1分でわかる「中国の世界遺産」
広大な景色と歴史を感じられる、中国の世界遺産
世界各国にある「世界遺産」の数々は、絶えず人々を魅了しています。中国(中華人民共和国)は各国のなかでも指折りの世界遺産保有数を誇っており、その数は53か所(2018年7月時点)。イタリアに次いで2番目に多く、世界遺産巡りをするために中国を訪れる人は多いです。中国らしい広大な景色と歴史を感じられるスポットは壮観!
中国は貴重な複合遺産を4つ保有
登録において世界遺産は3つに分類されます。長期間にわたって維持継承されてきた文化財である「文化遺産」と、世界的に価値がある自然現象または地域が登録される「自然遺産」、そしてこれら2つの登録基準を1つ以上満たした「複合遺産」です。「複合遺産」は1000以上ある世界遺産のなかで約40と少ないのですが、中国には「泰山」「黄山」「武夷山」「峨眉山と楽山大仏」の4つが存在しています。複合遺産の保有数としては、オーストラリアに次いで2番目に多いです。