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良いアニメ映画とはこういう作品のことを言うのだろうな、と。大人になるにつれ忘れゆく、本当にやりたいことの形。世間の視線や評価、誰の気持ちをも知らない神の子だったあの時、私は何を願っていただろうか。終盤になるにつれフジコのあの言葉が光り輝く。「もったいないの!じっとしていられなくって!!」どこか24年の「きみの色」のようなテーマ性を持つ本作だが、それとは違う独自性がある。それは主人公の立ち位置だ。おそらく多くの物語で観客は主人公に移入し感動を覚える。それは本作も同じだが、観客への向き合い方がかなりトリッキーだ。中盤、終盤となるにつれ、カメラは千鶴にフォーカスとライトを当て、その影をフジコを使って演出している。内気ながらやりたいことに邁進する千鶴。明るい性格だがやがて理想とのギャップに落ち込んでいくフジコ。対照的な二人の登場人物とその性格の中に、映画と観客の関係性のようなものを構築し、「隣の同世代の眩しさにやられた…それに比べて私は…」というプロットに尋常じゃないレベルのリアリティを生み出すことに成功している。こんな主人公の使い方、少なくとも私が観てきた中では初めてだ。言葉の設計士・脚本家吉田玲子と画の設計士・演出家谷口悟朗による超トリッキーかつ、最も普遍性を感じられる見事な演出は、他作品との良い差別化になっている。色々書いてきたが観てもらった方が早い。上記の文章を読んでもらえばわかるが、この作品の魅力を全て言語化するには私のボキャブラリーと文章力が足りなさすぎる(笑) はっきり言えるのは、夢を追う自由はすぐそこにあるということ、主人公の使い方がトリッキーであるということ。そして谷口氏の、オリジナルアニメへの愛と執念を感じられる挑戦的な一作であったということだ。近年の流行の波に呑まれることなく、自分たちがやりたいことを最後までやりきった制作陣に敬意を表したい。
アニメ好きなスライムアイコンの人
Kekeさん(男性・20代)
5位(50点)の評価
進撃の巨人(アニメ)
コードギアス 反逆のルルーシュ(アニメ)
鬼滅の刃(アニメ)
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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(アニメ)
ONE PIECE(アニメ)
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HUNTER×HUNTER(マッドハウス版)
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どうして空の広さに気づかなかったんだろう
良いアニメ映画とはこういう作品のことを言うのだろうな、と。
大人になるにつれ忘れゆく、本当にやりたいことの形。世間の視線や評価、誰の気持ちをも知らない神の子だったあの時、私は何を願っていただろうか。
終盤になるにつれフジコのあの言葉が光り輝く。
「もったいないの!じっとしていられなくって!!」
どこか24年の「きみの色」のようなテーマ性を持つ本作だが、それとは違う独自性がある。それは主人公の立ち位置だ。おそらく多くの物語で観客は主人公に移入し感動を覚える。それは本作も同じだが、観客への向き合い方がかなりトリッキーだ。中盤、終盤となるにつれ、カメラは千鶴にフォーカスとライトを当て、その影をフジコを使って演出している。内気ながらやりたいことに邁進する千鶴。明るい性格だがやがて理想とのギャップに落ち込んでいくフジコ。対照的な二人の登場人物とその性格の中に、映画と観客の関係性のようなものを構築し、「隣の同世代の眩しさにやられた…それに比べて私は…」というプロットに尋常じゃないレベルのリアリティを生み出すことに成功している。こんな主人公の使い方、少なくとも私が観てきた中では初めてだ。言葉の設計士・脚本家吉田玲子と画の設計士・演出家谷口悟朗による超トリッキーかつ、最も普遍性を感じられる見事な演出は、他作品との良い差別化になっている。
色々書いてきたが観てもらった方が早い。上記の文章を読んでもらえばわかるが、この作品の魅力を全て言語化するには私のボキャブラリーと文章力が足りなさすぎる(笑) はっきり言えるのは、夢を追う自由はすぐそこにあるということ、主人公の使い方がトリッキーであるということ。そして谷口氏の、オリジナルアニメへの愛と執念を感じられる挑戦的な一作であったということだ。近年の流行の波に呑まれることなく、自分たちがやりたいことを最後までやりきった制作陣に敬意を表したい。
アニメ好きなスライムアイコンの人
Kekeさん(男性・20代)
5位(50点)の評価