殺人の追憶の詳細情報
制作年 | 2003年 |
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上映時間 | 130分 |
監督 | ポン・ジュノ |
脚本 | ポン・ジュノ、シム・ソンボ |
メインキャスト | ソン・ガンホ(パク・トゥマン)、キム・サンギョン(ソ・テユン)、キム・レハ(チョ・ヨング)、ソン・ジェホ(シン・ドンチョル)、ピョン・ヒボン(ク・ヒボン)ほか |
制作 | ノ・ジュンユン、チャ・スンジェ |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
動画配信サービス | U-NEXT:配信中 Amazon Prime Video:配信中 Netflix:なし Hulu:なし |
参考価格 | 1,320円(税込) |
『殺人の追憶』(さつじんのついおく、原題:살인의 추억)は、2003年に公開された韓国のサスペンス映画。軍事政権下で比較的治安のよかった1980年代後半に発生し、10人の犠牲者を出しながら未解決となった華城連続殺人事件を元にした戯曲の映画化作品。(引用元: Wikipedia)
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実話をモチーフにしている
2003年公開と少々古い映画だが実話をモチーフにした映画であり、世界中で話題になった映画パラサイトの監督であるポン・ジュノ、主演俳優ソン・ガンホの作品なので殺人の追憶を知らない人にも見てほしい作品の一つ!
また実話系が好きな人にもオススメ。
冗談混じりな雰囲気から話が進むにつれシリアスな雰囲気になりどんどん引き込まれて観てしまうような展開で進むポン・ジュノ監督ならではの映画だが、後味は悪い系。
だがこの後味の悪さが気になって忘れられず最初から見直してみたくなる。
935⭐︎さんの評価
実在の事件を題材にした、韓国映画の傑作
実際に起きた未解決事件(2003年公開当時)をもとに制作された韓国映画で、「パラサイト 半地下の家族」の監督であるポン・ジュノの代表作である。実際の事件は2019年に犯人が逮捕された。1986年から1991年、華城市で女性が殺害される連続殺人事件が発生する。地元のベテラン刑事トゥマンとソウルから来た刑事テユンは、事件の真相に迫ろうとするが、真相は闇へと向かっていく。
作品の背景に広がる軍事政権下の影が色濃く、当時の人々の暗さを表している。ソン・ガンホは自然な演技で、熱血漢ではあるが経験と勘に頼っていた田舎刑事トゥマンが、若くて知的でアメリカでの実績もあるテユンと組んでいる間に刺激を受けて、刑事として生まれ変わっていく姿を描いているのが素晴らしい。しかしトゥマンとテユンの事件解決への執念が観客に伝わってくるからこそ、未解決で終わってしまうことでエンディングの怖さと寂しさが増してくる作品である。
すずりん⁂さんの評価
これが韓国映画にはまった一作目
ソンガンホさんの演技は自然で実際に起こっている事件をそのまま画面と通してみているよう。作り物であることを忘れてしまうからそれが本当に恐怖を感じる。犯人を捕まえてやるという執念・気迫が伝わってきてこちらも感情移入してしまった。本当に犯人許せない。
はじめの3歩さんの評価
ソンガンホの顔力(かおぢから)炸裂
ラストシーン、主役であるソンガンホがこちら側を見つめるカットで映画は終わります。
その悲しそうな怒りをたたえた表情は、他の誰にもまねできない絶妙な顔。
ソンガンホの個性的な顔立ちのエネルギーが炸裂している屈指の名シーンです!
PMSティさんの評価
『パラサイト』のポン・ジュノ✖️ソン・ガンホ初タッグのミステリー
今やアカデミー賞監督のポン・ジュノが初めてソン・ガンホと組んだ実話がベースの犯罪ミステリー。韓国で大ヒットはもちろんのこと、東京国際映画祭アジア映画賞を受賞。しかも音楽は『レッドクリフ』『血と骨』など世界的に活躍する岩代太郎が担当。
韓国の田舎町で若い女性の変死体が相次いで発見されます。担当することになった2人の刑事は、雨の日に犯行に及ぶのではないかと突き止めるのですが、捜査は難航するばかり...。
時効を迎えた韓国で実際に起こった未解決連続事件の映画化であり、最近、犯人ではないかと顔写真が公表されたのも、映画が起こしたムーブメントの一つ。残忍極まりない犯行の数々の中で、ソン・ガンホ演じる刑事のコミカルさが重厚な画の中にピリリと輝きを与えています。
雨の音、画の表現力、役者を捉えるカメラ、どれもが力強く、ポン・ジュノ監督の突き抜けた才能を感じずにはいられない映画なのです。
映画パーソナリティ
伊藤 さとりさん (女性)
1位(100点)の評価