このランキングでは、「スタンリー・キューブリックが監督として手がけた全映画作品」から投票できます。
【人気投票 1~16位】スタンリー・キューブリック監督映画ランキング!みんながおすすめする作品は?
このお題は投票により総合ランキングが決定
みんなの投票で「スタンリー・キューブリック監督映画人気ランキング」を決定!斬新な手法と異常なまでのこだわりで、後世に影響を与えた作品を製作した「スタンリー・キューブリック」。永遠に色あせないSF映画の傑作『2001年宇宙の旅』(1968年)をはじめ、ホラー映画の金字塔『シャイニング』(1980年)、兵士がミッキーマウス・マーチを合唱する狂気のシーンで知られる『フルメタル・ジャケット』(1987年)など、数多くの名作を生み出しました。あなたがおすすめしたい、スタンリー・キューブリック監督の映画作品に投票してください。
最終更新日: 2024/10/14
ランキングの前に
1分でわかる「スタンリー・キューブリック」
完璧主義者として知られるキューブリック
スタンリー・キューブリック(1928~1999年)は、アメリカ出身の映画監督。1953年、人間がもたらす狂気を描いた『恐怖と欲望』で劇場映画デビューを果たします。この作品は低予算でキューブリック自身がデキに納得がいっていないことから、「幻の作品」と呼ばれています(広く知られているデビュー作は1955年公開の『非情の罠』)。また、キューブリックは完璧主義者として知られており、2秒ほどのシーンに2週間を費やしたといった逸話も。問題作を多く生み出したことでも有名で、1971年に製作された『時計じかけのオレンジ』では少年犯罪を助長したと批判され、社会問題にまで発展しました。
キューブリックが取り入れた独特な映像表現
キューブリックが手掛ける映画作品は、ブラックユーモアを盛り込んだ、シニカルな作風を特徴としています。撮影手法としては、セリフよりも「映像」で魅せるスタイルを採用。レンズの向きは変えずにズームインとズームアウトを行うことで閉塞感を伝えたり、左右対称の構図で人工的な恐怖を演出したりと、独特な技法を作品に盛り込んでいました。こういったことから、スタンリー・キューブリックは「天才」と称されることも多いです。
後世に名を残したキューブリックの名作たち
良作揃いのキューブリック監督作品のなかでも、とくに名作との呼び声が高いのが『シャイニング』(1980年)。一家の大黒柱が自分の妻と息子を殺そうとするという内容で、上述した「左右対称の構図」に加え、カメラにアームをつけてブレのない映像も取り入れるなど、ホラー映画の枠を超えた圧倒的に美しいビジュアルが魅力です。ほかにも、人工知能の反乱を描いた『2001年宇宙の旅』(1968年)や、人間性を失っていく兵士の姿を追った『フルメタル・ジャケット』(1987年)など、評価の高い映画作品は多いです。
このランキングの投票ルール
ランキングの順位について
ランキングの順位は、ユーザーの投票によって決まります。「4つのボタン」または「ランキングを作成・編集する」から、投票対象のアイテムに1〜100の点数をつけることで、ランキング結果に影響を与える投票を行うことができます。
ランキング結果
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1位時計じかけのオレンジ
引用元: Amazon
制作年 | 1971年 |
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上映時間 | 137分 |
監督 | スタンリー・キューブリック |
メインキャスト | マルコム・マクダウェル(マルコム・マクダウェル)、ウォーレン・クラーク(ディム)、ジェームズ・マーカス(ジョージー)、ポール・ファレル(乞食の老人)、 リチャード・コンノート(ビリー・ボーイ)、 パトリック・マギー(ミスター・フランク)ほか |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
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2位2001年宇宙の旅
引用元: Amazon
制作年 | 1968年 |
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上映時間 | 141分 |
監督 | スタンリー・キューブリック |
メインキャスト | キア・デュリア(デヴィッド・ボーマン船長)、ゲイリー・ロックウッド(フランク・プール)、ウィリアム・シルベスター(ヘイウッド・R・フロイド博士)、ダグラス・レイン(HAL 9000)、ダニエル・リクター(月を見るもの)ほか |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
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なんと言っても映像美とスケール感!
長いけど、絶対みたほうがいいと薦められて観た映画。シンメトリーの宇宙船とか、真っ白な豪邸の室内など、美しい構図で「映像美!」という感じがする。ストーリーは、ややこしいところもありますが、モノリスという謎の黒い石柱の存在とか、人工知能の「HAL」が暴走しはじめるところとか、現代にも通じる怖さがあって、スケールの大きさとキューブリックの先見性には、唸る。
報告玄人向け
キューブリックといえば、これではないでしょうか。映像も音楽も素晴らしい。今でもCMや効果音に使われるしすぐわかる。しかしながら個人の主観で5位です。ストーリーとしてはワクワク感が少し難しいかな、と。玄人映画ファン向きの作品かな、と思います。
報告SF映画の基軸となった作品。
この作品は月に人が住むようになった世界で月から謎の石碑が見つかることからストーリーが始まります。最終的に人工知能であるHALが人類に反乱を起こすのですが、この時代にそこまでしっかりと練り込まれた作品には驚きです。SF映画の基礎を作った作品ではないでしょうか。
報告3位シャイニング(1980)
引用元: Amazon
制作年 | 1980年 |
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上映時間 | 119分 |
監督 | スタンリー・キューブリック |
メインキャスト | ジャック・ニコルソン(ジャック・トランス)、シェリー・デュヴァル(ウェンディ・トランス)、ダニー・ロイド(ダニー・トランス)、スキャットマン・クローザース(ディック・ハロラン)、バリー・ネルソン(スチュアート・アルマン)ほか |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
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庶民の夢も詰まったホラー!
もちろん大好きです「シャイニング」!有名シーンだけ切り取られて世間に出回りがちなシャイニングですが、全体を通してのムードがワクワクするのです。無人の貸切リゾートホテルにて、楽しい事がいっぱい...というワクワク感から、ジワジワと呪われていく家族。最近でいうと、無人のショッピングモールに立てこもる感覚でしょうか。絶対楽しい!しかし絶望がすぐそばに!!ホラーとして最高ではなく、ムードがとても良いのです。甲乙つけがたいのですが、キューブリック作品としては「比較的まろやか」という意味で3位です。
報告心理的に怖すぎるけど、また観たくなる
閉鎖された古いホテルと、庭の植木でつくられた迷路が印象的。雪のシーンはすべて人工で作られたセットだとメイキングでみて、びっくりした。ジャック・ニコルソンの演技が過剰というか、顔のインパクトが強すぎて、冬のホテルで狂ったというより、前からおかしかったんじゃないのか?と思えてしまうところが難点かも。本当は息子がもつ霊感(=シャイニング)がテーマのはずなのに…。それでも、あのインパクトのおかげでここまで有名な作品になったのも確かなんだろうな。怖いけど、何度も観たくなる作品。
報告誰もが知っている映画だと思う
誰もが知っている有名な映画。
特にポスターなんかは有名なんじゃないでしょうか。
ホラーの代表格で、見た後は後味の悪いもやもやとした気持ちになる気持ち悪い。
古い映画だと思いますが、今でも時折テレビで見かけるくらい愛されている作品だと思う。
4位フルメタル・ジャケット
引用元: Amazon
制作年 | 1987年 |
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上映時間 | 116分 |
監督 | スタンリー・キューブリック |
メインキャスト | マシュー・モディーン(ジョーカー)、ヴィンセント・ドノフリオ(ゴーマー・パイル)、R・リー・アーメイ(ハートマン軍曹)、アーリス・ハワード(カウボーイ)、アダム・ボールドウィン(アニマルマザー)ほか |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
動画配信サービス | U-NEXT:配信中 Amazon Prime Video:配信中 Netflix:配信中 Hulu:なし |
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Full Metal Jacketやなぁ
※ネタバレ注意
ベトナム戦争映画で最高傑作と呼ばれてるのはフランシス・フォード・コッポラ監督の「地獄の黙示録」やけど、これこそ「真」のベトナム戦争映画と言えるのではないでしょうか!
前半の訓練シーンはハートマン軍曹を演じたR・リー・アーメイが実際にベトナム戦争中に指導官をしていたのもあって迫力の映像となってます!
後半の戦闘シーンはいかにもキューブリックらしい映像美となってます!
映画ファンや歴史好き,ミリタリーファンなどは必ずみたほうがいいと思います!
実はこれが初めて見た戦争映画ですw
良い意味でクセの強い人間ドラマ
もともと戦争映画は好きなのですが、さすがキューブリック。ひねりが効いてます!「時計仕掛けのオレンジ」とは違って普通の単語での会話ではありますが、会話内容のエグさが下品を通り越して人間のハードな美しさを感じさせます。タイトルが的外れと言われる事もありますが、このタイトルで正解だと思っています。それはキューブリックだから!あのシーンであのセリフ、そこをタイトルになんとなく起用するとは恐ろしい。適当な2部構成の様に感じますが、キューブリックファンにとっては気になりません。ルール無用のキューブリック節です。ラストのあの歌詞は良いの...?とも[続きを読む]
報告7.62mm Full... Metal... Jacket...
フランシス・フォード・コッポラ監督の「地獄の黙示録」でも描かれているベトナム戦争の戦闘シーンに+α海兵隊員の育成シーンはリアル!
痛いのが嫌いな人はおすすめしない映画...
それでも凄い映画
5位アイズ ワイド シャット
引用元: Amazon
制作年 | 1999年 |
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上映時間 | 159分 |
監督 | スタンリー・キューブリック |
メインキャスト | トム・クルーズ(ビル)、ニコール・キッドマン(アリス)、シドニー・ポラック(ヴィクター・ジーグラー)、マリー・リチャードソン(マリオン)、トッド・フィールド(ニック)ほか |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
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監督の遺作
この映画も独特な雰囲気と空気感のある映画です。謎解きのような作品。
トム・クルーズとニコール・キッドマン出演。
特別派手なシーンはないですが、全体的に懊悩に悶える。
高級マンションに暮らすこの夫婦がどんどん暗く、おかしくなっていくところが不可解で面白い。
美しい
映画のストーリー自体はあまりそんなに好みではないのですが、ニコール・キッドマンの美しいボディがとても印象に残っています。ニコール・キッドマン大好きなので、とても美しく絵画のように魅せてくれて、三位です。
報告6位ロリータ(1961年)
\ ログインしていなくても採点できます /
切ない
幼い少女の無邪気な気まぐれで振り回されるおっさんの悲しき末路。
ロリータの大人に対する恐怖心と好奇心にヒヤヒヤ。
こんなことが誘惑になると思ってもいない少女、背伸びしたい年頃、好奇心に
「好奇心は猫をも殺す」って言葉を思い出す。
つなわたりでもしてるような不安定な気持ちになり、切なくなる。
7位バリー・リンドン
引用元: Amazon
制作年 | 1975年 |
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上映時間 | 185分 |
監督 | スタンリー・キューブリック |
メインキャスト | ライアン・オニール(バリー・リンドン)、マリサ・ベレンソン(レディー・リンドン)、ゲイ・ハミルトン(ノラ)、レオナルド・ロッシーター(ジョン・クイン大尉)、アーサー・オサリヴァン(ハイウェイマン)ほか |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
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8位博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
引用元: Amazon
制作年 | 1963年 |
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上映時間 | 93分 |
監督 | スタンリー・キューブリック |
メインキャスト | ピーター・セラーズ(ストレンジラヴ博士/マンドレイク大佐/マフリー大統領)、ジョージ・C・スコット(タージドソン将軍)、スターリング・ヘイドン(リッパー准将)、スリム・ピケンズ(コング少佐)ほか |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
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9位突撃
引用元: Amazon
制作年 | 1957年 |
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上映時間 | 87分 |
監督 | スタンリー・キューブリック |
メインキャスト | カーク・ダグラス(ダックス大佐)、ラルフ・ミーカー(パリス伍長)、アドルフ・マンジュウ(ブルラール大将)、ジョージ・マクレディ(みろー大将)、ウェイン・モリス(ロジェ中尉)ほか |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
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10位現金に体を張れ
引用元: Amazon
制作年 | 1956年 |
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上映時間 | 85分 |
監督 | スタンリー・キューブリック |
メインキャスト | スターリング・ヘイドン(ジョニー・クレイ)、コリーン・グレイ(フェイ)、ヴィンス・エドワーズ(ヴァル・キャノン)、ジェイ・C・フリッペン(マーヴィン・アンガー)、テッド・デコルシア(ランディ・ケナン)ほか |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
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12位スパルタカス
引用元: Amazon
制作年 | 1960年 |
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上映時間 | 186分 |
監督 | スタンリー・キューブリック |
メインキャスト | カーク・ダグラス(スパルタカス)、ローレンス・オリヴィエ(クラッサス)、ジーン・シモンズ(ヴァリニア)、チャールズ・ロートン(グラッカス)、トニー・カーティス(アントナイナス)ほか |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
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13位恐怖と欲望
引用元: Amazon
制作年 | 1953年 |
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上映時間 | 62分 |
監督 | スタンリー・キューブリック |
メインキャスト | フランク・シルヴェラ(マック軍曹)、ケネス・ハープ(コービー中尉 / 将軍)、ポール・マザースキー(シドニー)、スティーブ・コイト(フレッチャー / 大尉)ほか |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
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残虐で美しくて恐ろしい問題作
公開当時に、暴力をかっこよく描きすぎてて問題作だった、というけど、たしかに今見てもそう思う。シンギングイン・ザ・レインを歌いながら女の人を蹴り上げるシーンとか、本当にヘドがでるような蛮行なんだけど、映像は綺麗なのが怖くなる。最後、アレックスが器具を目につけられて(まぶたが閉じないように)強制的に映像を見せられるシーンが、いまだに忘れられない。
ナルさん
2位(90点)の評価
元祖!オンリーワン
「時計仕掛けのオレンジ」は暇があれば何度も何度も観ています。まずあの内容で、どうしたらこんなセンスの塊のようなタイトルをつけられるのか...!もちろんタイトルだけではありません。あらすじや内容だけでは伝えられないオーラが確かにそこに存在しているのです。独特な創作された文化・言語が出てきますが、なんとなく理解できてしまう不思議。ドラッグのミルクバー、あの内装。昔の映画ではありますが、デザインと演出が本物だからこそ現代でもハイセンスなのです。これからも輝き続ける、何度みても飽きない怪しい魅力。作品のテーマももちろん存在するのですが、演出のインパクトがテーマを超越しています。オブジェのひとつひとつが、無駄なようで無駄じゃない!ダントツの1位です。[続きを読む]
たぬさん
1位(100点)の評価
衝撃的なシーンの連続
これまで見てきた映画で、この映画ほど衝撃を受けた映画はありません。不法侵入で容赦なく行われる暴力とレイプのシーン。まばたきさせないようにまぶたを金具で固定するシーン。対照的に挿入曲として穏やかに流れる、ジーン・ケリーの「雨に唄えば」とベートーヴェンの「交響曲第九番」。この映画のせいで、「雨に唄えば」を聞くと、ジーン・ケリーが雨の中で踊り狂うシーンではなく、マルコム・マクダウェルが老人に蹴りを入れるシーンが思い浮かぶようになりました。家やカフェの前衛的なデザイン、ギャング同士が交わす暗号のようなギャング言葉。ストーリーも、非人道的な行動をとった悪人を、非人道的な方法で強制的に善人に仕立て上げ、その結果事故で元の悪人に戻ってしまった、という理不尽そのものの内容です。何もかもが他の映画とは比較できない、私にとって最も衝撃的な映画です。[続きを読む]
びーろいさん
1位(100点)の評価