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異人たちとの夏に関するランキングと感想・評価

異人たちとの夏

引用元: Amazon

最高評価

58.4

(4人の評価)

昭和邦画ランキング」で最も高い評価を得ています。

異人たちとの夏の詳細情報

制作年1988年
上映時間110分
原作山田太一『異人たちとの夏』
監督大林宣彦
脚本市川森一
メインキャスト風間杜夫(原田英雄)、片岡鶴太郎(原田英吉)、秋吉久美子(原田房子)、名取裕子(藤野桂)、永島敏行(間宮一郎)ほか
制作杉崎重美
主題歌・挿入歌-
公式サイト-
参考価格300円(税込)

感想・評価

全 5 件を表示

面白い邦画ランキングでの感想・評価

何度でも見たいファンタジーミステリー

大林宣彦監督の名作は数あれど、美しく不可思議で愛に溢れた一本として思い出される本作。風間杜夫、片岡鶴太郎、秋吉久美子をキャストに迎え、人気ドラマ「ふぞろいの林檎たち」などヒット作を生み出した脚本家、山田太一の原作を映画化。

妻と子供と別れ、独り身になったシナリオライターの男が、ある日、12歳の時に交通事故で亡くなった両親と再会する。それを同じ時期に出会った女性と恋仲になるが、男はどんどん衰弱していくのだった...。

未練と情念が交差する世界に迷い込んだ男の不思議な体験は、恐ろしいというより、切なさと愛に満ちていて、人間愛と温もりに癒される人間ドラマ。
家族でご飯を食べることなど、日常がこんなに愛おしいんだと気付かされる人と繋がることが生きる糧になることを伝える優しい映画です。

伊藤 さとり

映画パーソナリティ

伊藤 さとりさん (女性)

1位(100点)の評価

昭和邦画ランキングでの感想・評価

ホラーだけど、家族愛というものを再認識させるドラマです。

昭和63年公開。昭和ギリギリの大林宣彦監督作品です。家族を顧みなかった小説家が、そのために離婚になってしまう。そして自分の担当編集者がその元妻と結婚したいと言い出した。ムシャクシャした気持ちの中、浅草というどこかノスタルジーのある夜の街で、有り得ない人物に遭遇します。それが影響したのか、身体が日に日に弱ってくる。住んでるマンションで出会った美しい女性までもがそんな彼の変わりように驚きます。ところが実は・・・大林監督の作品の中でも一番の作品だと感じています。

爆太郎

どんでん返しマニア

爆太郎さん(男性・60代以上)

1位(100点)の評価

異人たちとの出会いで生命の危険に晒されてしまう男。本当に危険なのは誰?

死んだ両親が死んだときの年齢のままこの世の中で生活をしていた。自分よりも若い両親との遭遇。しかしそれは自分の生命を危険にさらす結果になっている。親子愛に目覚める男。そして同じマンションで出会った美しい女性。男の生命の危機に不安を感じるその女性。
しかし、大きなドンデン返しが男を待っている。

爆太郎

どんでん返しマニア

爆太郎さん(男性・60代以上)

11位(90点)の評価

泣ける映画ランキングでの感想・評価

ある夏の日、中年男の不可思議な体験。

妻と離婚することになってしまう。家庭を顧みなかった作家が、ある夏の夜、浅草というちょっとノスタルジーな雰囲気のある街の演芸場で驚くべき人物に出会います。しかし、いつまでもこのままでいいはずがない。彼らに会っていることは自分の命を縮めることになる。そして料亭で別れることになりますが、これが泣けます。この体験で家族愛というものを見つめ直す男。意外などんでん返しもある大林監督の映画です。

爆太郎

どんでん返しマニア

爆太郎さん(男性・60代以上)

11位(90点)の評価

大人のノスタルジック

大林宣彦監督は必ずしもノスタルジックな映画ばかり撮っているわけでもないのですが(その気は大いにありますが)、この映画もノスタルジーがメインテーマ。
ただし主人公は少女ではなくおじさんです。
時間差によって、自分とさして歳の変わらない両親と夏を過ごすのですが、若い母に向ける視線の生々しさが大林宣彦的でもあります。

はいとーん

はいとーんさん(男性・40代)

3位(70点)の評価

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