1分でわかる「泡盛」
琉球諸島の蒸留酒・泡盛
泡盛とは、沖縄地方ででつくられる地酒のこと。原料はタイ米と水のみで、発酵には暖地での酒造りに適した黒麹が用いられています。度数は平均25度前後とかなり高めで、3年以上貯蔵した「古酒」と呼ばれるものに関しては40度を超える場合も。飲み口に関しては、濃厚で芳醇な香りと黒麹ならではの深いコク、強い甘みを感じることができます。
泡盛と焼酎との違いは原料と製法
多くの人が知っているようで知らない泡盛と焼酎の違いは、原料と製法。まず、泡盛は黒麹、焼酎は白麹(おもに米焼酎)を用います。それから、両者のおもな材料は泡盛がタイ米、焼酎は国産米です。製法に関しては、焼酎が醪(麹や水を発酵させたもの)を作ってから、米や芋などの原料と水を加えて蒸留するのに対し、泡盛は麹のまま蒸留させるといった違いがあります。
飲みやすく有名な銘柄の泡盛
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まさひろ酒造 泡盛 まさひろ
(引用元: Amazon)
さまざまな銘柄・ブランドの泡盛が存在するなかで特に有名なのが、香りが豊かで飲みごたえたっぷりな「まさひろ」(まさひろ酒造)、600年以上の歴史を誇る伝統的な製法で作られた「くら」(ヘリオス酒造)や、濃厚な味わいの古酒「瑞泉」(瑞泉酒造)など。また、これらの商品はそこまでクセが強くないので、泡盛初心者にもおすすめです。
泡盛の美味しい飲み方
沖縄では泡盛をそのまま飲むことはむしろ珍しく、水で好みの濃さに割ってさっぱり楽しむのがポピュラーです。25度の泡盛なら「5:5」、40度以上なら「泡盛3:水7」といったように、アルコール度数が15~20になるように調整すると飲みやすくなります。水割り以外では、シークワーサーを加えたり、泡盛をボトルごと凍らせて飲む”パーシャルショット”という方法で飲んだりしても、違った味わいになるのでおすすめです。
フルーティーな味で飲みやすい
アルコール度数も25度と高すぎずとても味わいがフルーティーなので飲みやすく特に女性向けの泡盛。
Meguさん
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