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赤坂美附さんの「和菓子の種類ランキング」

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更新日: 2020/10/06
赤坂美附

マーケティングプランナー|和菓子ソムリエ

赤坂美附

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まえがき

私の和菓子好きの起源は、桜餅です。

小さい頃は、桜の葉が苦手で剥がして食べて母に怒られていましたが、
大人になると、桜の葉の味が解るようになり、
今ではしっかり味わいます。

素材がシンプルでヘルシーな和菓子。
華やかで優しい色合いで心癒される和菓子。


皆さんの好きな和菓子はなんですか?

ランキング結果

1桜餅

桜餅

桜餅(さくらもち)は、桜にちなんだ和菓子であり、桜の葉で餅菓子を包んだもの。雛菓子の一つでもあり、春の季語である。

最も春を感じる和菓子

和菓子は季節に密接なお菓子ですが、中でも「桜餅」は、塩漬けした桜の葉と共に、春の香りも一緒に楽しむ和菓子です。

桜餅には2種類ありますが、春らしさをより感じるのは、何と言っても「道明寺」。八重桜のようなぽってりとした桜色の道明寺粉のもっちりとした餅皮の中に、たっぷり餡が入っているにもかかわらず、桜葉のほんのり塩気で爽やか。甘味と塩気が一緒になった、絶妙な和菓子です。

桜餅、私は断然こし餡派です。

和菓子のキング

大福の始まりは江戸時代。茹でた豆をお餅にまぶし餡をくるみ、腹持ちの良さが評判となり、広まりました。出来立てのモチモチも美味しいけれど、ちょっと固くなったら焼いても美味しい。バニラアイスを添えてると、また一味変わります。豆大福は変幻自在の和菓子です。

東京の三大豆大福と言われる老舗の大福は、
原宿の瑞穂、護国寺の群林堂、泉岳寺の松島屋。

箱詰めの豆大福は、粋な手土産のひとつです。

3練り切り

練り切り

練り切り(ねりきり)とは、和菓子の一つ。白あんに砂糖、山の芋やみじん粉などのつなぎの食材を加え、調整し練った練り切りあん(白あん)を主原料とする生菓子を言う。この白あんに色合いを付け、四季折々の植物や風物詩をかたどる繊細な細工をほどこし、祝儀や茶席で使う上生菓子が多い。 正しい名前は練り切りあんと言い、一般的には略称で練り切りと呼ばれる。生地は他の菓子類の材料としても用いるが、完成した製品も練り切りと呼ぶため留意が必要である。

和菓子の極み。

丁寧にこした白あんに求肥や山芋を加えて練り上げ、花鳥風月を表現する和菓子。この美しさと繊細な甘味は、世界中で唯一無二ではないだろうか?と思うほど、卓越した日本文化の極みです。

四季の移り変わりを知らせる、とても華やかな伝統菓子ですが、上品な白あんの甘味は、珈琲にもよく合います。洋菓子よりも素材はシンプル、そして何と言ってもヘルシー。

美容・健康が気になる方、ティータイムのお供は、ケーキよりも練り切りデス!

4みたらし団子

みたらし団子(みたらしだんご、御手洗団子)は、砂糖醤油の葛餡をかけた串団子(焼き団子)である。 醤油だれ団子、あるいは、焼き団子ともいう。単にみたらしとも言い、丁寧語ではおみたという。甘辛いみたらし団子を指して醤油だんごと言う地域も多い。 一般的な醤油味の焼き団子は「醤油だんご」を、岐阜県飛騨地方の醤油だんごについては「みだらしだんご」(濁点に注意)参照。

お団子の数は、関西5つ、関東4つ。

京都・下賀茂神社が起源と言われる、みたらし団子。
炭焼きした団子にからむタレが香ばしい串団子は、関西と関西で数が違います。
5つの方がお得と思いきいや、1個の大きさは関東の方が少し大きいです。最近ではみたらしのタレを団子の中に入っている一口サイズもありますね。

私が好きなみたらし団子は日本橋榮太樓サン。
カツオの出汁が効いたみたらし、最高です♪

5琥珀羹

琥珀羹

引用元: Amazon

琥珀羹(こはくかん)は、煮て溶かした寒天に砂糖や水飴などの甘味を加え、固めた和菓子。単に"琥珀"と呼んだり、"琥珀糖"(こはくとう)、"琥珀菓子"とも言う。別名錦玉羹、または金玉羹(きんぎょくかん)。 クチナシの実で透明の寒天を琥珀色に着色することもあったため、この名が付いた。江戸時代は金玉羹の名称の方が一般的であった。 琥珀羹は透明感のある質感を生かし、練り切りなどを内部に含んで、水や川、空、夜空などを表現し、豊かな表現性を持つ和菓子として、主に夏場に多くの店頭で見られる。

上品な寒天菓子

寒天に砂糖や水雨、小豆などを加えて固め、焙炉などを使用して乾燥させたもの。外側に薄く張る砂糖と美しい透明感のある菓子の様子が宝石の「琥珀」に似ていることから着いた名称。

アイスコーヒー・アイスティなど、夏のティータイムによく合います。
ゼリーよりもあっさりと、サラッとした甘さの菓子。

最近では、大垣市・お菓子つちやサンのカラフルな琥珀「みずのいろ」がSNSでも話題となり、密かな琥珀ブームです。

おはぎブーム到来です

うるち米ともち米を蒸して粒が残る程度につき、餡でくるんだもの。

こし餡、粒あん、きなこ、ごま、ずんだ、栗餡と、おはぎは多種多様。
菓子というより、お食事の満足感ですね。

最近、巷ではおはぎブームが。
こし餡を花のようにデコレートした東京・桜新町の「タケノとおはぎ」がブームの火付け役になりました。

7ゆべし

ゆべし

ゆべし(柚餅子)とは、柚子ないしクルミを用いた加工食品あるいは和菓子の一種。

東日本は胡桃、西日本は柚子

全国的に製法は異なるそうですが、もともとは醤油と黒砂糖を使用し、半年~1年、日陰で乾燥させて作った保存食。その保存食がいつからか持ち歩かれるようになり、和菓子となりました。

醤油+黒砂糖という煮物の調味料?と思うほど素朴な素材の中に、胡桃があるだけで、ちょっと贅沢な気分になりませんか。

8羊羹

羊羹

羊羹(ようかん)は、一般には小豆を主体とした餡を型(羊羹舟)に流し込み寒天で固めた和菓子である。 寒天の添加量が多くしっかりとした固さの煉羊羹(ねりようかん)と、寒天が少なく柔らかい水羊羹(みずようかん)がある。また、寒天で固めるのではなく、小麦粉や葛粉を加えて蒸し固める製法もあり、これは蒸し羊羹と呼ばれる。単に「羊羹」と称した場合は煉羊羹を指す事がある。

意外な由縁、羊羹の「羊」は、羊スープの煮凝りから。

お茶席から駄菓子まで、日本中で愛される和菓子の羊羹ですが、、
名前の由来は、羊のスープの煮凝り。禅僧が中国から伝えたと言われています。

あんこを寒天で固めた羊羹。
老舗「とらやの羊羹」は落語にも出てくる王道和菓子ですが、、

最近では、東京・池上 wagashi asobiサンの「ドライフルーツ入り羊羹」が話題になりました。個人的に、阿佐ヶ谷・結人の「ラム酒と黒糖羊羹」もおすすめです。

粛々と変貌する、羊羹。今後も楽しみです。

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