1分でわかる「クラフトビール」
品質にこだわりあり!クラフトビールの魅力

日本のクラフトビール市場は近年大きな成長を遂げており、ビール職人が丹精込めて製造するクラフトビールは、その品質と多様な味わいで人気を集めています。かつての「地ビール」という概念から発展し、職人の個性が光る「クラフトビール」として広く認知されています。地域ごとの特色やこだわりが詰まった銘柄も多く、大手メーカーのビールとはまた異なる奥深さが魅力です。季節限定品や特定の食材とのペアリングを試すなど、自分好みの銘柄や楽しみ方を見つけることができます。発酵方法によって大きく「エールビール」(上面発酵で香り豊か)、「ラガービール」(下面発酵ですっきりとした口当たり)、そして「自然発酵ビール」に分類され、それぞれ異なるテイストが楽しめます。
クラフトビールの種類
クラフトビールには数多くの種類があります。代表的なものとして、のど越しが良い「ピルスナー」、濃厚な味わいの「ペールエール」、フルーティーで飲みやすい「ヴァイツェン」、強烈な苦みがクセになる「IPA(アイピーエー)」、果実を使用した「フルーツビール」、深みのある高アルコールな「バーレーワイン」、スッキリした口当たりの「スタウト」があります。さらに近年人気が高まっている種類として、濁りのある外観とジューシーでトロピカルな香りが特徴の「NEIPA(ニューイングランドIPA)」や、乳酸菌などによる発酵でフルーティーな酸味を強調した「サワーエール」などがあります。多様な種類の中から、その日の気分や料理に合わせて選ぶのもクラフトビールの醍醐味です。
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上品なマンゴーの香りとクリスピーな味わいが無敵!
奈良醸造は名前の通り、奈良県の奈良市にある醸造所。ビールのクオリティに加えて、デザインも非常に洗練されていて、しゃれおつ。
そんな奈良醸造のNEW TRY OUT は、アメリカンIPAにマンゴーを加えたフルーツIPAというスタイル。柑橘が香り、しっかりした苦みを持つアメリカンIPAというスタイルに、甘く粘度の高さを感じるマンゴーが果たして合うのだろうか?と思ってしまう。
でも、一口飲めば、その上品なマンゴーの香らせ方に悶絶しちゃう。フルーツの使い方のお手本のようなビール。フルーツの主張を強めることは、量を投入すれば可能ですが、ビール全体のバランスを壊してしまう可能性もある。NEW TRY OUTは、甘い香りの余韻を、クリスピーなパリッとした苦みが綺麗なフィニッシュに仕上げてくれます。
美味しいアメリカンIPAに、美味しいマンゴーの香りを、美味しく乗っけたのだから、美味しいに決まっています。
おしゃれなディナーの後に、今日を回想しながらNEW TRY OUT を飲む。紛れもなく優勝。[続きを読む]
ブルワー
谷澤 優気さん
2位(85点)の評価