1分でわかる「ペールエール」
強いコクで飲みごたえたっぷりな、ペールエール
クラフトビールの一種である、ペールエール。ペールとは淡いという意味があり、金から銅色の薄い色をしています。味わいの特徴は強い苦味と深いコク、ホップやモルトの豊かな香り。濃厚で飲みごたえのあるビールを好む人や、時間をかけてビールの味を堪能したい人から人気を集めています。
味の好みによるペールエールの選び方
苦味が特徴なペールエールですが、日本で販売されているような通常の苦さのビールや、フレーバー付きで飲みやすいものも存在します。
まずは苦さを表すIBUをチェック
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バス バスペールエール
(引用元: Amazon)
ビールを選ぶ際に注目したいのIBU(International Bitterness Units)です。IBUは日本語で“国際苦味単位”という意味で、ビールの苦さを把握する目安になります。数値が高いほど苦いということになり、ペールエールにおけるIBUの数値は20から50まであります。もし日本で一般的に販売されている苦さのビールが好みの人は、IBU20くらいのものを選ぶのがおすすめです。飲みごたえを求める人は、「デビーズペールエール」(ビーイージーブルーイング)や「バス・ペールエール」(バス・ブリュワリー)のように、IBU40以上のビールがおすすめです。
濃厚な苦味が好きな人はIPAがおすすめ
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KIRIN グランドキリン IPA
(引用元: Amazon)
IPAとして販売されているビールは、パンチのある苦味を感じることができます。IPAとは、インディアペールエールの略称で、18世紀に誕生しました。ホップを大量投入して造られているため、非常に強い香りと苦味が特徴です。「グランドキリン IPA」(キリン)や「パンクIPA」(ブリュードッグ)など、さまざまな銘柄のものが販売されています。
アメリカンペールエールは飲みやすい銘柄も多い
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シエラネバダ ペールエール
(引用元: Amazon)
ペールエールの発祥はイギリスですが、それが伝来してアメリカでも造られるようになりました。イングリッシュ・ペールエールが麦芽(モルト)由来の甘味を感じるのに対して、アメリカン・ペールエールは柑橘系やフルーツの香りが特徴的です。アメリカンペールエールには、「ペールエール」(シエラネバダ)や、「よなよなエール」(ヤッホーブルーイング)などIBUが高くても飲みやすい銘柄が数多く存在します。
苦味と香りが良い
インドの青鬼は市販のビールと比べて価格が少し高くなりますが、しっかりとしたコクとビールの苦味で本格的な味わいを楽しめます。濃厚でフルーティーなホップの香りで、アルコール度数が高めなのでガツンと飲みごたえがあります。少しずつ飲んで香りを楽しむのも良い。好みはあると思いますが、飲み慣れてくると他のビールでは物足りなく感じてしまいます。自宅でも食事の時の締めの1杯にインドの青鬼がおすすめです。
チョコフォンデュさん
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