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きらきらひかる(小説)に関するランキングと感想・レビュー

きらきらひかる(小説)

引用元: Amazon

最高評価

84.0

(23人の評価)

江國香織の書籍ランキング」で最も高い評価を得ています。

きらきらひかる(小説)の詳細情報

『きらきらひかる』は、江國香織が1991年に発表した小説。また、それを原作とした1992年公開の日本映画。 アルコール依存症気味の妻と同性愛者の夫、そして夫の恋人とをめぐる3人の奇妙な三角関係を描く。題名は、詩人入沢康夫の「キラキラヒカル」という詩による(第1詩集『倖せ それとも不倖せ』に収録)。 (引用元: Wikipedia)

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感想・レビュー

全 11 件を表示

江國香織の書籍ランキングでの感想・レビュー

突拍子もないはずが

作品を勧めてくれた知人に設定だけを聞いた時は、なんだそれ?でした。いわゆる世間体を重要視した結果の偽造婚なのですが妻がアルコール中毒、夫は同性愛者で現時点で恋人もいる。気をてらったドタバタ喜劇かと思いきや、生物の本能を超えた結びつきに感動してしまった。

寿ほまれ

寿ほまれさん(女性)

1位(100点)の評価

江國香織の書籍ランキングでの感想・レビュー

江國香織らしさが溢れる代表作

この作品を読んだのは20年ほど前ですが、今でも読み返したくなる作品です。すごく淡々と物語が進んでいって、当たり前のように終わるのに、そこにはとても綺麗な空気が流れているような感じがしました。アル中の妻とホモの夫、なんて普通に考えたら衝撃的な内容だけど、この小説の中ではそれが当たり前で、互いに相手を想い合う日々が続いていくのです。普通なんて言葉はこの世界には存在しないんじゃないかと思うくらい、このお話の中に住む人達の日常が羨ましいとさえ感じました。

sorika

sorikaさん(女性)

1位(100点)の評価

江國香織の書籍ランキングでの感想・レビュー

恋愛に性別は関係ないことを知った

大学生の時に、この本に出会いました。男女が恋愛をするものだという私の価値観を覆し、人間同士の付き合いなら性別にこだわることがないと新しい世界に出会いました。思いやりがあれば、恋愛感情がなくても結婚生活は続けられるし、幸せなのかもしれないと思えた作品です。

りほ

りほさん(女性・40代)

1位(100点)の評価

江國香織の書籍ランキングでの感想・レビュー

非日常的なストーリーに引き込まれる

登場人物が、衝撃的な設定になっています。妻はアル中、そして夫は同性愛者、さらに夫のボーイフレンドが主に登場しますが、最初は衝撃を感じましたが、だんだんその世界に引き込まれていくのがわかりました。暗い内容ではなく前を向いたポジティブなストーリーが好印象です。

さき

さきさん(女性・50代)

2位(90点)の評価

江國香織の書籍ランキングでの感想・レビュー

切ない思いと優しさが溢れてキラキラしてるラブストーリー

主人公の笑子がアルコール依存症で気持ちが不安定なのだが、その不安定な気持ちになぜか共感できる。例えば、同性愛者である夫の睦月に対して、時々酷く残酷な気持ちになったり、でもやっぱり睦月の顔を見るだけで安心できたり。私自身が同じような環境に置かれたことは全くないのに「そうだよね。わかるよ」と笑子に言ってあげたい気持ちになる。相手を好きだからこその苛立ちとか優しさとか甘えとか、いろんな感情を感じることができる素敵な作品だと思う。

りんご

りんごさん(女性・40代)

1位(100点)の評価

江國香織の書籍ランキングでの感想・レビュー

映画化もされた、江國香織の代表作の一つ

まさに江國香織ワールド。アルコール依存症の妻、同性愛者の夫、夫の彼氏、字面を見るとドロドロの愛憎劇のようですが、むしろ真逆。日常がさらりと軽やかに綴られています。互いを尊重し合う3人の関係性は心地よく、何度も読み直したくなるだいすきな一冊。

mipe

mipeさん(女性・20代)

1位(100点)の評価

江國香織の書籍ランキングでの感想・レビュー

いろいろな生き方を肯定したくなる話

アル中の妻に、ホモで恋人のいる夫の不思議な結婚生活の話。世間に惑わされず、自分たちが思うように生きていいんだと思えます。ふたりの関係性がすてきで、こんな夫婦関係もありなんだと応援したくなります。

亜希子@Webライター

亜希子@Webライターさん(女性)

2位(95点)の評価

江國香織の書籍ランキングでの感想・レビュー

不安定な関係性の中に探し求め続ける真実

設定が驚くような関係性ですが相手に対する愛情をとても感じます。はたから見たら不思議な関係だけど、調和がとれていてこれはこれで完成されているのだと思います。

にまめ

にまめさん(女性)

4位(85点)の評価

江國香織の書籍ランキングでの感想・レビュー

不完全だけど完全な家族の形の話

人との付き合い方が、一般論の枠には嵌らない。それだけで世間では不完全な恋人や家族なのに、三人で幸せそうにしている様は家族とは何なのかを考えさせられます。30年前の作品なのに古臭くないテーマなのが読みやすいです。

みーたん

みーたんさん(女性・30代)

3位(70点)の評価

江國香織の書籍ランキングでの感想・レビュー

タイトル通り「きらきらひかる」空気感

妻はアル中、夫はホモで同性の恋人がいる、という設定の小説です。が、それぞれがそれぞれを思いやっており、一つでも何かが変われば壊れてしまうような奇妙なバランスで成り立つ関係性が「きらきらひかって」見えてくる作品と感じました。

はな

はなさん(女性・40代)

1位(100点)の評価

江國香織の書籍ランキングでの感想・レビュー

読みだしたら止まらない

3時間ほどで一気に読めました。

汐 里

汐 里さん(女性・20代)

1位(100点)の評価

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