山田洋次は日本を代表する映画監督であり、第1回日本アカデミー賞で最優秀作品賞含め6部門を受賞した『幸福の黄色いハンカチ』をはじめ、数々の名作映画を作り上げました。そこで今回はみんなの投票で「山田洋次監督の人気映画ランキング」を決定します。監督デビュー作『二階の他人』や、シリーズ化された国民的シリーズ『男はつらいよ』、東京でフリーターをする青年と父親との交流を描いた『息子』、吉永小百合が主演した『母べえ』など、注目作品は多数。あなたが好きでおすすめしたい山田洋次監督の映画作品を教えてください!
最終更新日: 2020/07/24
このお題は投票により総合ランキングが決定
山田洋次は、1931年生まれ、大阪府出身の映画監督。1961年に多岐川恭による短編小説『二階の他人』で映画監督としてデビュー。しばらくはヒットに恵まれませんでしたが、テレビドラマ版から制作に携わっていた『男はつらいよ』が山田洋次の監督で1969年に映画化されると、毎日映画コンクールの監督賞を受賞。昭和の名優・渥美清が演じる「寅さん」が巻き起こすこのドタバタ人情劇は、40作品以上が制作される国民的人気シリーズとなりました(3作目と4作目は山田洋二以外が監督を担当)。同シリーズを手掛ける一方で、国内の映画賞を総なめにした『幸福の黄色いハンカチ』(1977年)、父(三國連太郎)と息子(永瀬正敏)のヒューマンドラマ『息子』(1991年)、夜間中学を舞台にした『学校』(1993年)など、心温まる人間ドラマを中心に数々の名作を輩出しています。
山田洋次は、国内最高峰の映画賞「日本アカデミー賞」の常連となっています。2019年現在で、優秀賞は30回以上、最優秀賞は監督と脚本賞をあわせて5回以上受賞。なお「日本アカデミー賞」の記念すべき第1回の最優秀監督賞と最優秀脚本賞はどちらも彼が受賞しています(どちらも『幸福の黄色いハンカチ』『男はつらいよシリーズ』の2作品で受賞)。
ランキングの順位は、気軽に参加可能な3つのボタンによる投票と、自分の順位を決めて公開・投票するマイランキングの合計ポイントで決定します。マイランキングの方がポイントは高く、順位に及ぼす影響は大きくなります。
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1位幸福の黄色いハンカチ
2位男はつらいよ
3位たそがれ清兵衛
4位学校
5位武士の一分(いちぶん)
1位幸福の黄色いハンカチ
2位男はつらいよ
3位たそがれ清兵衛
4位学校
5位武士の一分(いちぶん)
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引用元: Amazon
制作年 | 1969年 |
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上映時間 | 91分 |
原作 | - |
監督 | 山田洋次 |
脚本 | 山田洋次、森崎東 |
製作 | 上村力 |
製作総指揮 | - |
メインキャスト | 渥美清(車寅次郎)、倍賞千恵子(さくら)、光本幸子(冬子)、笠智衆(御前様)、志村喬(諏訪飈一郎)、森川信(車竜造)、前田吟(諏訪博)ほか |
主題歌 | 渥美清『男はつらいよ』 |
公式サイト | https://www.cinemaclassics.jp/tora-san/ |
日本人の人柄が詰まった作品
ヒューマンドラマとコメディドラマが合体したような作品で、笑ったり泣いたりできます。どのシリーズを視聴しても、面白い映画は珍しいと思います。いまだにお正月になると見たくなるほど中毒性があります。義理人情文化は良いものだなと思います。
まさに古き良き日本
時代を超えて愛される寅さん。まさしく古き良き日本を、体現した作品です。個人的には生で映画館で見た世代とはいえませんが、未だにこのシリーズを見ると昔の日本の寛容さ、素晴らしさを感じてしまう今日このごろです。
思い出深い
この作品は幼少期から家族で観ていたので思い出深い作品でした。私の父は、このTV放送を観ては、日が暮れるのを待つ人でした。亡くなって久しく、もうその姿をあらためることはできませんが、この映画を通じて、父の横顔に再会できた気がしていて家族で思い出にひたっている、とても大切な作品です。
心温まる作品
下級武士の生き様を描いた作品で、山田洋次監督らしく心温まる人間模様が上手く描かれています。真田広之の熱の入った演技も素晴らしかったです。侍の生き様がリアルに伝わってきます。それでも最後には笑顔になれる構成が凄いと思います。
良質
山田洋次監督初の本格時代劇という事で注目された作品でしたが、山田監督らしいリアリティがあり、時代劇ファンにも納得の作品だったと思います。
真田広之さんと宮沢りえさんが美しく、良質の時代劇を見せていただきました。
愛おしい
この作品に出てくる人物が全て主人公。この作品で夜間中学という存在を知りました。黒井先生が担任をするクラスの一人一人にきちんとスポットライトを当て、ちゃんとどんな人物なのか描写した後で「イノさん」という描写されていなかった人物の死を知り、それからどう受け取り、感じ取り「幸せとは何か?」という難しいテーマを説いていく手法はさすがとしか言えません。個人的には西田敏行の大きな代表作のひとつだと思っています。幸せを学ぶ為に学校に行くんだ。皆で汗をかいてそれでも学んでいくんだ、という目線は衝撃でした。何度見ても愛おしい作品です。
楽しい気分になれる
今やなかなか先生と生徒が本音で語り合う、触れ合うことが難しい時代になってしまいました。この作品では色々な先生が生徒と真正面からぶつかり、交流しています。こんな先生がこれからも欲しいとつい考えてしまいます。
キムタクを使った山田洋次監督映画
山田洋次監督が、木村拓哉が主演として東北の下級武士の生き様を演じさせた興味深い映画であり、テレビでも放映されて見ました。山田洋次監督らしい絶妙な奥深さを、木村拓哉が上手に演じていたと思います。
文句なし
演者も演出も文句なしの作品。見る前は主演の木村拓哉の演技に不安があったが、それは杞憂でした。特に盲目になってからの芝居は目を見張るものがあった。愛するものを守るために命を賭して戦う武士の生き様を見せつけられました。
鶴瓶さんまで自由に使いこなす監督の技量が最高
現実には吉永小百合さんと鶴瓶さんが姉弟なんて筈はなかろうと思いはしても、こんな姉弟が本当に存在しても良いんじゃないかと、映画の半ばで納得させられるのが面白い。極道な弟に優しく接する姉の図式は、寅さんとさくら兄妹とは順番が入れ替わっていますが、家族愛と言う点では何の変りも無く、心に深く訴える物が有ります。乾いた現代に潤いを与える作品。
家族愛
昭和の大衆漂う雰囲気にまずは引き込まれていきます。破天荒な中年のおとうとと、しっかりものの姉。いつまで経っても弟は弟、姉は姉なんだなということを感じられる。家族について考えさせられ、さりげない思いをしっかりと伝えてくれます。
苦しい
見た目地味な若い家政婦が憧れた「奥様」と「ご家族」と「赤い屋根の小さいお家」の秘密を、ずーっと彼女が抱えていたもやもやが晴れたとき、なんで?どうして?と思うものの、彼女はきっと、ずっと「第三者」でいなくてはいけなかったことがどれ程苦しかっただろうと思うのです。
感動
養護高等学校の話。先生では手に負えなかった生徒が他の生徒の叱責により変わったり、学校ではだいぶ楽しく過ごせていたけど就職に苦労したりと、子どもたちの苦悩がよく伝わり、とても感動した。
これを外しちゃ寅さんファンとは言えません
寅さんシリーズのマドンナで私が最も好きなのは「噂の寅次郎」で早苗を演じた大原麗子さん。この頃の大原さんの美しさは誰もが認めるものであり、寅さんでなくとも男は皆惚れてしまうでしょう。彼女を観るだけでも価値のある作品。寅はお決まりの失恋をする訳ですが、ライバルに手を差し伸べての失恋ですので好感度が増す。蛇足ですが、マドンナの2位は、浅丘ルリ子のリリーが僅差で付けて居ます。
ロードムービー
主人公が不登校の15歳の男の子。そんな彼のロードムービー、新人だった金井勇太が見事に演じきっていました。個人的にはトラック運転手役の赤井英和と、認知症のシベリア帰りの老人、丹波哲郎が凄かったなぁ。
寅さんらしさ
人を見た目で判断してはいけないという大切な教えを、作品を通して伝えている。また、他の回と比べると、寅さんと身内以外の男性とのやり取りが多いため、女性に惚れ易くてフワフワ浮つく寅さんでは無く、他者を大きな心で受け止める男らしい寅さんが描かれている。この回が実は最も寅さんらしさが現れているストーリーだと思うか。
黄色いハンカチは山田洋次監督の不朽の名作
何度見ても感動する山田洋次監督の不朽の名作。この映画を初めて見た時、私はまだ小学生で、高倉健を待ち続ける倍賞千恵子の心情を、当時はよく理解できませんでしたが、何度も再放送や自分でビデオを借りてみたりしている内に、実に人情味に溢れたこの映画を作った山田洋次監督って人の人柄が素晴らしい監督なんだなぁと思っていました。
寅さんとは違う人情を楽しめます
高倉健さんと倍賞千恵子さんは寅さんで見飽きていても、そこに武田鉄矢さんと桃井かおりさんを絡ませた作品。ほぼこの4人で構成された物語ですが、4人役処がハッキリしていてストーリーに淀みがなく、すんなり心に入って来る傑作。
感動的
偶然出会った島と花田、そして朱美。この3人が道中で繰り広げる会話が楽しくて仕方がありませんでした。まるで一緒に旅をしているような不思議な気持ちがしました。
そして、島が妻に対して見せた不器用な優しさと、夫のために黄色いハンカチを掲げ続けた妻の気持ちが、とても胸に染みて感動的でした。
切ない気分になります
今の時代はスマートフォンがあり、いつでもどこでも連絡が取れてしまうだけに、黄色いハンカチがメッセージという世界はまずあり得ません。それだけに気持ちも深まり、切ない気分に見る側もなってしまうのだと思います。
いい味
主軸を高倉健でしっかり固めて、彼を故郷へ連れていくお人好しのカップルの桃井かおりと武田鉄矢が本当にいい味が出ていて、余計に無口な主人公、島の個性が際立った気がします。
人の繋がり
今では忘れ去られようとしている、人間同士の深いつながりと愛に感動しました。
幸せ
吉永小百合さんの演技が素晴らしく、見終わった後に幸せな気持ちになれます。
感動
刑務所から出所する男性を黄色いハンカチ一面で待っているシーンに感動した
感動
高倉健さんの演技がはまり役でした。最後のシーンは感動です。