エリアの騎士(漫画)の詳細情報
作者 | 原作:伊賀大晃 / 作画:月山可也 |
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ジャンル | 少年漫画 |
出版社 | 講談社 |
連載 | 週刊少年マガジン(2006年21・22合併号-~2017年17号) |
巻数 | 全57巻 |
参考価格 | 550円(税込) |
『エリアの騎士』(エリアのきし、THE KNIGHT in THE AREA)は、伊賀大晃原作・月山可也作画による日本のサッカー漫画作品。『週刊少年マガジン』(講談社)で連載。 (引用元: Wikipedia)
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感想・評価
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兄弟愛に泣く
飛び級で年代別代表に選ばれるほど、天才と言われた逢沢傑。その弟で、生粋のストライカーの才能を持つ逢沢駆が主人公だ。不運な事故で命を落とした傑、そんな傑の自転車の後ろに乗っていた駆もまた重傷を負い、生死の境を彷徨っていたが、兄の心臓を移植され、九死に一生を得る。
その後駆は、傑が称賛していた同世代のフットボーラーに会いに、弱小の江ノ島高校サッカー部へ入部。江ノ島高校で、全国制覇を目指して、傑も認めたサッカーセンスの持ち主で魔術師と呼ばれる荒木や、頼れるキャプテン織田、ムードメーカーマコなどのチームメイトとともに駆は、立ちはだかる強敵たちと激闘を繰り広げる。
特に怪物のような強さを誇る蹴球学園は、ブラジルやアフリカ出身のメンバーで固められており、頭抜けた強さを持つ。そんな完全無欠な高校を相手に江ノ島高校は勝てるのか。いやさ、その前に立ちはだかる神奈川の強豪校や、未知の強さを秘めた高校との戦いに勝利することができるのか。
この作品ならではの魅力として、死んだはずの傑が、時折駆の体を借りて、驚異的なパフォーマンスを披露するところがあるかと思われる。
世界にまで知れ渡っていた傑のプレーは、見る人が見れば分かるものであり、すでになくなっている傑の凄さが、残り続けているということに、思わず胸が熱くなる。
ちなみに生前傑は駆に対し、厳しく当たっていたが、それは駆のストライカーとしての才能をみとめていたからにほかならない。自分が日本代表のピッチに立つときは、その横にストライカーの弟がいて欲しい。そうおもっていたわけだ。皮肉にも駆がそんな兄の思いを知ることになったのは、傑が亡くなってからであった。しかし、駆はそんな傑の想いを受け止め、日本代表のプレーヤーとしてピッチに立つことを強く誓う。こういう兄弟愛、いいな。
エリアの騎士は、小生がサッカー漫画沼にハマるきっかけをくれた作品であり、何度読んでも新鮮な驚きと感動をくれる、サッカー漫画屈指の名作である。
悲しい現実
漫画オタクさんの評価
ワクワクする
現実にありそうな世界観があり、見ていてとてもワクワクします。出てくるキャラクターたちすべてがカッコよくて、どこのチームもやるサッカーが素晴らしくて、ありえない漫画の世界ではなく、実際にできそうな夢がある世界観がとても好きで、読んでいたらサッカーがしたくなります。
くわさん(男性・20代)
1位(100点)の評価