もめんたりー・リリィの詳細情報
放送スケジュール | 放送局:TOKYO MX、BS朝日、関西テレビ、AT-X
放送開始:2025年1月2日 23:30(2話以降24:00) 放送日:毎週木曜日 |
---|---|
放送時期 | 2025年冬 |
あらすじ | 人類を消滅させた正体不明の機械が支配する街。孤独に生きていたれんげは、機械と戦う能力を持つ少女ゆりたちと遭遇する。そして様々な出来事を経て、彼らは廃墟と化した街で3分割烹に挑戦することになるのであった。 |
もめんたりー・リリィがランクインしているランキング
全 2 件を表示
2025冬アニメ評価ランキングでの感想・評価
2025冬アニメ期待度ランキングでの感想・評価
この作品に対するコメント
らさんの評価
関連しているランキング
関連しているアイテム
関連しているタグ
みんランで人気のランキング




「アニメ」タグで人気のランキング





GoHANDSらしさ全開
(第1話感想)
GoHANDS制作のオリジナルアニメ。機械生命体のような「怪物」によって人間が消えてしまった、ポストアポカリプス的なものとも違う不思議な世界。
「好きな子がメガネを忘れた」でもそうだったが、美麗な作画と独特のカメラワークはGoHANDSらしさ全開である。髪の毛の表現も非常に独特。
元気なリーダー、胸の大きいお姉さん、ゲーマーメガネ少女、ギャル系美少女、冷静な委員長、5人いればどのアニメでもこうなりそうなテンプレキャラ設定。だが彼女らは主人公ではなくコミュ障キャラがもう一人。個性豊かで推しを選んでという感じ。
あとはストーリー次第。
(第2話視聴後)
リーダーの子が死んだ?これから順に怪物に殺されていくのだろうか。「割烹!」と叫ばせたり、3分間クッキングは謎。サバイバル?単なる制作陣の遊び?缶詰だけでも工夫次第でおいしく食べることができる。これはグルメアニメ?
(第3話視聴後)
リーダーの子やっぱり死んだ。先行き不安。
武器どうしが合体。武器に死者の魂が乗り移っているかのよう。
そういうスピリチュアルな話?ロボットものでよくある合体シーンとは少し違う気がする。
もしかしたら彼女か彼女の武器に何かが顕現するのか。リーダーの子の武器と合体したのも彼女の武器だった。
「もめんたりー・リリィ」というくらいだから、早々に退場したリーダーの子が物語を鍵を握っているのか。
ストーリーが見えないだけにこの後の展開を想像するのも悪くはない。
(第6話視聴後)
水着回だが、結構ヤバめ。アングルがエロすぎ。いいように言えば、女の子の水着姿が美しく魅力的。
GoHandsらしさをこんなところで全開に。低い位置から舐めるようなアングルでおしりを激写。
写真週刊誌?グラビアアイドルが水着を着てキャッキャウフフをやっているようなちょっと昔の深夜テレビのノリ?
そういえば「ギルガメッシュないと」という番組があったが、あれから30年。世間を騒がせている某テレビ局「楽しくなければテレビじゃない!」の全盛期。
こういうのが見たいんでしょ、と言いたいばかりに視聴者サービスに振っている。
ストーリーはないに等しい。ただ女の子達がわいわいしゃべっているだけ。こんな作品見たことない(笑)
(第7話視聴後)
おふざけはここまでといった感じで、いきなり新キャラ登場とともに不穏な雰囲気が漂う。れんげ以外のメンバーは友人や親族と出会い、れんげも妹と思しき記憶が頭痛とともにフラッシュバックする。レンゲは単独で妹を探そうと行動を起こす。
半分経過したところでの新展開。割烹も冒頭の塩むすびのみ。こういうシンプルなものこそ美味しそう。
考えてみればれんげはどこからともなくやってきた正体不明の存在。では彼女は何者なのか。リリィとの関係は。
俄然ミステリー要素が出てきて今後の展開は予測不可能。
振り落とされず見続けている者としては、こうでなければ面白くない。
(第8話視聴後)
れんげは生きているのか死んでいるのか。妹のすずらんとの再会、しかし、れんげは死んだと。
れんげは死んでいるとすれば現在のれんげは何者だろう。
でも確かに眼の前にいる。姿も仕草も何もかもが同じ。
そしてれんげの頭によぎるリリィとの記憶。れんげとリリィは行動を共にしていた。しかし、再会したリリィにれんげの記憶はなかった。
ミステリーのようだが、この謎を解き明かすことがれんげが何者であるのかを紐解く鍵になる。
ここに来て再び超絶バトルシーンが展開。GoHandsはこうでなくては。
(第9話視聴後)
ラストに一瞬現れたゆり。人の記憶に何かが起こっているのか。
ゆりの姿は全員が見えたのだろうか。
あのワイルドハントという怪物は人の記憶に干渉する生き物?
れんげは本当に死んでから復活したのか。すずらんはれんげの遺体を土に埋めたと言っていた。ゆりも土に埋めたが関係があるのか。ゆりの姿はこの世界の謎を解く鍵になるのか。ミステリー度が増していく。
一方、お風呂サービス回でもあった。やたら肌色が多いアニメだが作画がいいので嫌味がない。ただ水着回のように過激ではなかった。お風呂ではカメラワークは発揮できなかったか。
(第10話視聴後)
死んだはずのゆりが皆の前に現れる。もう一人のえりか、ひなげし、さざんか、あやめとともに。
謎のクローン空間。謎のカプセル群とクローンのような自分以外の自分がたくさん。
ゆりが探していたねりねにれんげは出会っていた。れんげが持っていたアンドヴァリはねりねのもの。ねりねは記憶ごとアンドヴァリをれんげに託したのだった。
3話でれんげが持っていたねりねのアンドゥヴァリと、死んだゆりのアンドゥヴァリ「ティルフィング」が合体したが、アンドヴァリを介し、ゆりとねりねは再会していたのだ。
えりか、ひなげし、さざんか、あやめは二人かそれ以上。それに対し、れんげ、ゆり、ねりねは一人。
しかも、れんげ、ゆり、ねりねは一度死んでいる。この3人はどのような関係にあるのか。
少しずつ謎が解けそうになるも、まだまだわからないことだらけである。
(第11話視聴後)
ついに明かされるこの世界の謎。1話からこの世界はどのような仕組みでできた世界なのだろうと思っていた。人類は謎の機械生命体「ワイルドハント」によって駆逐され、残った人類はわずかであった。そのくせ街はどういうわけか近代的な姿を残したままで電気も通じており、人がいないだけの近未来的な世界として描かれている。
まだよくわからない部分が多いが、作中世界にいるのは何と人間のコピーであった。登場人物たちも皆コピー。あの施設はそのコピーを生み出す施設であのカプセルで人間のコピー生産されていたのだ。しかも、れんげだけが特殊な人間と思っていたがそうではなく、れんげだけ本物の人間だった。れんげは一度死んだと思っていたが、おそらくあれはれんげのコピー。私もまんまとミスリードに引っかかってしまった。
人類のコピーが可能となった世界で、コピーが本当の人間に成り代わって生きている世界。人類はコピーを取られたあとは用済みとばかりにワイルドハントらによって襲われ滅亡。ねりねからアンドヴァリを受け継いだれんげだけが生き残った世界。そのれんげの命も無理をすればなくなってしまう。
これは、人類の未来の話。人間のコピーが作られる時代。どのくらい先の話かわからないが、ゆりの姿を借りて説明されるこの世界の成り立ちは、人類滅亡への道を歩んでいる仮想世界を描いていた。
しかしその世界は誰かの指令により歩みを止めている。この止まった時間が再び動き出す時、世界はどこへ向かって動き出すのだろう。
(第13・最終話視聴後)
何より最後に一番驚いたのが、14話構成だったということ。13話を最終話と思っていたので、終わったなぁと思ったら14話が始まって驚いた。最後のエピソードはあったほうがそれは締まりが良い。しかしコピーたちが最後に集うのは何となく不思議な感じがする。途中から少しずつ明かされてきた独特の世界観には少々驚かされた。人間は殺され存在するのはコピーたち。コピーによって人間は死へと追いやられていく。究極のディストピア感がある。サバイバル感の「割烹」は最初は意味がわからなかったが、こじつけかも知れないが、コピーたちが食す料理としてはとても似合っているのでないかと思っている。それから、エンドクレジットを見て気づいたのだが、この作品は今では殆どが見なくなった「純国産アニメ」。個人的にはGoHandsの独特な作画とカメラワークは大変好きなのだがそれを堪能できて、非常に良かったと思っている。
社会人
Reraさん(男性)
4位(80点)の評価