1分でわかる「池田理代子」
67年デビュー、漫画家・池田理代子
池田理代子は1947年12月18日生まれの漫画家。生活費を稼ぐために漫画を描き始めた彼女は貸本屋向けの出版社で3年ほど下積み生活を送り、1967年に「バラ屋敷の少女」でデビューを果たしました。また、その芸術的才能はマンガだけにとどまらず、45歳で東京音楽大学の声楽科に入学。卒業後、オペラ歌手としてコンサートや講演会に出演し、2005年には歌曲のCDをリリースするなど幅広く活動をしています。
池田理代子の作品
名門女子高の社交クラブを舞台に描かれた「おにいさまへ・・・」(1974年)、ドイツの音楽学校で出会った若者3人の物語「オルフェウスの窓」(1975年)、若き英雄、ナポレオン・ボナパルトの生涯を記した「栄光のナポレオン‐エロいイカ」(1986年)、代表作「ベルサイユのばら」の「ベルばらKids」(2005年)など、優美なキャラクターが魅力的な作品が多いです。
名作「ベルサイユのばら」
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ベルサイユのばら(漫画)
(引用元: Amazon)
1972年から約1年、週刊マーガレットで連載され、40年以上経った今でも数多くのファンに親しまれている作品登場キャラクターの四コマ作品「ベルサイユのばら」。宝塚歌劇団でも1974年を初演に、45年もの間公演されています。男装の麗人・オスカルと王妃マリー・アントワネットの美しくも儚い人生を描いた物語で、読者の心を魅了しています。
不滅の名作!
出会いは小学生の頃、アニメで見てオスカルに恋をした。切ないという気持ちを初めて知った。それから、漫画で繰り返して読んでは涙し、宝塚で何作品も観て更にどっぷりハマった。アニメ、漫画、舞台それぞれ世界観は異なるのに不思議とどれも違和感がない。設定はかなり無理があり不自然なのに、全ての登場人物に感情移入できる。池田理代子の才能ゆえだと思う。
cococoさん
1位(100点)の評価
ベルバラでフランス革命を知りました
池田理代子作品の代表作でありフランス革命のことをよく知ることができたのはベルバラのおかげです。マリーアントワネットの生涯を知ることもでき個人的にはオスカルのアンドレの悲しい恋愛を子供ながらに悲しい気持ちになりながら読みました。
ヒナコさん
1位(100点)の評価