化け猫あんずちゃんに関するランキングと感想・評価

画も内容も実写邦画のよう

物語というのは基本的に「起承転結」で成り立っている。意図的にそのセオリーを壊して作られるものもあるが本作はどう見ても単純な脚本の詰めが甘いパターンの作品だ。これは「起無無結」だ。
とにかく平坦。何もない。ビジュアルにもある化け猫のあんずちゃんが深く掘り下げられるわけでもなく、かりんが人間的成長を遂げるどころかむしろ口の悪さがエスカレートするだけで、最後に残るのは腹立たしさと不快感だけだった。
人間臭さを表現したくてロトスコープを使ったのかもしれないが、使っても使わなくてもあんまり変わらないのでは？と思った。

Kekeさん(男性・10代以下)

50位(2点)の評価

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