1分でわかる「2時間サスペンスドラマ」
1980年代から2時間サスペンスドラマが次々と登場

浅見光彦シリーズ(TBS)
(引用元: Amazon)
テレビにおける2時間ドラマ、特にサスペンスやミステリーを主軸とした作品は、かつてはゴールデンタイムや21時から23時頃のプライムタイムで親しまれてきました。その歴史は、1977年に放送を開始したテレビ朝日の「土曜ワイド劇場」に始まり、1980年代には各放送局が競って制作するジャンルへと成長しました。しかし、2010年代後半に入ると専門枠は次々とその歴史に幕を閉じ、現在のテレビ放送における2時間サスペンスドラマの形は大きく変化しています。ここでは、日本を代表するこのジャンルの歴史を紐解き、全盛期の代表作から現代における展開までを解説します。
全盛期を築いた代表作と名優たち
1980年代に入ると、各放送局が競って二時間ドラマを制作するようになり、数々の名作サスペンスが誕生しました。原作の小説に最も忠実だとして人気の古谷一行主演作『名探偵・金田一耕助シリーズ』(1983年)、上流家庭の暗部を覗き見ることを趣味とする家政婦を描いた『家政婦は見た!』(1983年)、1人のルポライターがいくつもの難事件に挑む『浅見光彦ミステリー』(1987年)などがその代表例です。
1990年代から2000年代にかけては、その人気はさらに加速し、多くの俳優が“2時間サスペンスの顔”として活躍しました。例えば、船越英一郎は、複雑な事件を解き明かす『タクシードライバーの推理日誌』シリーズで多くのファンを魅了しました。また、片平なぎさは『赤い霊柩車シリーズ』で親しみやすいキャラクターと本格ミステリーを両立させ、山村紅葉は多彩な役柄で存在感を発揮しました。さらに、渡瀬恒彦も数々の作品で深みのある演技を見せ、2時間サスペンスの隆盛を支えました。
2時間サスペンスドラマの変遷と現在
しかし、2010年代後半に入ると、テレビ局の編成方針の変化や視聴者のライフスタイルの多様化に伴い、2時間サスペンスの専門枠は徐々に姿を消していきました。その後、かつてのような定期的な専門枠での放送は少なくなりましたが、2時間サスペンスの要素は形を変えて受け継がれています。単発のスペシャルドラマとして不定期に放送されたり、過去の人気シリーズがCSやBSで再放送されたりして根強い人気を誇るほか、動画配信サービスでも多くの旧作が視聴可能です。
葬儀社社長の見事な推理力の感嘆!
石原明子は葬儀社社長であり、名探偵。
京都府警狩谷警部の信頼厚く、また婚約者黒沢晴彦の協力を得て数々の難事件を解決してしまう場面は痛快。
また、脇で支える葬儀社社員秋山の存在も楽しい。
私はいつも、いつ晴彦と結ばれるかが一番の気がかりである。
hyroさん
3位(90点)の評価
事件遭遇率の高い葬儀屋さん
葬儀屋の社長のあきこさんが偶然にも事件に巻き込まれ必ず首をつっこみ刑事さんよりも早く犯人にたどり着き、推理力を発揮するというストーリーが面白いです。また回を重ねてもなかなか進展しない遠距離恋愛中のはるひこさんとの今後の展開もとても気になっています。
jamさん
2位(85点)の評価
2時間ドラマの女王が主演
毎回の様に偶然に恋人と共に殺人事件に遭遇して、自分が経営する葬儀社で葬儀を挙げて貰い事件を解決するという事件も会社の売上も両方上手く解決してしまう敏腕社長の作品です。毎週の様に、BSフジのお昼の時間に放映されているので平日休みの時は視聴するのが楽しみにしています。
osykさん
1位(100点)の評価