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眩しかった青春に決着を
今回はもう感想じゃなくて5回目の視聴、2回目の観劇をした者の駄文of駄文、Top of 駄文をつらつら書くだけとなります。詳細な感想、魅力については「面白い映画ランキング」にある方の文をご一読ください。
でまあどうだったかと言いますと心・脳ボッロボロのズッタズタ。そして思ったより「衝撃」が足りない。そんな感じでした。じゃあ私は劇スに飽きたのか?劇スを嫌いになったのか?
そうではありません。そんなわけありません。
じゃあ何なんだろうと考えてたどり着いた結論は「もう私はすでに劇スを魂に完全に刻みきっていた」ということでした。そりゃまああんな台詞すらすら言えるし、脳内上映は数えきれないくらいしたし、映像の快楽と至高の映画体験の威力はもう十二分に浴びたと言って良い。“台詞はとうに馴染んでいる”んです。
知っていました。私は一刻も早く自分という役で自分事の舞台を、人生を生きていかなければならないことを。その覚悟がいつまで経っても決まらず、1年以上劇スに執着し続けていました。でももう、征かなければならないと、今回はっきりと自覚しました。
数えきれないほどのおやつを与えてもらいました。数えきれないほどの輝きを、感動を、夢を、希望を、可能性をいただきました。
もう迷いはありません。征きます。私だけの舞台へ。なります。夢を創る者に。
あとエルドラドも引きずりっぱなしなので早く完結させます。
最後に
やっぱりどうしても、2024年5月31日、あの劇場で18歳の時に観劇した劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライトは本当に本当に
眩しかった…………
2位新世紀エヴァンゲリオン(アニメ)

引用元: Amazon
話数 | 全26話 |
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制作会社 | GAINAX、タツノコプロ |
監督 | 庵野秀明 |
メインキャスト | 緒方恵美(碇シンジ)、三石琴乃(葛城ミサト)、林原めぐみ(綾波レイ)、宮村優子(惣流・アスカ・ラングレー)、石田彰(渚カヲル)、山口由里子(赤木リツコ)、立木文彦(碇ゲンドウ)、清川元夢(冬月コウゾウ)、山寺宏一(加持リョウジ)、関智一(鈴原トウジ)、岩永哲哉(相田ケンスケ)、岩男潤子(洞木ヒカリ)、結城比呂(日向マコト)、長沢美樹(伊吹マヤ)、子安武人(青葉シゲル)ほか |
公式サイト | https://www.evangelion.co.jp/ |
動画配信サービス | U-NEXT:配信中 Amazon Prime Video:配信中 Netflix:配信中 Hulu:なし dアニメ:なし |
放送時期 | 1995年 |
ロボットアニメの皮を被った現代人間論
2位輪るピングドラム(アニメ)

引用元: Amazon
世界で一番美しい御伽噺
監督・幾原氏による多彩な映像表現や演出は「ピンドラ」独特の世界観を構築しており、可愛らしい絵柄に反する重いストーリーは強烈に印象に残るものとなっている。
本作の背景にあるのは90年代という激動の時代。経済や身分の格差、大人からの抑圧、選ばれない子供たち… 30年経った今なお続く社会問題が描かれている。本作の視聴をきっかけにそのような問題への興味や関心が深まれば良いなと思う。
2位ピンポン THE ANIMATION

引用元: Amazon
「生きる」を描く傑作アニメーション
血が通い、四肢が伸び、縦横無尽に動き回れる。僕らはみんな生きている。そんな実感を求めて今日も明日も生きていく。
私も久しぶりに卓球をしたくなった。あの頃の楽しさや悔しさをもう一度味わいたくなった。生きていた実感がある、あの頃へ。
2位この世界の片隅に(アニメ)

引用元: Amazon
あらすじ・スト-リー | 18歳のすずさんに、突然縁談がもちあがる。良いも悪いも決められないまま話は進み、1944(昭和19)年2月、すずさんは呉へとお嫁にやって来る。呉はそのころ日本海軍の一大拠点で、軍港の街として栄え、世界最大の戦艦と謳われた『大和』も呉を母港としていた。見知らぬ土地で、海軍勤務の文官・北條周作の妻となったすずさんの日々が始まった。 |
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制作年 | 2016年 |
上映時間 | 129分 |
原作 | こうの史代『この世界の片隅に』 |
キャラクターデザイン | 松原秀典 |
監督 | 片渕須直 |
プロデューサー | 真木太郎 |
メインキャスト | のん(北條すず)、細谷佳正(北條周作)、尾身美詞(黒村径子)、小野大輔(水原哲)、岩井七世(白木リン)ほか |
主題歌・挿入歌 | みぎてのうた / コトリンゴ |
制作会社 | MAPPA |
公式サイト | https://konosekai.jp/ |
動画配信サービス | U-NEXT:配信中 Amazon Prime Video:配信中 Netflix:なし Hulu:なし |
この生活は生きている
映画を観た記録を残すためにも、その感想を伝えるためにも、とりあえずはいつも通り感想を書いて点数をつけるが、正直この作品を真っ直ぐに、“作品”として観て、ちゃんと批評することができない。批評すること自体、物凄く失礼なことなのではないかと感じる。この作品には血が通っている。“作り物”という感じが全くしない。生き生きとしたアニメーションと忠実な時代背景、目の前に広がる残酷な現実に対する当たり前で普通の反応。全部が本物で本当の生活にしか見えない。本当に凄い。ドキュメンタリーや資料映像などのリアリティとは桁が違う。
「物語」とは何なのか。「生き生きとした表現」とは何なのか。「アニメーション」とは何なのか。深く、とても深く考えさせられる作品、否、生活だった。
3位スパイダーマン:スパイダーバース

引用元: Amazon
あらすじ・スト-リー | ニューヨーク・ブルックリン。
マイルス・モラレスは、頭脳明晰で名門私立校に通う中学生。 彼はスパイダーマンだ。しかし、その力を未だ上手くコントロール出来ずにいた。 そんなある日、何者かにより時空が歪められる大事故が起こる。 そんな天地を揺るがす激しい衝撃により、歪められた時空から集められたのは全く異なる次元=ユニバースで活躍する様々なスパイダーマンたちだった━━━。(公式サイトより引用) |
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制作年 | 2018年 |
上映時間 | 117分 |
監督 | ボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマン |
メインキャスト | 小野賢章(スパイダーマン/マイルス・モラレス)、 宮野真守(スパイダーマン/ピーター・パーカー)、 悠木碧(スパイダー・グウェン/グウェン・ステイシー)、 大塚明夫(スパイダーマン・ノワール)、 高橋李依(ペニー・パーカー)ほか |
主題歌・挿入歌 | - |
制作会社 | コロンビア映画、ソニー・ピクチャーズ・アニメーション、マーベル・エンターテインメント |
公式サイト | http://www.spider-verse.jp/site/ |
跳べ、マイ・ロード
一人の平凡な少年が、覚悟を決め悪に立ち向かう様を一生懸命に描いたアニメーション超大作。
アメコミらしさ、3Dアニメーションらしさ、2Dアニメーションらしさを上手く融合した唯一無二の映像表現が自然と「スパイダーバース」の世界観を確立させており、スパイダーマンらしい命がけの肉弾戦でマイルスの決死の覚悟を見事に表現してみせた。
最初から最後まで一切飽きさせることがなく、隙のない、まさに名作と呼ぶに相応しい衝撃的な一作だった。
令和の世に放つ、エンターテインメント賛歌
3位ルックバック
“振り返る”
リアルとコミカルを行き来する独特の映像表現、伏線回収、そして息をのむクライマックス。あまりに凄すぎた。
クリエイターとは何か、何のために作るのか、何がクリエイターになにかを作らせるのか。その全てをたったの58分で描き切った傑作だ。
タイトルにもある「ルックバック」。自分を見失ったとき、“振り返って”みることは本当に大事だなと思った。
3位STEINS;GATE(アニメ)

引用元: Amazon
あらすじ・スト-リー | ここは、2010年夏の秋葉原。厨二病から抜け出せずにいる主人公・岡部倫太郎は、サークル「未来ガジェット研究所」で、何に役立つかもわからない、発明品を生み出す日々を送っていた。そんなある日、過去へメッセージが送れる機械「タイムマシン」を発明することに成功。しかし、タイムマシンを手にした興奮と過去への好奇心によって、岡部は巨大な悲劇に巻き込まれてしまう……。悲劇を回避するべく過去と現在を行き来するなかで、運命の歯車が時を刻み始める! |
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話数 | 全24話 + SP1話 |
制作会社 | WHITE FOX |
監督 | 佐藤卓哉、浜崎博嗣 |
メインキャスト | 宮野真守(岡部倫太郎)、今井麻美(牧瀬紅莉栖)、花澤香菜(椎名まゆり)、関智一(橋田至)、田村ゆかり(阿万音鈴羽)ほか |
公式サイト | http://steinsgate.tv/index.html |
動画配信サービス | U-NEXT:配信中 Amazon Prime Video:配信中 Netflix:配信中 Hulu:なし dアニメ:配信中 |
放送時期 | 2011年 |
3位少女☆歌劇 レヴュースタァライト(アニメ)

公式動画: Youtube
話数 | 全12話 |
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制作会社 | キネマシトラス |
監督 | 古川知宏 |
メインキャスト | 愛城華恋(小山百代)、神楽ひかり(三森すずこ)、天堂真矢(富田麻帆)、星見純那(佐藤日向)、露崎まひる(岩田陽葵)ほか |
公式サイト | https://revuestarlight.com/ |
放送時期 | 2018年 |
最高にバナナイスな名作
3位ウマ娘 プリティーダービー Season2

公式動画: Youtube
折れても
何のために走るのか。そんなウマ娘たちの「信念」にフォーカスを当て、1期以上に美しいドラマを作り上げていた。
そして最終回。骨が、心が折れようとも、奇跡を信じて勝利を目指し駆けるテイオーに涙が溢れて止まらなかった。
3位シン・エヴァンゲリオン劇場版:||

公式動画: Youtube
オタクよ大人になって現実に帰れ
なぜ人は映画に魅了されるのか なぜ作りたいと思うのか
今となっては当たり前のように思えるが、本作を観るまで何故アニメや映画に強く惹かれるだろうと考えたことすらなかった。その答えはここにある。
そしてクリエイターの執念と情熱。どこか狂気じみているようで物凄く真っ直ぐ。そんな主人公・ジーンの孤独な葛藤を是非見届けて欲しい。
私がクリエイターになりたいと強く思ったきっかけの作品だ。
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