翔ぶが如く(ドラマ)の詳細情報
放送年 | 1990年 |
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放送局 | NHK |
脚本 | 小山内美江子 |
メインキャスト | 西田敏行(西郷隆盛)、鹿賀丈史(大久保利通)、田中裕子(西郷いと)、石田えり(愛加那)、緒形直人(西郷従道)ほか |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | https://www2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009010372_00000 |
参考価格 | 21,730円(税込) |
『翔ぶが如く』(とぶがごとく)は、NHKで1990年1月7日から12月9日に放送された28作目の大河ドラマ。原作は司馬遼太郎の同名小説『翔ぶが如く』。西田敏行が演じる西郷隆盛と鹿賀丈史が演じる大久保利通が主役。(引用元: Wikipedia)
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感想・評価
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歴代大河ドラマランキングでの感想・評価
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明治維新後の歴史も面白いのです!
原作は明治維新直後から始まるのですが、坂本龍馬や新撰組や白虎隊など維新直前までを描くドラマ・映画ばかりに慣れてきた視聴者には馴染みが薄く、もし原作のまま映像化されれば戸惑う人がたくさん出たでしょう。
オリジナルストーリーの第一部・幕末編が挿入され、原作に沿った第二部・明治編が続く構成は、結果的に大成功だったと思います。脚本の小山内美江子氏は、第一部で下級武士の身分から立身していく西郷隆盛と大久保利通の友情、倒幕への道のりをきめ細かに描き、二人の主人公への視聴者の感情移入度を高めただけでなく、第二部への予習効果の役割も持たせました。
幕末こそが激動期で、明治時代はつまらないと言う方もおられますが、とんでもない!維新後に勃発する勝者同士の内紛、危機的状況に陥る新政府、征韓論、佐賀の乱などを経て西南戦争という一大内戦へと至る歴史の歩みはまるでフィクションのように劇的で、息つく暇も与えない緊迫した展開が続きます。全編通じて鹿児島弁が飛び交うドラマというのも過去の歴史ドラマでは例がなく、当時はとても斬新な印象を受けました。
作家・日本史激動期研究家
瀧津 孝さん (男性・60代以上)
2位(85点)の評価