1分でわかる「コニャック」
コニャック地方のグレープブランデー・コニャック
発酵させたぶどうを蒸留・熟成させて造る、グレープブランデー。そのグレープブランデーのなかでも、フランスのコニャック地方で造られ、厳しい基準をクリアしたものが”コニャック”と呼ばれます。
コニャック選びの注目ポイント
熟成年数を表す単位“コント”をチェック
コニャックの熟成年数は“コント”という単位で表され、それによって等級が変わります。樽に入れた年はコント0とカウントされ、出荷するには最低でもコント2が必要です。コニャックのランクはラベルを見れば判断することができ、コント2以上なら「V.S.」、コント10以上なら「X.O.」と記載されています。熟成年数が長いほどまろやかな味になるので、まろやかな味わいが好みの人はコントの数が高めのものを選ぶのがおすすめです。
使われているぶどうの品種で味わいが異なる
コニャックに主に使用されるぶどうは、ユニ・ブラン(トレッビアーノ)、フォル・ブランシュ、コロンバールの3品種。補助としてモンティルやセミヨンなどの種類がブレンドされることもあります。ユニ・ブランは酸味が強く柑橘系の風味がある、コロンバールは果実やスパイスの香りがしっかりしているといったように、それぞれに特徴があり、使われるぶどうによってコニャックの味わいが異なります。コニャックを選ぶ際はぶどうの品種にも注目してみてください。
日本でも有名な銘柄のコニャック
コニャックのなかでも、1765年から受け継がれた技術と厳選されたぶどうで造られる原酒のみを使用した「ヘネシー」や、卓越した品質で世界的に注目を集めている「レミー・マルタン」は、日本でも親しまれている有名なブランドです。この2つの銘柄に「マーテル」「クルボアジエ」「カミュ」を加えて”5大コニャック”と呼ぶこともあります。
手軽に楽しめるコニャック
安価に定評のあるブランドのヘネシーのVSは、誰にでもおすすめできるコニャックです。まろやかでフルーティーな香りで、舌に乗せた時は複雑な味わいです。私のお気に入りの飲み方は、ロックでフルーツなどと一緒に嗜むこと。やっぱりコニャックはロックで素の味わいを楽しむのが粋です。ただこの品種は安価なのでハイボールにするのもおすすめします。
茎わかめさん
1位(100点)の評価
コニャックの美味しさに気付かせてくれた
初心者向けのコニャックの1つとして知られているヘネシー V.S。例にもれず、コニャックの美味しさに気付かされるきっかけをくれた銘柄として思い出に刻まれているとともに、普段から飲むぞというムードのときにはいただくことが多いです。
味わいを語れるほど舌はこえていませんが、甘味があって芳醇というフレーズがしっくりくるでしょう。口当たりも柔らかい。口の中が喜んでいるのがわかります笑。最初のほうはバーでいたくことがメインでしたが、Amazonで3000円程度で買えるので現在は自宅でしっぽりいくことも増えています。飲み方はやはりストレート。チョコやドライフルーツと一緒に。これが至高です。
飛竜さん
1位(100点)の評価
おすすめしたい定番ブランデー
コニャックの中では定番といえるかもしれませんね、ヘネシー V.Sは。あまりたくさんの数を飲んでいるわけではないですが、お気に入りのブランデーとして友人や会社の後輩におすすめしています。けっこう好評です。
ラッキー山田さん
1位(100点)の評価