愛と死の記録の詳細情報
制作年 | 1966年 |
---|---|
上映時間 | 92分 |
監督 | 蔵原惟繕 |
脚本 | 大橋喜一、小林吉男 |
メインキャスト | 吉永小百合(松井和江)、渡哲也(三原幸雄)、芦川いづみ(近所の娘)、浜川智子(ふみ子)、中尾彬(藤井)ほか |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
参考価格 | 4,180円(税込) |
愛と死の記録がランクインしているランキング
感想・評価
全 1 件を表示
泣ける映画ランキングでの感想・評価
制作年 | 1966年 |
---|---|
上映時間 | 92分 |
監督 | 蔵原惟繕 |
脚本 | 大橋喜一、小林吉男 |
メインキャスト | 吉永小百合(松井和江)、渡哲也(三原幸雄)、芦川いづみ(近所の娘)、浜川智子(ふみ子)、中尾彬(藤井)ほか |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
参考価格 | 4,180円(税込) |
全 1 件を表示
吉永小百合と渡哲也による純愛映画
昭和41(1966)年、戦後21年目の夏に、日活が製作した「愛と死の記録」は、昭和20(1945)年8月6日、広島に投下された原爆により、4才で被曝をしてしまった渡哲也さんの主人公と、その恋人・吉永小百合さんの、美しくも切ない愛を描いた作品です。
大江健三郎さんの「ヒロシマ・ノート」を原作に、蔵原惟繕監督がドキュメンタリータッチで、戦後21年目の若い恋人たちを生き生きと描いています。当初は浜田光夫さんが演じる予定でしたが、怪我をして休養したため、渡哲也さんが代役を演じて、これが映画における渡さんの代表作となりました。
印刷工場で働く、健康そのものの青年・三原幸雄(渡哲也)は、ある日、レコード店につとめる松井和江(吉永小百合)と恋に落ちるが、原爆症を発症してしまう。永遠の愛を信じる和江と、10年先の自分をイメージすることができない幸雄の悲恋は、戦争がもたらした悲劇を、ぼくたちに突きつけてきます。
この作品がきっかけで、吉永さんは平和活動を始めることになりました。渡哲也さんにインタビューをしたときに「自分の代表作の一つ」とこの作品について語ってくれました。
娯楽映画研究家
佐藤 利明さん (男性・60代以上)
2位(90点)の評価