1分でわかる「Fate」
TYPE-MOONの大人気ノベルゲーム・Fate
『Fate/stay night(フェイト・ステイナイト)』は、2004年に「TYPE-MOON(タイプムーン)」から発売されたビジュアルノベルゲーム。おもに描かれているのは、7組の魔術師(マスター)とその使い魔(サーヴァント)たちが、持ち主の願いを叶える“聖杯”を巡って争う“聖杯戦争”。選択肢によって3ルートに分岐し、全ルートで全サーヴァントの役割が異なる壮大なストーリーが特徴です。

Fate/stay night
(引用元: Amazon)
2006年に、ゲームを原作としたテレビアニメが放送を開始。その後もゲーム本編の各ルートや、スピンオフ作品のアニメ・映画が制作されるようになりました。現在も新作アニメや映画が製作され、2020年には劇場版最新作『Fate/stay night [Heaven's Feel] Ⅲ.spring song』が公開しました。
Fateアニメシリーズには人気作が多数
本編のプレイヤーなら一層楽しめるシリーズ
Fateのゲーム本編には、「fate」「Unlimited Blade Works(アンリミテッドブレイドワークス)」「Heaven's Feel(ヘブンズフィール)」の3ルートが用意されています。Fateの本編をアニメで楽しみたいという人は、先述したルート名が入ったアニメ・映画シリーズを観るのがおすすめです。それぞれメインで描かれるヒロインや、ストーリーの展開が大きく異なるので、ヒロインの好みやあらすじで見る順番を決めても楽しむことができます。
ゲーム内容を知らなくても楽しめるスピンオフも◎
本編のルートを映像化したアニメや映画のほかに、スピンオフ作も多数展開されています。stay nightの10年前を描いた『Fate/Zero』(2011年)や、本編のキャラ「イリヤスフィール・フォン・アインツベルン」が魔法少女になるコメディ『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』(2013年)シリーズ、“FGO”で親しまれるアプリを元とした『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』(2019年)など、ゲーム本編を知らなくても面白い作品がほかにも盛りだくさん!
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士郎の「正義」が問われる聖杯戦争
『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』は、魔術師と英霊が万能の願望機「聖杯」を巡り戦いを繰り広げるダークファンタジーのバトルアクションです。主人公の衛宮士郎は、過去の大災害で全てを失った経験から、「正義の味方」になるという理想を抱き、聖杯戦争に巻き込まれていきます。偶然召喚した剣の英霊セイバーと共に、過酷な戦いの道を歩みます。
物語の核となるのは、士郎の同級生でありマスターの遠坂凛と、凛が召喚した弓の英霊アーチャーです。彼らは士郎の「正義の味方」という理想に対し、時に厳しく、時に優しく問いかけ、その信念を揺るがします。中でも、第20話「Unlimited Blade Works」では、士郎とアーチャーが激しい剣戟を繰り広げ、互いの理念をぶつけ合う哲学的な対話が圧巻です。無限の剣製の中で繰り広げられる死闘は、視聴者の胸を強く打つことでしょう。
ufotableが手掛けた映像は、魔術のエフェクトから英霊たちの宝具に至るまで、細部にわたるこだわりが光り、ハイスピードな戦闘シーンは視聴者を釘付けにします。その圧倒的な映像美は、まさに劇場級の映像体験を提供しています。Fateシリーズ特有の緻密な設定は、物語をより奥深いものにしていますが、初めて触れる方には少し複雑に感じる人もいるでしょう。
▼こんな人におすすめ
・原作の凛ルートや遠坂凛が好きな人
・登場人物たちの信念がぶつかり合う、骨太な人間ドラマに触れたい人
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