鉄道員(ぽっぽや)の詳細情報
制作年 | 1999年 |
---|---|
上映時間 | 112分 |
原作 | 浅田次郎『鉄道員』 |
監督 | 降旗康男 |
脚本 | 岩間芳樹、降旗康男 |
メインキャスト | 高倉健(佐藤乙松)、大竹しのぶ(佐藤静枝)、広末涼子(佐藤雪子)、小林稔侍(杉浦仙次)、田中好子(杉浦明子)ほか |
主題歌・挿入歌 | 鉄道員 / 坂本美雨 |
公式サイト | - |
参考価格 | 4,000円(税込) |
鉄道員(ぽっぽや)がランクインしているランキング
感想・評価
全 11 件を表示
初々しい10代の広末さんの美しさが凝縮された役!
『鉄道員』は、個人的に好きな作品の一つである。高倉健さん演じる真面目で仕事一筋の鉄道員が廃線を間近にして、過去を思い出す。彼は、幼くして娘を亡くしたその日も仕事をしていた。また、妻を亡くした日も仕事をしていた。その生きざまに後悔はないのだろうが、もしもあの娘が生きていたらと考えずにはいられない。そんな彼の前に、現れるのが10代の広末涼子さん演じる娘の幻だった。その映像も美しいが、広末さんのたたずまいがピュアで本当に可愛らしい。あの時にしか撮ることが出来ない広末さんの若さの結晶のような作品だ。まだ見たことがない人は一見の価値ありだと思う。
少将の華さんの評価
生きていない人の不思議な感じを出せていた
鉄道の仕事一筋で生きていた主人公。奥さんと一人娘に恵まれたが、娘は赤ん坊の時に亡くなり、奥さんはその後に病死。寂しい主人公の元に亡くなった娘が三段階に分けて成長した姿を主人公に店に来るというファンタジーでありながら感動する内容がとても好きでした。
ジョー・ヒガシさんの評価
透明感
今はすっかり大人の女優になり、母親や蓮っ葉な悪女役も好演している広末涼子さんですが、若い頃は眩しすぎるほどの白い肌を生かした透明感のある役が多かったように思います。『鉄道員』の雪子は生後間も無く亡くなっていて、1人残された父親を思ってか時どき現れました。幽霊と言ってしまえば雪子役は幽霊でしょう。観客には観ている途中で雪子と気付いてしまい、この世のものではない雪子が仕事終わりの父親を思って鍋を作っている所は涙ものです。雪の中の雪子と広末涼子さん、ピッタリのお役でした。
薬師角せま子さんの評価
印象的だった
言わずと知れた日本の名作。
作品自体が少し重めの内容である中、寡黙な高倉健と対照的に劇中ではしゃいでいる広末涼子の姿が印象的だった。
この作品の中で唯一笑顔になれるシーンだったと思う。
にな♡さんの評価
かわいさを惜しみなく使った演技
広末さんはこの映画では主役の高倉健さんの亡くなった娘役でしたが、こんなにかわいい娘がいるだろうかと思うくらい、かわいかったです。また、劇中では亡くなった娘がまた幽霊になって出てくる設定だったので、広末さんはこの役にとても合っていました。
らりんさんの評価
不器用な高倉健さんらしい静かで深い映画
まもなく廃線になるという北海道の鉄道路線のとある駅長さんが主人公である映画で、静かなまちで不器用に真面目に行きている男性のいかにも人間味あふれる幸せや悩み、苦悩が表現されている人間くさい映画で引き込まれます。
志村けんさんが出演しているのも見どころですね。
まららんさん(男性・60代以上)
3位(70点)の評価