「映像の魔術師」と称されるほど革新的な映画監督の大林宣彦。多くの熱狂的な支持を集めた“尾道三部作”を生み出し、映画業界になくてはならない存在です。今回は映画監督「大林宣彦の人気映画ランキング!」をみんなの投票で決定します!人気作『時をかける少女』や尾道3部作の一つ『転校生』までさまざまな作品がラインアップ!日本アカデミー賞を受賞した『異人たちとの夏』や2017年公開の『花筐 HANAGATAMI』はランクインするのか?あなたがおすすめしたい大林宣彦監督作品に投票してください!
最終更新日: 2020/07/02
このお題は投票により総合ランキングが決定
大林宣彦は、1938年1月9日生まれ、広島県出身の映画監督。1977年に映画監督初作品『HOUSE ハウス』を公開します。そして、1982年公開の男と女の体が入れ替わってしまう『転校生』に続き、1983年公開でドラマ化やアニメ化もされた人気作『時をかける少女』や1985年公開のファンタジー作品『さびしんぼう』を公開。この3部作は人気を博し、故郷尾道を舞台に製作された「尾道三部作」として有名になりました。また、死んだはずの両親と再会する1988年公開の『異人たちとの夏』は日本アカデミー賞最優秀賞2部門を受賞。1991年には「新・尾道三部作」として『ふたり』を公開します。近年では、2017年に『花筐 HANAGATAMI』を発表。デビュー作以前に書き上げていた幻の脚本を映画化した作品でした。
本ランキングでは、大林宣彦が監督を手掛けたすべての映画作品に投票可能です。実写映画はもちろんアニメ映画などにも投票OKです。
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まさかの実写化
ホラー&SFの世界を映画化したこと、それもどちらかというとリアルな人間関係を描くイメージがつよい大林監督がてがけたことに驚きました。漫画原作に比べても負けない面白さ。続編を作るつもりでもっと長時間作品にして欲しかったです。
尾道三部作
大林宣彦監督の代名詞にもされる尾道三部作。
その三作目であり、ノスタルジックさと幻想的な映像、独特さを増した脚本は前二作より観念的な部分が多くあります。
なので合わない人には全く合わないし、ハマる人はハマるかもしれない。私はハマった側。
禁断の世界を
誰もが知る阿部定事件。これをなんと黒木瞳さんと片岡鶴太郎さんで舞台のように描いた作品でした。まだ大人の世界に入りきれていない時代にみただけに、禁断の世界があるんだとびっくりしたと共に映像の力はすごいと感じました。
大人のノスタルジック
大林宣彦監督は必ずしもノスタルジックな映画ばかり撮っているわけでもないのですが(その気は大いにありますが)、この映画もノスタルジーがメインテーマ。
ただし主人公は少女ではなくおじさんです。
時間差によって、自分とさして歳の変わらない両親と夏を過ごすのですが、若い母に向ける視線の生々しさが大林宣彦的でもあります。
切ない
大林監督らしい、人間模様を描いた作品だと思いました。特に印象に残ったのは長澤まさみさんです。三浦友和さんと共演ながらかなり、存在感を感じました。男女、同性の友情と切ない心情が入り混じる作品として感動しました。
大林宣彦監督の魅力的な作品がたくさん集まった「大林宣彦監督の人気映画ランキング」ほかにも「面白い邦画人気ランキングTOP169」や「洋画名作ランキング」など、投票受付中のランキングが多数あります。映画好きな方はぜひチェックしてみてください!
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アニメ化もされた名作
ベタとは思えど大林宣彦と言ったらやっぱりこの作品になります。
筒井康隆の短編小説が大林宣彦の手によって邦画史に残る名作に。
あらためて振り返ってみると、不思議な雰囲気に惹かれていた異性が身分を隠した異人であり、その秘め事に偶然触れてしまうことで真実を知るというフォーマットは実によくできています。
そこに幼なじみも絡んでくるという三角関係も普遍的。
SFと恋愛が融合したジュブナイル。