グラゼニ(漫画)の詳細情報
作者 | 原作:森高夕次 / 作画:アダチケイジ |
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ジャンル | 青年漫画 |
出版社 | 講談社 |
連載 | 週刊モーニング(2011年第2・3合併号~2014年第39号) |
巻数 | 全17巻 |
参考価格 | 759円(税込) |
『グラゼニ』は、原作:森高夕次、漫画:足立金太郎(パ・リーグ編より「アダチケイジ」から改名)による日本の野球漫画作品。『週刊モーニング』(講談社)にて2011年第2・3合併号から不定期連載を開始。 26号から週刊連載化し、2014年第39号での一旦終了を経て、同年第43号より2018年第11号にかけて第2部『東京ドーム編』を連載。2018年17号からは第3部『パ・リーグ編』として連載中。(引用元: Wikipedia)
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感想・評価
全 6 件を表示
野球がすごーくシビアな世界になっています
「グランドには銭が落ちている」という主人公の考えから付いた題名「グラゼニ」。すごいですよね。少年たちの夢をすべて砕きます。でも、なぜか見たくなってしまうのです。
凡田夏之介という主人公の名前もすごいですが、考え方もすごいです。相手打者の年俸をすべて暗記、なぜか自分よりも格下の選手にはめっぽう強いという、漫画の主人公とは思えない性格です。
他の漫画にも、プロ野球選手の厳しさはたくさん出てきます。故障が原因で自由契約になったり、他の球団からのオファーとの駆け引きなどもあります。しかし、グラゼニほどシュールなものは少ないのではないでしょうか。というか、ほとんどありません。クビになった選手が、ラジオの解説を取れるかどうか、などといった話もあるくらいですから。
夏之介自身はというと、行きつけの定食屋の看板娘ユキちゃんと結婚をしますが、その理由も自分の身の丈にあった女性は女子アナやモデル、キャビンアテンダントではないという理由が始まりでした。ユキちゃんは結構可愛いので、色々な男の人から声を掛けられていたというのに、何て失礼な理由でしょう。
でも、なぜか応援したくなるのが不思議です。
グラゼニでは、大リーグに挑戦するが夢破れ、といったところまではありませんが、その後の続編では、こういった夢のようなお話もあります。シュールな世界ばかりではありません。一応漫画ですから。
リリーフ投手の出世話
レギュラーになれない1.5軍のリリーフ投手の成り上がりストーリーみたいな全貌
給料が安い奴には強いとか 設定が面白く
人間の心理が面白く反映されている異色の野球漫画
ゲストさんの評価
プロ野球界の大変さがわかる
野球漫画では珍しく中継ぎ投手が主人公の漫画です。
プロ野球界の格差や契約更改、引退やセカンドキャリアなどのシビアな面が描かれていて、憧れだけでは生きていけないプロの世界を知れる漫画です。主人公が冴えない見た目なのも親近感がわきます。引退後の不安からお金のことで頭がいっぱいの主人公を見ていると、プロ野球選手も一生懸命野球をしているのだなと思い応援したくなります。
ぽちさん(女性・40代)
3位(90点)の評価