彼女たちの時代の詳細情報
放送年 | 1999年 |
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放送局 | フジテレビ |
原作 | - |
脚本 | 岡田惠和 |
メインキャスト | 深津絵里(羽村深美)、椎名桔平(佐伯啓介)、水野美紀(太田千津)、中山忍(浅井次子)、加藤晴彦(米村美紀夫)、奥貫薫(佐伯直美)、鳥羽潤(西田真也)ほか |
主題歌・挿入歌 | Happy Tomorrow / NiNa |
公式サイト | https://www.fujitv.co.jp/b_hp/kanojo/ |
『彼女たちの時代』(かのじょたちのじだい)は、1999年7月7日から9月22日まで毎週水曜日22:00 - 22:54にフジテレビ系で放送された日本のテレビドラマ。全12話。平均視聴率11.3%。主演は深津絵里。(引用元: Wikipedia)
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感想・評価
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男の本性
26歳の主人公たちの出会いから始まるストーリーに当時二十歳前後だった自分の未来を重ねて見ていました。大人になったばかりでこれから学校とか守られる場所から脱したばかりで未来にとても不安をもっていた時期で、大人になると友達ってもうできないのかなと私も思っていたのを覚えています。
ドラマティックな展開やラブストーリーはなかったけれど深津絵里の等身大の女性像がとても共感でしました。お義兄さんである椎名桔平の役どころも、当時の社会の闇を映し出していて壊れていく役どころを心配なくらい切実に演じられていたと思います。男はメンツを大事にする生き物というのがよく表れていて、弱った男を開放する女性もまた人間の本能という感じがして中山忍にも共感できました。一人ひとりの等身大の生き方が小さな出来事でも一人の人間にとってはドラマなんだなと感じました。
くーさんの評価
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深津絵里のモノローグが突き刺さる。
1999年に放送された、26歳の女性3人の自分探し的な物語。
脚本は『ちゅらさん』や『ひよっこ』などで知られる岡田惠和で、彼が影響を受けた『思い出づくり』等の山田太一作品のエッセンスが強く出た群像劇となっています。
劇中にはバブル崩壊以降の世相を反映した辛い場面がいくつもあるのですが、それ以上に涙腺を刺激されるのが、主人公の深美を演じる深津絵里のモノローグ。
か細い声で語られる若干後ろ向きのことばの一つ一つがグサリグサリと刺さります。普通の女性が抱える漠然とした不安を表現させると当時の深津絵里の独壇場で、その心情にシンクロして、とても切なくなったことを今でも覚えています。
ドラマ評論家・フリーライター
成馬 零一さん (男性)
2位(90点)の評価