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【人気投票 1~40位】カルト映画ランキング!みんながおすすめする作品は?

この空の花 長岡花火物語スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団田園に死すビッグ・リボウスキザ・マスターレポマンプライマースクリーム(映画)スプリング・ブレイカーズショーガール

このお題は投票により総合ランキングが決定

ランクイン数40
投票参加者数37
投票数114

一般的に広く人気となっているわけではなく、ある特定のマニアに熱烈な支持を得ている映画作品……それが「カルト映画」。カルトは「崇拝する」という意味で、前述の通り多くの方から知られているわけではありませんが、今回は映画マニアのみんなの力を借りて「カルト映画人気ランキング」を決定したいと思います。投票は、洋画でも邦画でもOK。ホラーやSF、コメディなど、ジャンルも問いません。映画を愛して止まないあなたのおすすめカルト映画を教えてください!

最終更新日: 2025/01/07

注目のユーザー

ランキングの順位について

ランキングの順位は、ユーザーの投票によって決まります。「4つのボタン」または「ランキングを作成・編集する」から、投票対象のアイテムに1〜100の点数をつけることで、ランキング結果に影響を与える投票を行うことができます。

順位の決まり方・不正投票について

ランキング結果

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1位から見る

21この空の花 長岡花火物語

58.0(3人が評価)
この空の花 長岡花火物語

引用元: Amazon

『この空の花 -長岡花火物語』(このそらのはな ながおかはなびものがたり)は、2012年4月7日に公開された大林宣彦監督の日本映画作品。1945年の長岡空襲とその後の長岡花火への流れを描いたセミドキュメンタリー映画である。また大林自身初めて全編デジタル撮影により製作した長編劇映画である。(引用元: Wikipedia)

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言葉のドッヂボールが花火をぶち上げる!

日本を襲った東日本大震災は、世界中に大きな衝撃を与えた。しかし、あの震災の衝撃をアートという形でアーカイブするのは至難の技だ。未だに、あの震災の内面的恐怖を映像化した作品はほとんど現れないのだが、反戦映画を撮っていた大林宣彦が、圧倒的映像の洪水の中に震災で失われた多くの魂を忍ばせた。

老境に差し掛かった、映像の魔術師・大林宣彦は常に新しい映像技法を模索し、本作でデジタル処理に挑戦した。しかしながら、この挑戦は観る者の心を掴んで決して離さないものであった。

『ソーシャル・ネットワーク』が4,5時間に及ぶ物語を、早口で展開することで2[続きを読む]

che bunbun

映画の伝道師

che bunbunさん

3位(89点)の評価

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22スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団

57.4(2人が評価)
スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団

引用元: Amazon

制作年2010年
上映時間112分
監督エドガー・ライト
メインキャストマイケル・セラ(スコット・ピルグリム)、メアリー・エリザベス・ウィンステッド(ラモーナ・フラワーズ)、キーラン・カルキン(ウォレス・ウェルズ)、クリス・エヴァンス(ルーカス・リー)、アナ・ケンドリック(ステイシー・ピルグリム)、アリソン・ピル(キム・パイン)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイト-

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元カレボスラッシュに眼福

2010年代の映像革新は、次世代のベクトルを巡って放浪の旅となっていた。MCUやゴジラユニバースは、VFXと人間との垣根を無くし不気味の谷を超えようとした。VR技術の発達に伴い、作り込まれた世界の中でカメラを動かし、超現実を生み出す『ライオン・キング』なんて作品も登場した。

そんな技術の時代に、本作は敢えて虚構と現実の差を明確にすることによって、実写映画のコミック化に成功させた。従来の漫画原作ものは、漫画をいかにリアルに近づけるかという点に重きを置いていた。しかし、本作は、現実をいかにコミックに近づけていくかという正反対の方向を向い[続きを読む]

che bunbun

映画の伝道師

che bunbunさん

4位(83点)の評価

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トミノの地獄

劇中で寺山修司がトミノの地獄を読み上げた事で、死を迎えたと言われるいわく付くの日本の名作カルト映画!カルト映画の枠に入れるのはどうかと思いますが、今まで見た日本映画とはあまりにかけ離れた映画でしたので、チョイスしました。 

vette

vetteさん

3位(75点)の評価

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24ビッグ・リボウスキ

55.4(1人が評価)
ビッグ・リボウスキ

引用元: Amazon

制作年1998年
上映時間117分
監督ジョエル・コーエン
メインキャストジェフ・ブリッジス(ジェフリー・“デュード”・リボウスキ)、ジョン・グッドマン(ウォルター・ソブチャック)、スティーヴ・ブシェミ(セオドア・ドナルド・“ドニー”・カラボッソス)、デヴィッド・ハドルストン(ジェフリー・リボウスキ)、ジュリアン・ムーア(モード・リボウスキ)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイト-

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25ザ・マスター

55.2(1人が評価)
ザ・マスター

引用元: Amazon

制作年2012年
上映時間143分
監督ポール・トーマス・アンダーソン
メインキャストホアキン・フェニックス(フレディ・クエル)、フィリップ・シーモア・ホフマン(ランカスター・ドッド)、エイミー・アダムス(ペギー・ドッド)、ローラ・ダーン(へリン・サリヴァン)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイト-

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ジョーカー以上に怖いホアキン・フェニックス

みんな大好き狂人ポール・トーマス・アンダーソンが噂通りサイエントロジーの映画を作るわけがなかった。彼が作り出したのは、相変わらずジョナサン・デミの『メルビンとハワード』への賛歌に載せて描くカリスマ、そしてサークルクラッシャーの苦悩だ。

サイエントロジーの暴露映画なんか俺の眼中にない、俺が作りたいのは俺流の『エルマー・ガントリー/魅せられた男』だと。魅力のオーラに覆われながらも、クズでどこ行っても組織を滅ぼしてしまう男フレディ・クエルの視点で、教祖でありながらも妻の操り人形であり、スランプであるランカスター・ドッドが彼の持つオーラに取[続きを読む]

che bunbun

映画の伝道師

che bunbunさん

5位(78点)の評価

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26レポマン

54.6(1人が評価)
レポマン

引用元: Amazon

鬼才、アレックス・コックスの長編デビュー作となったSFサスペンス。スーパーマーケットをクビになったオットーは、ひょんなことからローン未払い客の車を差し押さえる“レポマン”になるのだが…。(引用元: Wikipedia)

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27プライマー

54.6(1人が評価)
プライマー

引用元: Amazon

制作年2004年
上映時間77分
監督シェーン・カルース
メインキャストシェーン・カルース(Aaron)、デビッド・サリバン(Abe)、ケイシー・グッデン(Robert)、アナンダ・アダヤヤ(Phillip)、キャリー・クロフォード(Kara)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイト-

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タイムトラベルが難解すぎて何度も観たくなる。

学生がホームビデオで作ったようなチープな感じと、脚本の面白さのギャップがとにかく凄い。ストーリーが説明不足で視聴者が置いてけぼりのアンフェアな部分もあるんだけど、約1時間20分と短いので真実を確かめる為に何度も繰り返し観てしまう面白さがある。映画を観終わった直後にもう2回繰り返して観たのはこの作品が初めて。

CFH

CFHさん

1位(100点)の評価

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28スクリーム

54.4(2人が評価)
スクリーム(映画)

引用元: Amazon

制作年1996年
上映時間111分
監督ウェス・クレイヴン
メインキャストネーヴ・キャンベル(シドニー・プレスコット)、デヴィッド・アークエット(デューイ)、コートニー・コックス (ゲイル・ウェザーズ)、スキート・ウールリッチ(ビリー・ルーミス)、マシュー・リラード (ステュワート)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイト-

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新着・注目

まだまだ採点・コメントが少ない候補です。ご存知の場合はぜひ採点をお願いします!

29スプリング・ブレイカーズ

54.1(1人が評価)
スプリング・ブレイカーズ

引用元: Amazon

制作年2012年
上映時間93分
監督ハーモニー・コリン
メインキャストセレーナ・ゴメス(フェイス)、ヴァネッサ・ハジェンズ(キャンディ)、アシュレイ・ベンソン(ブリット)、レイチェル・コリン(コティ)、ジェームズ・フランコ(エイリアン)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイト-

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大学デビューの肖像

『スプリング・ブレイカーズ』は新生活間際の夏休み、ピチピチギャルがただただお祭り騒ぎし、壊れていく様を描いた虚無である。ビーチでワイワイガヤガヤ暴れまわり警察に捕まるものの、麻薬の売人・エイリアンに救われ彼の家に転がり込みまた遊びまくるのだが、段々と興ざめしていく。

これは、大学1年の時に毎日のように飲み会に明け暮れるが、3年になると自分の大学生活が空っぽなことに気づき、興ざめし現実に引き戻される感覚に等しい。

今の時代、スマホにはキラキラした情報が溢れ、娯楽も多様化している。社会全体がテーマパークなのだが、遊んでいるうちに、自分[続きを読む]

che bunbun

映画の伝道師

che bunbunさん

6位(72点)の評価

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30ショーガール

53.9(1人が評価)
ショーガール

引用元: Amazon

ポール・ヴァーホーヴェン監督がトップダンサーを夢見る女たちの欲望と争いを描いた問題作。ラスベガスにやって来たノエミは、華やかな舞台に立つことを夢見ていたが、彼女を待ち受けていたのは場末のクラブのヌードダンサーという現実だった。 (引用元: Amazon)

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31行旅死亡人

53.7(1人が評価)

お互いが無関心になっていく不気味さ

実際に起こった事件を井土紀州監督が大胆に脚色して、無名の俳優たちの迫真の演技で仕上げた社会派サスペンスです。ある日突然に自分の名前が他の誰かに乗っ取られる恐怖と、今の時代における人と人との繋がりの希薄さが伝わってきました。

映画館巡り

映画館巡りさん

2位(90点)の評価

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ジメジメとした陰湿な閉塞感を味わえる。

天才の脳味噌がフル回転して頭から蒸気が出るほど高温になってやがて脳味噌が溶け出すような映画。結局現実におきた事なのか、それとも天才の妄想を見せられていたのかはよく解らないんだけど、真剣に観てるとこっちも頭から煙が出そうな感じが好き。湿度の高いモノクロの映像美とテクノがうまく融合してる。

CFH

CFHさん

2位(85点)の評価

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33ウルフ・オブ・ウォールストリート

53.1(1人が評価)
ウルフ・オブ・ウォールストリート

引用元: Amazon

制作年2013年
上映時間179分
監督マーティン・スコセッシ
メインキャストレオナルド・ディカプリオ(ジョーダン・ベルフォート)、ジョナ・ヒル(ドニー・エイゾフ)、マーゴット・ロビー(ナオミ)、マシュー・マコノヒー(マーク・ハンナ)、ジョン・ファブロー(マニー・リスキン)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイト-

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Sell me this pen.に痺れる

『ソーシャル・ネットワーク』に始まり、2010年代のビジネス映画は情報過多なセリフの応酬がフォーマットとして存在した時代であった。そして、膨大なビジネス用語や複雑な取引に置いてけぼりにされてしまいそうなところを、第四の壁を破りジョークを交えることでグイグイと引き込んでいくテクニックを不動のものとしたのはマーティン・スコセッシであった。

スコセッシは『カジノ』や『グッド・フェローズ』の時代から、雄弁な語りの妙によって3時間近い内容でも全く苦痛に感じない物語を演出し続けてきた。(彼の2010年代最後の作品『アイリッシュマン』は3時間30[続きを読む]

che bunbun

映画の伝道師

che bunbunさん

7位(67点)の評価

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34マーターズ(2007年)

52.6(3人が評価)
マーターズ(2007年)

引用元: Amazon

制作年2007年
上映時間100分
監督パスカル・ロジェ
メインキャストモルジャーナ・アラウィ(アンナ)、ミレーヌ・ジャンパノイ(リュシー)、カトリーヌ・ベジャン(マドモアゼル)、ジュリエット・ゴスラン(マリー)、グザヴィエ・ドラン(アントワーヌ)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイト-

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ひたすら痛い。けど怖いもの見たさで観てしまう。

カルト教団を題材にしたスプラッターホラーの傑作。これを観ると一番怖いのってやっぱりオバケでもゾンビでもなくてイカれた人間だなって思う。死後の世界を見せるために肉体に極限の苦痛を与えるっていうテーマも凄いんだけど、虐待・拷問シーンがとにかくグロくて痛い。鑑賞後にはこんな映画二度と観るか!と思いながら気が付いたら何度も観てます。

CFH

CFHさん

3位(70点)の評価

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終わりの瞬間を誰と迎えるのか

映像化不可能とまで言われた山本直樹による幻の短編コミックを、個性派俳優のペ・ジョンミョンの主演で映画化した衝撃作です。地球滅亡のカウントダウンが迫る中で、平々凡々とした日々を送っていた男子高校生が豹変していく姿には鬼気迫るものがありました。

映画館巡り

映画館巡りさん

3位(75点)の評価

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36HiGH&LOW THE MOVIE2 / END OF SKY

52.0(1人が評価)

LDHは娯楽映画を完璧に理解している件

映画が平和をもたらした。

映画好きなら誰しもが一度は思ったことのある問題解決の手法だ。2010年代、とあるシリーズが映画ファンと音楽ファンの間にある隔たりを破壊した。これはベルリンの壁崩壊さながらの吉報であった。

EXILEグループことLDHが総力挙げて完成させた『HiGH&LOW』シリーズは当初想定していたアイドルファンムービーの壁を超え、映画ファンに愛されたのです。本シリーズ前の映画ファンからみたLDHの印象は決して良くなかった。「怖い」という印象があった。私もその中の一人。高校時代苦手だった人がEXILEのファンだったことも[続きを読む]

che bunbun

映画の伝道師

che bunbunさん

8位(61点)の評価

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数々の一流映画監督に愛される三流作品。

カルト映画界の帝王の一人であるエド・ウッド監督作品です。脚本はわずか1週間で書かれ、ごく低予算で撮影された映像はお粗末そのもの。しかし、見ている内にどこか引き込まれてしまう謎の魅力があります。シザーハンズなどでおなじみの映画監督ティム・バートンはこの作品の大ファンで、後にエド・ウッドという映画で制作の舞台裏を描いています。

みきたに

みきたにさん

3位(70点)の評価

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38マジカル・ガール

51.3(1人が評価)
マジカル・ガール

引用元: Amazon

制作年2014年
上映時間127分
監督カルロス・ベルムト
メインキャストルイス・ベルメホ(ルイス)、バルバラ・レニー(バルバラ)、ホセ・サクリスタン(ダミアン)ほか
主題歌・挿入歌春はSA・RA・SA・RA / 長山洋子
公式サイトhttp://bitters.co.jp/magicalgirl/

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松山ケンイチそっくりさんがゆく!

音楽伝記映画は2010年代も沢山作られました。2010年代ベストの中でよく挙がる作品は『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』なのだが、私はロシアからやってきた不思議な作品『LETO』をオススメしたい。

本作はソ連アンダーグラウンドバンド《Кино(キノー)》を描いた作品でありながら、肝心な《Кино(キノー)》の楽曲は使われず、トーキング・ヘッズの『Psycho Killer』やイギー・ポップの『The Passenger』などを使ってミュージカルに仕立てあげている。おまけに主人公であるヴィクトル・ツォイはカザフスタ[続きを読む]

che bunbun

映画の伝道師

che bunbunさん

9位(56点)の評価

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シンデレラの靴がブラジャーに!!

ドイツ人の監督がアゼルバイジャンで、ユーゴスラヴィア、スペイン人、フランス人、タタールスタン人、ルーマニア人等が画面を縦横無尽に駆け回るサイレント映画。グローバル化グローバル化と言いつつも、世界は国籍/人種で断絶してしまっている中、自然体で多国籍映画が作られた。

シンデレラの靴をブラジャーに変えた話という出オチ感満載な作品ながらも、サイレント映画時代のショットの切り返しによるスリルの演出、そしてドニ・ラヴァンの得意技であるグニャっとした身体的動きによる面白さが映画全体に行き渡り映画観賞が持つ多幸感を最大限に引き延ばしている。

そし[続きを読む]

che bunbun

映画の伝道師

che bunbunさん

10位(50点)の評価

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