1分でわかる「深作欣二」
1961年に映画監督デビュー
深作欣二(1930~2003年)は、茨城県出身の映画監督。1953年に東映に入社し、ドラマ制作の現場で腕を磨きます。映画監督デビューは1961年で、千葉真一の初主演作品となった『風来坊探偵 赤い谷の惨劇』でのことでした。その後、深作と千葉は、監督と役者、そして盟友として、いくつものヒット作を生み出していきます。
深作欣二監督の代表作
ヤクザ映画の金字塔『仁義なき戦い』シリーズ
深作欣二監督作品を語るうえで『仁義なき戦い』シリーズ(1973年~)は欠かせません。歴代の暴力団抗争において最も多くの血が流れた「広島ヤクザ戦争」を題材にした作品。名優・菅原文太を主演とした、深作監督オリジナル5部作と深作新シリーズと呼ばれる3作が公開されました。緻密なストーリーと個性豊かな登場人物が魅力で、「ヤクザ映画の傑作」と称されています。
ほかにも見逃せない名作映画が盛りだくさん
『仁義なき戦い』以外にも数々の名作を生み出した深作監督。古くは、千葉真一と沢田研二を主演に迎えたアクション映画『魔界転生』(1981年)、2人の俳優とその間で揺れ動く女優の姿を描いた『蒲田行進曲』(1982年)。晩年では、過激な暴力描写で話題となった『バトル・ロワイアル』(2000年)と遺作となったその続編『~Ⅱ 鎮魂歌』(2003年)が有名です。
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これぞ映画。
これぞ映画。でも、所詮は映画。今まで見てきたもの全てが最後のヤスの階段落ちのシーンのために。実はとてもメンタルの弱い銀ちゃんに比べて、我慢強く真っ直ぐなヤスは本当は怖くても恩のある銀ちゃん。大好きな小夏のために映画を良くする一心で決死の階段落ちをする。でもクライマックスの階段落ちのシーンはえ?っていうくらいあっさりしている。視聴者の思いを裏切るくらいに。最後のシーンで完全に裏切っているように。でもこれが映画なんです。映画なんてこんなもんなんです。こんなもんのために命かけて、人生かけてやるんです。だからこんなもんで人は心が揺さぶられるんです。本当に素晴らしい映画です。何度でも見ます。
三文役者さん
1位(99点)の評価