ランキング結果をSNSでシェアしよう
Twitterでシェアランキング結果
1位峠の釜飯
Tōge no Kamameshi.jpg by Conveyor belt sushi / CC BY
高崎市制100周年と日本国・オランダ王国国交樹立400周年を記念する味に舌鼓が止まりません
現在、私が住んでいる東京都内ではあまり知られていないようですが、群馬県高崎市発祥の「B級グルメ」として、県内外の多くのグルメマニアから好評いただいている料理です。
高崎オランダコロッケは、2000年に開催された高崎市制100周年記念事業ならびに日本国・オランダ王国国交樹立400周年記念事業「オランダフェスタin高崎」で開発・発表された料理です。
一般的な精肉店やスーパーで販売されているコロッケは、平べったい形をした物がほとんどですが、この高崎オランダコロッケは時代劇に登場する「米俵」のような形をしています。形も一般的なコロッケと異なっていますが、その中身も特徴的です。潰したジャガイモの他に、群馬県内で生産されたチーズとベーコンとパセリ等が入っており、コロッケにかぶり付くと口の中に溶けたチーズとベーコン、パセリ等の芳醇な味わいが広がってきます。
私は館林市の正田醤油を少しかけて食べるのが好きです。
3位そば
三國そば
群馬県を代表する名湯「草津温泉」の名物として、群馬県民だけではなく、県外から観光・湯治でいらっしゃる方々にも大人気の料理です。
熱い湯で茹でられた蕎麦の歯応えと良質な香りもさる事ながら、この料理の大きな特徴的の1つとして、大きな平たいお皿に盛り付けられた蕎麦のボリューム(重量)に度肝を抜かされます。盛り付けられた蕎麦のボリューム(重量)と反比例して、とても安価な値段で腹一杯料理を楽しめる事も魅力です。蕎麦のつけ汁は複数の種類があり、自分の好みに合った物を選ぶ事が出来ます。
「日本三大うどん」に数えられる究極・至高の味と歯応えです。
香川県の「讃岐うどん」、秋田県の「稲庭うどん」と共に「日本三大うどん」に数えられる究極かつ至高のうどんです。
草津温泉と双璧を並べる名湯「伊香保温泉」の名物料理として、日本全国から愛されている味と歯応えを持っていると私は考えます。太めの麺に秘められたツルツルっとした食感とコシのある歯応えが何とも堪りません。
私は蕎麦好きなので「三國蕎麦」を第3位に挙げましたが、もし「三國蕎麦」が草津温泉で発明されていなければ、間違いなく「第3位」に推挙していました。
余談ですが、高崎市に住む私の甥っ子(妹の息子で3歳児)が「水沢うどん」の大ファンで、自動車に乗って地元の大型ショッピングモールへ行くたびに、買い物カゴに黙って「水沢うどん」の袋をたくさん入れるそうです。
5位焼きまんじゅう
甘くて濃厚な味噌ダレの香りを嗅ぐたびに、ヨダレが滝のように流れます。
蒸した饅頭を竹串に刺し、黒砂糖と水飴を入れて甘く濃厚な味付けにした味噌ダレをその饅頭の裏・表に塗って、程よい焦げ目が付くまで火に通して食す料理です。前橋市、桐生市、伊勢崎市など中毛・東毛地域の名物料理として地元では知られています。
焼き饅頭の温度が冷めてしまうと水分が抜けて固くなってしまうと云う弱点がありますが、焼き立ての物は甘くて濃厚な味わいをしており、香ばしく、大変柔らかい歯応えです。焼き饅頭を地元の名物料理と掲げている伊勢崎市では、毎年1月の初市の時に、「上州焼き饅祭り」を開催しています。
昭和の時代から受け継ぐ古き良き駅弁の味
群馬県安中市発祥の「峠の釜飯」は、蒸気機関車が主流であった時代から親しまれている駅弁です。
米、鶏肉、ささがき牛蒡、椎茸、筍、うずらの卵などを益子焼きの釜(器)に入れ、薄い醤油味の出汁で炊き上げた弁当の味わいは、舌鼓が止まらないほどの美味しさです。巷では、鉄道の車内で食べるのが一番美味しいと言われていますが、旅のお土産として自宅に持ち帰り、朝・昼・晩の食事として食卓に並べるのも乙であると私は考えます。