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1位茶碗蒸し
2位寿司
うまいなこれは… すてきにうまい…
小学生のころ、将太の寿司を熟読していた小生にとって、寿司は完璧かつ至高の食べ物だった。背中に星のある鯛の寿司や、わずか数ミリ(数センチ?)しかないスイートスポットがあるマグロの寿司を、大人になったら食べたいと思ったものだ。
それはそれとして、よく親戚一同で集まる機会があると、出前寿司を頼むことが多々あった。人にやさしくの須賀健太のように、可愛く幼い小生に向かって、大人連中はあれこれ世話を焼いてきたものだった。
「トロは食べないの?」うんにゃ。「ウニは?」うんにゃ。「じゃあどれにする?」
貝類に決まっている。赤貝、トリ貝、ホッケ貝と、美味しい貝類をあげれば枚挙にいとまがない。コリコリの食感に、ふわっと優しく広がる磯の香り。単体でいい味を出しているのに加えて、続けて食べるほかのネタの味を邪魔しない、女優で言えば池脇千鶴のような名役っぷり。
かんぴょう巻きも同じくらい大好きだ。あれは、すてきにうまい。
3位鰹のたたき
にんにくを入れると......
うっすらと焼けた身が、鼻奥を焦がすほど香ばしいカツオのたたき。漁師飯から発展したという説がある、高知の誇る名物料理だ。玉ねぎ、ポン酢、などなど、美味しく食べるための方法はいくらでもあると思う。しかし、しかしか、やはりか。小生にとって、最高の食べ方と言えば、にんにくを入れるたたきだ。みじん切りにしたにんにくを、醤油に浸して、食べるだけ。なんと、そうして食べると、なぜかカツオの身が甘く感じるのだ。うまし。
ワンムシ〜は、ママの味〜
小生にとって茶碗蒸しとは、ずばり母の味そのものである。我が家の茶碗蒸しは、黄色に輝く卵蒸しの上に、麩が乗っており、これがスタンダード。くわえて、その時々で、鶏肉をはじめ、松茸や銀杏が加わる。まさに大島優子ばりの変幻自在なエンターティナー。