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ブラザー・サン シスター・ムーン(映画)に関するランキングと感想・評価

ブラザー・サン シスター・ムーン(映画)

引用元: Amazon

最高評価

51.6

(4人の評価)

面白い洋画ランキング」で最も高い評価を得ています。

ブラザー・サン シスター・ムーン(映画)の詳細情報

参考価格1,571円(税込)

ブラザー・サン シスター・ムーン(映画)がランクインしているランキング

感想・評価

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面白い洋画ランキングでの感想・評価

美しく清い人生を求めて

中世イタリアのアッシジ、清貧な聖人フランチェスコの半生を描いた映画です。
裕福な商人の息子フランチェスコが戦争から熱病をもらって帰還、生死の間をさ迷い、生まれ返ったように自然の大切さ、すべての生き物の命の大切さ、人々の貧富の格差の理不尽さなどに目覚めます。
私はクリスチャンではありませんが、これは熱病時に神から啓示を授かったのに違いないと思いました。
その後の人生で何をすべきか、彼は大切な役目を授かったのでしょう。
財産や地位はいらない、神のもとに清い心さえあれば良いと。
幸せは物質を所有することで得られるのではない、生き物すべてを愛することによって得られるのだと。
心の底ではわかっているつもりで、物質だらけの現実ではエゴが邪魔してしまい、一歩ふみだす勇気がない、心の弱い私などには悟るのは難しいことです。
サン・ダミアノ教会でジオコンドに上着を掛けてもらった病の女性の嬉しそうな表情、罵倒に対しても落ち着いたにこやかな表情で静かに語り掛けるフランチェスコ、それを神の声のように有難く聞く農民の表情と目の輝きなど、心が洗われるような美しいシーンがたくさんあります。
「理解されるよりも理解したいんです。愛されるよりも愛したいんです。悲しみの世を愛で満たすお手伝いをさせて」
クララが決意を告げる花畑のシーンは天国のように美しく、ローマ教皇との謁見のシーンは荘厳な緊張感を持ち、神が降りてきたと思われるローマ教皇の対応に心を強く打たれました。
鑑賞後感の何と爽やかなこと、心が洗われ清らかな気持ちになりました。
少なくとも、現実のあれこれが夢を覚ますまでは。
フランチェスコ役のグレアム・フォークナーもクララ役のジュディ・バウカーも目も表情も澄んでいて清らかな心の持ち主にぴったりだと思いました。
特にジュディ・バウカーは神々しさと清楚さを併せ持ち、透明感のある美しさは他に類を見ないほどです。
ドノヴァンの主題歌も印象的で心に残りました。

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