大地の子(ドラマ)の詳細情報
放送年 | 1995年 |
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放送局 | NHK |
原作 | 山崎豊子『大地の子』 |
脚本 | 岡崎栄 |
メインキャスト | 仲代達矢(松本耕次)、上川隆也(陸一心/松本勝男)、田中好子(松本タキエ)、牟田悌三(松本耕平)、飯塚雅弓(大沢咲子)、永井真理子(張玉花/松本あつ子)、宇津井健(柿田潔)ほか |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
参考価格 | 11,550円(税込) |
NHKの放送70周年記念番組として日中の共同制作によりドラマ化され、1995年11月11日から12月23日まで土曜ドラマ枠にて放送された(全7回。各話89分、最終回のみ109分)。このときの視聴率は、第1部「父二人」14.7%・第2部「流刑」14.6%・第3部「再会」15.9%・第4部「日本」16.8%・第5部「兄妹」19.0%・第6部「父と子」18.7%・第7部「長江」20.3%。(引用元: Wikipedia)
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感想・評価
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日本の泣けるドラマランキングでの感想・評価
上川隆也出演ドラマランキングでの感想・評価
ハマる!上川さんと言えばな作品
物語の面白さもすごくあったと思いますが、上川さんの誠実でひたむきな印象が主人公のイメージにピッタリ合っていたような気がします。
日本人なのか、中国人なのか…複雑な感情が入り混じる主人公を見事に演じていらっしゃいました。
当時観た時は、本当に主人公と同じ生き方をしてきたのかな?と思ってしまうくらいでした。
中国語もスムーズでしたし、違和感が全くなかったように思います。
MEDAMAYAKIさん(女性)
1位(100点)の評価
NHKドラマランキングでの感想・評価
NHKドラマランキングでの感想・評価
感動でした。
離れ離れになった父と子の感動のドラマでした。本当の父、育ての父、どちらも大切な人です。それを選ばなくてはならなかった主人公の最後の「大地の子」の言葉。年代を超えた素晴らしい作品だったと思います。
なのはさんの評価
日本の義務教育で学べない日中の歴史の断片が伝わる素晴らしい作品!!!
『大地の子』は、山崎豊子の小説作品で、中国残留孤児の陸一心の波乱万丈な半生を描いた、1995年放送の日中共同制作のドラマです。主演は上川隆也さん。主人公の子役は、現在も名脇役として活躍中の笠原秀幸さんです。
満州に開拓団として一家で入植していた主人公:松本勝男は、満州にて平穏な暮らしを送っていましたが、7歳の時、父(仲代達矢)が陸軍に招集され不在の間に、ソ連対日参戦により避難することとなります。その過酷な避難行の末、ソ連軍の虐殺により祖父・母・末妹を目の前で失い、幼馴染のお姉さんや妹は連れて行かれ、自身も死体の山の中で気を失い、あまりの過酷な体験に、自分の名前すらわからず全ての記憶を失ってしまいます。その後、中国人農家に売られ酷使され、耐えかねてなんとか逃げ出すも、今度は人身売買にかけられてしまいます。それを助けたのが、陸徳志という中国人。一心という名前を与え、貧しいながらも、自分の息子として育ててくれます。中国人として生きながら、日本人だということで幾度も差別を受け、いくら優秀でも何度も蹴落とされ、スパイ扱いをされ、刑務所にまで入れられます。それでも必至に努力をして中国でプロジェクトを任されていた時、実の父と再会してしまうのです・・・。
終戦後探しに行くことができなかった日本の実父と、中国の育ての父。二人のそれぞれの想いと、主人公の苦悩が見所で、子供時代から最後まで、涙なくしては見れません。また、当時子役だった笠原さんも、青年時代の上川さんも、ほとんど中国語で演技をしています。
終戦したらそこで終了ではない、戦後や残留孤児の過酷さや、親子の愛が伝わる、素晴らしい作品です☆
月詠さん(女性・30代)
4位(85点)の評価