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エルフェンリート(漫画)の詳細情報
作者 | 岡本倫 |
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ジャンル | 青年漫画 |
出版社 | 集英社 |
連載 | 週刊ヤングジャンプ(2002年27号~2005年39号) |
巻数 | 全12巻 |
参考価格 | 528円(税込) |
『エルフェンリート』(elfen lied)は、岡本倫による日本の漫画作品。『週刊ヤングジャンプ』にて2002年27号より2005年39号まで週刊連載された。単行本は全12巻。(引用元: Wikipedia)
感想・評価
全 8 件を表示
考えさせられる
人間の遺伝子の突然変異によって生まれた、2本の角とベクターと呼ばれる見えない腕の特殊な能力を持つ女性型ミュータント・ディクロニウス。彼女らは人類を淘汰する可能性を持つとされ、とある離島にある国立生体科学研究所にて、国家レベルでの極秘機密として隔離され研究されていました。ところがある事故によって「ルーシー」と呼ばれる個体が脱走。大学生のコウタという青年に拾われ、彼と一緒に暮らすことになります。しかしコウタはディクロニウスのことを知る由もなく、人類の存亡に関わる大事件へと進展していきます。
平凡な男子大学生が謎の美少女と同居&萌え系絵柄なので一見するとラブコメを思い描きがちですが、内容はバイオレンスでグロテスクなシーンが満載のSFものです。ついでにヌードやセクハラなどのエロシーンも描かれています。しかし、この作品はただのエログロではなく、差別や孤独、純愛など人間とミュータントとの複雑な関係性が根底にあります。正義vs悪という構図ではなく、キャラクターそれぞれが自分の正義に基づいて戦っているので、とても考えさせられました。また明るいほのぼのとしたシーンも盛り込まれているため、ハードな描写やシリアスなシーンにおける暗さも引き立ちました。
単純にエロと萌えだけを求める人にはおすすめできませんが、緊張感のある展開、テンポの良いストーリー展開、伏線張りと回収の秀逸さのある作品を読みたい人に合っていると思います。
エログロだけどハマった
2002年~2005年にヤングジャンプにて連載されていた作品。二本の角と「ベクター」とよばれる見えない腕を持ったミュータント(ディクロニウス)と人間が出会い、複雑に絡み合う彼らの関係を描いた作品です。この作品の主人公が、ディクロニウスのルーシー。研究所から逃げ出した際に頭に戦車からの攻撃をくらって記憶喪失となり、幼児化し「にゅう」しか話せない状態になります。そこでコウタという青年に拾われ、「にゅう」として一緒に暮らします。序盤は「にゅうにゅう」と鳴くルーシーが可愛くてほのぼのしましたが、ルーシーの記憶が戻ったときや二人の過去が明かされた時がとても切なかったです。手足や胴体スパスパ切れる、容赦なくキャラは殺されるといったグロシーン殿ギャップもえぐいです。エロシーンや絵柄など賛否両論なところはありますが、個人的には非常に感慨深いストーリーでした。
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表紙と違ってグロい
表紙詐欺漫画の代表格。可愛いラブコメの様な表紙なのに、1巻の数ページ目でメインのキャラかと思った登場人物の首がはねられるような漫画です。SF要素もありますが、児童虐待や差別問題などが盛りだくさんです。
KUROさん(男性・30代)
2位(90点)の評価
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