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Twitterでシェアまえがき
お酒は嗜好品のため、味を知るほど好みが変化していきます(複雑で個性的なものを好むようになる傾向)。これから日本酒を飲む人には、シンプルに「おいしい!」と感動を与えてくれるもの、重くないもの、入手しやすいものをセレクトしました。冷蔵庫で冷やして、グラスでどうぞ。
地酒店はもちろん、デパートなど売っているものばかりです。(できれば、最初は通販ではなくお店で買ってみてください!)
ランキング結果
1位旭酒造 獺祭 純米大吟醸45
引用元: Amazon
酒蔵 | 旭酒造(山口県) |
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味わい | - |
アルコール度数 | 16% |
日本酒度 / 酸度 | - |
精米歩合 | 45% |
公式サイト | https://www.asahishuzo.ne.jp/products/items/item.html |
2位新政 生成(エクリュ)
引用元: Amazon
酒蔵 | 新政酒造(秋田県) |
---|---|
味わい | - |
アルコール度数 | 14% |
日本酒度 / 酸度 | - |
精米歩合 | 65% |
公式サイト | http://www.aramasa.jp/collection/colors.html |
甘くてすっきり!新政から日本酒ファンになる人も多数
1位にあげた「獺祭」とは真逆。とことん「昔の手法」に立ち返るクラフト蔵です。
取扱店は決して多くなく、限定品などは高値で販売されることもあります。
ではなぜ2位にしたかというと、僕を含め「新政で日本酒が美味しいと思った」という人が非常に多いからです。
ほどよい軽さ、優しい甘み、まるで「カルピス」みたいな飲みやすさ。いい意味で「日本酒のイメージ」を覆してくれます。ラベルにはびっしりと製造のこだわり(飲む人へのメッセージ)が書かれており、「こんなにこだわっているんだ!」と驚くことでしょう。
僕の勝手なイメージですが、獺祭がWindowsとしたら、新政はAppleだと思っています。
無理にレアなお酒を買う必要はないですが、特約店なら普通に帰るものもあります。それに以外なほど安価です。
おすすめは比較的手に入りやすい「生成 2018 -Ecru-」。1500円以下です!
ほか、まずは飲食店などで見かけたらチャレンジしてみてください。
3位紀土 純米酒
引用元: Amazon
酒蔵 | 平和酒造(和歌山県) |
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味わい | - |
アルコール度数 | 15%~16% |
日本酒度 / 酸度 | - |
精米歩合 | 50% |
公式サイト | http://www.heiwashuzou.co.jp/wordpress/ |
日本酒の価格破壊!デイリー飲みにぴったり
とある飲食店の人と「紀土 KID」のことを話しているときに出た言葉が「価格破壊」。
もともと日本酒ってワインなどと比べると安価なものが多いのですが、なかでも安い。
純米なら1000円ほど!(720ml)。カルディの安いワインくらいのノリで買えてしまいます。(最初は高級ラインより純米〜純米吟醸くらいから試してみるのがおすすめです)
もちろん、味も間違いなし。軽さあり、フルーティで、みずみずしい。さまざまな日本酒の賞も受賞している実力派なのです。
日本酒だからといってかしこまらずに、カジュアルに美味しいお酒を飲める。これを飲んでいると、日本のお酒好きってお得だなーと実感します。
ちなみに、平和酒造は和歌山の蔵とあり、「梅酒」も造っています。こちらも美味しいですよ。
4位風の森 秋津穂 507
引用元: Amazon
酒蔵 | 油長酒造(奈良県) |
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味わい | - |
アルコール度数 | 17% |
日本酒度 / 酸度 | - |
精米歩合 | 50% |
公式サイト | https://yucho-sake.jp/kazenomori |
微発泡のフレッシュな味わいがたまらない!
初心者から玄人まで、多くの日本酒好きを虜にする「風の森」。
地元のお米を使い、「搾ったそのままの味」を届けることをコンセプトとする日本酒です。
特徴は「微炭酸」。口にふくむと舌の上で、お酒が「ジュワッと」弾けます。これが搾りたての日本酒本来の特徴。風の森は日本酒の管理・保管を徹底することで「できたての味」を損なうことなく商品化しているのです。
香りはフルーティーで、飲むとジューシーで、後味は軽い。「日本酒って重そう」と思っている人にこそ飲んでほしいお酒です。その分、飲み過ぎ注意です。
ちなみに開栓1日目は炭酸感が楽しめますが、2日目以降は炭酸の抜けたあとのお米の甘み・コクをよりしっかりと味わえます。
つまり、最初は「微発泡」の新鮮さを楽しみ、徐々に「日本酒本来の味」を飲める。1本のみ終えるころにはすっかり日本酒好きになっているという算段です。
5位澤屋まつもと 守破離(しゅはり) 山田錦
引用元: Amazon
酒蔵 | 松本酒造(京都府) |
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味わい | - |
アルコール度数 | 15% |
日本酒度 / 酸度 | - |
精米歩合 | 50% |
公式サイト | http://www.momonoshizuku.com/index2.html |
コスパ抜群!甘みと酸味が堪りません
澤屋まつもと 守破離
見かけたらついつい買ってしまうほど、コスパ抜群のお酒がこれ。
720ml(ワインボトルくらい)で1300円くらいと破格です。
香りはフルーティーで、開栓したてはプチプチとした微発泡があります。甘酸っぱい美味しさの後に、日本酒特有の少しの苦味(この苦味を好きになるかが日本酒好きの分かれ道)と余韻。そのまま守破離だけ楽しんでもいいですし、料理と一緒に楽しむこともできる、わかりやすくも懐の深いお酒だと思います。
スパークリングワインなら飲むけど日本酒はあんまり…という人にぜひ飲んでみてほしいです。
「守破離」が入門としておすすめですが、澤屋まつもとには原料のお米の「育った場所」により別商品にしたり、試験醸造に取り組んだりと、毎年さまざまな商品をリリースしています。飲み比べてみるのもおすすめです!
これぞ「美味しい日本酒」のお手本!
近年の「日本酒ブーム」の立役者であり、海外にも進出している(2021年よりニューヨーク蔵での製造が開始するそうです!)名蔵。
「獺祭」のお酒はすべて純米大吟醸(簡単にいうと、贅沢な造り)。クリアーな舌触りとやわらかな甘さ、ほどよい余韻、バランスよし。「日本酒の美味しさとは何?」のひとつの正解といえます。
もっとくだいていうと、ヒットチャート1位みたいなお酒とお考えください。
嗜好品の世界では「レア」なものが注目されがちですが、獺祭は「高品質なものを、一年中、どこでも飲める」ことを目指しています。地酒専門店なら本当に手に入りやすいですし、なんならスーパーで見かけることもあるくらいです。
ちゃんと美味しいものが入手しやすいというのは本当に大切なことと考え、1位にさせていただきました。
大吟醸というと高級なイメージがありますが、「獺祭 純米大吟醸45」ならば720mlの瓶(ワインボトルくらい)で1600円程度。ミニボトル(300ml)があるのもポイントです。