つばさとホタルの詳細情報
作者 | 春田なな |
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ジャンル | 少女漫画 |
出版社 | 集英社 |
連載 | りぼん(2013年9月号〜2017年12月号) |
巻数 | 全11巻 |
『つばさとホタル』は春田ななによる日本の漫画作品。『りぼん』(集英社)2013年9月号から2017年12月号まで連載された。単行本既刊11巻(完結)。 この作品を原作としたアニメ作品が「りぼんフェスタ2014」で公開され、テレビ東京系「おはスタ」内でも放送された。 (引用元: Wikipedia)
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感想・評価
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りぼん漫画ランキングでの感想・評価
学園漫画ランキングでの感想・評価
けなげ女子、バスケ部で花開く
春田ななさんは中学生デビューで注目され、それからりぼんの看板としてゆるぎない人気を集めてきましたが、私はそんなに好きではありませんでした。絵は好きなので、コミックスはずっと買っています。
彼女の描く主人公は自分勝手な子が多く、自分が不利になると感じたらごまかしたり逃げたり、好きな子に八つ当たりしたり。それが中高生のリアルである、と言われればそれまでなんだけど、でもなあ…と思ってたのです。
ところが、この作品からガラリと変わります。主人公も、相手の男の子もすごいいい子なのです。
主人公のつばさは思い込んだら命がけ、好きな相手に対して重いアプローチをしてしまう女の子。しかし友達の友梨ちゃんに誘われバスケ部のマネージャーになるとその「重さ」が「甲斐甲斐しさ」に変化。男バスのみんなに驚かれます。
同じ一年生男子たちと仲良くなりますが、その中で背は低いけど一生懸命バスケに打ち込むアッキーが好きになります。
アッキーは言葉が少なくてシャイですが、とてもやさしい男の子。
二人の距離は近づきそうで、でも、お互いがお互いを想うばかりにそうもうまくいかなくて。さらにイケメンの鳥羽がつばさを好きになりちょいちょい邪魔をするので大変なことに。
でもつばさは、アッキーをひたすらに応援しつづけるのです。
自分をごまかさない。相手を大事に思う。ただそれだけの事。
それだけで主人公は光る。
もともと絵は抜群にきれいだった春田さん。その絵と話がようやく釣り合ったなと思った作品です。
この後の「6月のラブレター」も主人公がいい子でよい作品です。
あと話とは関係ないかもなのですが、春田さんには他のりぼん作家が持っている「オタク性」がないんですよね。
少女漫画マイスター
ミバリさん (女性)
7位(67点)の評価