です。若き日の渡辺謙さんの演技も見ものです。
hirowingさん
3位(90点)の評価
生活力のあるお姉さんだとビックリ
中年女性(子供だった自分にはそう感じた)がたんぽぽというラーメン店を開くまでを描いた映画です。中盤からラーメン店を開く為に女性は活動するんですけど、これがなかなかにたくましい。特に他の飲食店で秘伝の味付けを聞いた時は衝撃的でした。もちろんそんな大事な事を普通には教えてもらえないので、上手く誘導して店員から秘訣を話させたんです。この時ばかりはなんて女性だ!と驚きました。
大輔さん
2位(90点)の評価
食と愛、家庭について考えさせられる
未亡人が切り盛りしているラーメン屋で、料理の味と店主の彼女の美しさに入れ込んでしまった主人公が奮闘するコメディ。そのラーメン屋をどうしても繁盛させたいと願う主人公ですが、そこにはビジネスコンサルタント的なお話ではなく、食と愛とそして家庭に対する鋭くもあたたかな目線が感じ取れます。
すずさん
1位(100点)の評価