1分でわかる「役所広司」
ブラピと共演した「世界の役所」
役所広司は、1956年1月1日生まれ、長崎県出身。1980年の連続テレビ小説『なっちゃんの写真館』でテレビデビューを果たします。1983年には大河ドラマ『徳川家康』の織田信長役で注目を集め、1984年『宮本武蔵』の主人公・武蔵役で初めて主演に抜擢されました。そして1996年公開の主演映画『Shall we ダンス?』が大ヒットし、一躍お茶の間の人気者に。さらに、『シャブ極道』や『眠る男』の演技が絶賛され、その年度の主演男優賞を総なめ。1997年の『失楽園』も大ヒットを記録し日本を代表する名俳優へと登り詰めます。2005年にはアジアを代表する俳優が集結した『SAYURI』に出演し、2007年に公開した『バベル』では、ブラッド・ピットと共演し話題になりました。近年では2018年公開の映画『オー・ルーシー!』や『孤狼の血』に出演。2020年公開の映画『峠 最後のサムライ』の参加も決まっています。
芸名について
役所広司は元々区役所に勤めていましたが、友人に連れられて観劇した仲代達矢主演の舞台公演をきっかけに俳優を志します。そして仲代主宰の俳優養成所「無名塾」の試験を受け、200倍の難関の中見事合格。その後、前職が役所勤めだったことに加え、「役どころが広くなる」ことを祈念して仲代が「役所広司」と命名しました。
きっかけは中年サラリーマンの恋心?下心?
役所広司さん演じる中年サラリーマンが帰宅中の電車内からいつも見えるダンス教室の美人の女性。その女性に惹かれて、ダンス教室に通い、社交ダンスを習い始める。恥ずかしさから、グループレッスンに申し込むことになり、目当ての先生には近づけず。ただダンスを始め進めるうちにダンスの真の魅力に気づき、ダンスに自分に真摯に向き合う姿に共感できたため。
sqさん
2位(95点)の評価
何かを始める一歩
周防正行監督と草刈民代が結婚するきっかけになった作品。
私には分からなかったけど、草刈民代を映したカットには周防監督の恋心があふれていたとか。
バレリーナだった草刈民代を初めて見て、なんて美しい人なんだろうと。役所広司演じる杉山が目を奪われたのも、周防監督が恋をしたのも頷ける美しさ。
そして竹中直人の怪演も必見。それに負けていない渡辺えり子も素晴らしい。冴えない中年男を演じた役所広司がまた何ともせつなくて素敵。
観終わった後に、自分も勇気を出して何か始めてみたくなる作品。
名作です。
さくらはさん
1位(100点)の評価
疲れ切っていたサラリーマンが社交ダンスによって生き生きと変わって行く姿が良い
仕事ばかりの生活で疲れきっていたサラリーマンが、社交ダンスという趣味を得て生き生きと変わって行く姿が面白かったです。そんなサラリーマンを演じた役所広司さんの演技も流石に上手でした。そして草刈民代さんがダンスする姿は本当に綺麗でした。流石、元一流のバレリーナだけあると思いました。全体的に心温まる映画で良かったです。
くららんさん
1位(100点)の評価