HUNTER×HUNTER(漫画)の詳細情報
作者 | 冨樫義博 |
---|---|
ジャンル | 少年漫画 |
出版社 | 集英社 |
連載 | 週刊少年ジャンプ(1998年14号〜) |
参考価格 | 484円(税込) |
全 71 件中 1 〜 20 件を表示
休載はファンへの試練w
はりめぐらされた伏線や大容量のセリフや文字など、マンガ好きの方以外にはちょっとおすすめしにくいですが、それでもいろんな人に読んでほしい作品。ジョジョの奇妙な冒険シリーズで出てきた「スタンド」で超能力の可視化がされて以降いろいろな作家さんがバトル漫画を描いてきましたが、この作品より細かく色々設定された作品は未だに見たことがありません。
ただ、これから読む人向けは注意!現在も継続中のHUNTER×HUNTERですが、作者の富樫先生は一巻単行本を出すと1年ぐらい休載する傾向にあるので、一気見しないでじっくり読むことをお勧めしますw
超スロー連載
この漫画家の読ませる力は天下一です。気が付けば何度も何度も読みふけりながらもなぜか新鮮に読むことができる、私のような貧乏人には最高の漫画です。
力が強いのも戦いにおいて大切なこと、技術があることや才能も大事!しかし能力の強さも関係するが、それが絶対的なことではない。
上手く書けませんが、強い奴が強いって単純なバトルはあまりなく、読んだ後に考えさせられる不思議なバトルも多かったです。
もちろん単純明快なスカッとしたバトルもあります。
読むたびに感じる残酷なシーンや結末も、この漫画の魅力の一つですね。
お気に入りのキャラが衝撃的に死ぬのもこの漫画ならでは・・・
連載はしていますが長期間の休載もこの漫画家の特徴です。
ふざけんな!って思いながらもここまで凄い漫画書くにはそれ相応の時間がいるのかもしれないと思わせる凄い漫画です。
欲しいモノがあるんだ
作品全体で観れば、エモさというものを感じる漫画ではないが、あるシーンの一連の流れととある登場人物のセリフが最後にエモかった。
主人公のゴンとその父親、ジンが世界樹のテッペンで語らうシーン。父と子が初めて真面目に2人で会話するシーンである。
ゴンは父であるジンに聞く。
「ジンが欲しい物って何?」
ジンはこう答える
「オレが欲しいものは今も昔も変わらない 目の前にない”何か”だ」
そして、ジンが若い頃に調査をしたある遺跡の話を引き合いに出す。
ジンは遺跡の王墓を調査するべく、特定非営利法人を設立。そして遺跡を無償で調査したいメンバーをネットで集める。
メンバーのバックボーンは様々で、遺跡の真実を知ることができるなら金や名誉はいらない変人たち。
ついに遺跡の調査をして王墓の真実を知ることができたが、ジンが一番嬉しかったのは知りたかった王墓の真実ではなく、調査を共にしたメンバーたちと顔を見合わせて握手をしたことだった。
そしてジンは言う。
「大切なものは欲しいものより先にきた」
「ほしいものより大切なものがきっとそっちにころがってる」
「道草を楽しめ 大いにな」
エモすぎる。
ジンを探し出すというゴールを目指して、ハンターになり、旅を続けてきたゴン。
ジンを探す過程で得た、キルアやクラピカ、レオリオといった仲間たちや様々な経験こそ、ジンを見つけることよりも大切なことだったと。
関連しているランキング
関連しているアイテム
似ているアイテム
関連しているタグ
みんランで人気のランキング




「漫画」タグで人気のランキング




緻密に練られたストーリー
ゴンという主人公がハンターになって父親に会うという話です。この父親に会うために色々なことが起こるのですが、その話がめちゃくちゃ面白いです。途中、幻影旅団という盗賊が出てくるのですが敵なのにとても魅力的でメインキャラクターたちより人気がある感じです。その幻影旅団とクラピカが戦う因縁の話が一番熱いです。
ネバーさん(男性・30代)
3位(75点)の評価
34いいね