1分でわかる「新書」
持ち運びサイズと多彩なジャンルが魅力の新書
新書とは、新書判(173×105mm、およびそれに近い判型)の本・叢書。新書サイズの小説(ノベルズ)を含む場合もありますが、主にノンフィクションを扱うものを指すことがほとんどです。新書がはじめて登場されたのは1938年のこと。イギリスで安い値段で購入できる紙表紙の本(ペーパーバックス)がブームとなり、それを手本に岩波文庫が刊行したのが始まりとされています。そして、当時の筆者による書き下ろしを中心とした教養書・科学書が次々と販売されるようになり、手頃な値段から学生や知識人を中心に広がりました。現在も歴史・文学・科学・ビジネスなどさまざまなジャンルの新書が発行されており人気を集めています。
今まで読んでいなかったのを悔いる一冊。
新書でありながら40年近くの年月を経て尚この面白さ。
議論や会話の中から生まれる強弁、詭弁を見破っていくスタンスや
言葉あそびがとても面白い。
『simple読書会』主催者
simple読書会 前田さん
1位(100点)の評価