1分でわかる「ゴスペル」
力強さと繊細さを兼ね備えた、ゴスペル
ゴスペルとは、19世紀アメリカの黒人教会で産まれた音楽ジャンル。神聖なメッセージのこめられた歌詞を、迫力のある歌声やアフリカ音楽的なリズムを交えながら歌うのが特徴です。誕生の背景には奴隷制があり、当時のアフリカ人は独自の言語・宗教などをいっさい剥奪されていました。キリスト教へ改修した彼らが、独自の神学と音楽形態で神へ賛美をささげるようになったのがはじまりとされています。1900年代からジャズやロック、ヒップホップなどのさまざまなジャンルの影響を受けながら発展し、現在は世界的に親しまれるようになりました。日本では1992年公開の映画『天使にラブ・ソングを』をきっかけに、多くの人の間で浸透しています。
18世紀の讃美歌がもとになっている曲。
「天使にラブ・ソングを2」の劇中で歌われた曲。とてもヒットしました。それをきっかけにゴスペルに興味を持ちましたし、声だけで何層も厚みを出して歌ができていることに感動したものです。
usaさん
1位(100点)の評価