追想(2018年)の詳細情報
制作年 | 2017年 |
---|---|
上映時間 | 110分 |
監督 | ドミニク・クック |
メインキャスト | シアーシャ・ローナン(フローレンス・ポンティング)、ビリー・ハウル(エドワード・メイヒュー)、エミリー・ワトソン(ヴァイオレット・ポンティング)、アンヌ=マリー・ダフ(マージョリー・メイヒュー)、サミュエル・ウェスト(ジェフリー・ポンティング)ほか |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
参考価格 | 3,446円(税込) |
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感想・評価
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2018年最も泣いた映画
とても心痛な映画『シシリアン・ゴースト・ストーリー』、映画化した嬉しさで上映開始した時点で泣きはらしていた『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄~』、ほかにも『万引き家族に』『ワンダー 君は太陽』『リメンバー・ミー』などなど……。ただその中でも、最も純粋な涙だった気がするのが、この『追想』です。
本作はちょっと変わった作りになっていて、「わずか6時間で別れた夫婦」の破局理由が紡がれていく作品になっています。つまり最初から、バッドエンドを観客はわかっている。そんな中で、2人が出会い、距離を縮め、結婚を意識していく姿を丁寧に描いていくのです。
観てるだけで胸が苦しくなるし、「どうして別れちゃうの……?」と切なさが倍増していきます(それだけ人物描写が丁寧な作品なのでしょう)。
2人が別れてしまった理由や、その背景にあるものに、観た方は様々な感情を抱くことと思います。共感する方、受け入れられない方……。
でもそれこそ、映画の映画らしさというか、「正解は一つじゃない」「恋愛における最大の正解は、当事者が決めるもの」というメッセージを感じられる気がして、個人的にとても好きです。
映像も音楽も演技も衣装も美しく、非常に純度の高い映画であることも、本作の素敵な部分。心に沁みる良作です。
映画ライター/編集者
SYOさん (男性・30代)
3位(75点)の評価