1分でわかる「コーヒーが美味しいコンビニ」
2010年代からコンビニコーヒーの人気が急上昇!
100円前後で淹れたてのおいしいコーヒーが楽しめる、コンビニエンスストアのコーヒー。1980年代にセブンイレブンが導入したのが初めてで、本格的にコンビニチェーン各社へ広がりを見せたのは2010年以降でした。買い方や提供方法は店舗によって異なり、おもに通勤客やカフェをよく利用する女性・若者を中心に支持を得ています。また、チェーンごとに使われている豆の種類やマシンの抽出方法、ラインナップされているメニューの違いが楽しめるのも人気の理由。現在では、コンビニの主力商品の1つとして定着しています。
こだわりが詰まった大手コンビニチェーンのコーヒー
さまざまなコンビニでカウンターコーヒーが提供されていますが、「セブンイレブン」「ローソン」「ファミリーマート」の大手3社のコーヒーははずせません。コンビニコーヒーは“ドリップ式”と“エスプレッソ式”があり、豆や焙煎方法など各商品こだわりが詰まっています。
ダブル焙煎のこだわりメニューを提供するドリップ式のセブンイレブン
セブンカフェというブランドから発売されているセブンイレブンのコーヒー。豆の渋皮を除去する独自の“磨き工程”や、豆を3種類に焼き分ける“トリプル焙煎”といったオリジナル製法が特徴です。これらの製法ですっきりとした後味や、旨味と深いコクを感じるリッチな味わいを生み出しています。
深入りコーヒーが魅力のエスプレッソ式のローソン・マチカフェ
ローソンのコーヒーはマチカフェというブランドから展開されています。豆を品種ごとに最適な方法で焙煎してからブレンドする“アフターミックス製法”や、本場イタリア製のエスプレッソマシンを使うなど、丁寧さにこだわったコーヒーが特徴です。
ホットとアイスで挽き方が異なるエスプレッソ式のファミリーマート
ファミマカフェから展開されているファミリーマートのコーヒー。4回の品質チェックをクリアした豆だけを使う、メニューによって最適な蒸らしと抽出速度で淹れるなどのこだわりぬいた製法でつくられています。また、その日の気分に合わせてすっきりか濃いめか選べるのも魅力的です。
幅広い層に好まれる安定の味
「ホットコーヒー」はレギュラーサイズで100円(税込)。
深煎り豆のしっかりとした苦味とコクがありつつ、少し浅めに焙煎した豆も混ざっているようで酸味や渋みもわずかに感じられます。
ブレンドならではの味の複雑さがあり、幅広い層に好まれそうな「普通に美味しい」コーヒーです。
セブンイレブンにはもうひとつ「高級キリマンジャロブレンド」もあります。
濃紺のカップに黒蓋の組み合わせで、見た目からして高級感がありますが、ホットコーヒーとの価格差はわずか10円。
こちらは通常のホットコーヒーに比べると深煎りに寄ったバランスで、口当たりがまろやかで重厚感があります。
苦味とコクを重視するなら高級キリマンジャロがオススメです。[続きを読む]
コーヒーロースター
山本 崇明さん
3位(85点)の評価
クリアなコーヒーの先駆者
とにかくクリアで飲みやすい。
日本人に好まれる味をしっかりと考え抜いた賜物だと思います。
機械は富士電機とタッグを組み、エスプレッソ ではなくペーパードリップ方式のマシンを採用。
豆はAGF社と試行錯誤し万人ウケするブレンドを実現。
そのクオリティをワンコインで提供したセブンイレブンは圧巻です。
コーヒーマイスター
CREAさん
1位(100点)の評価
毎日飲んでも飽きないコーヒー
セブンイレブンのコーヒーは、すっきりとしていて飲みやすく、毎日飲んでも飽きません。
酸味や渋みが少ないので、普段コーヒーがあまり好きじゃないという人にもお勧めです。
その分、普通過ぎる、面白みがないと感じる人もいるかもしれません。
ですが、そこが逆に飽きのこないポイントです。
すっきりしていて飲みやすいけれど、物足りなさはないバランスの良いコーヒーで大好きです。
ukiさん
1位(100点)の評価