1分でわかる「世界遺産」
3種類に分かれる世界遺産
普遍的な価値を有する世界遺産は、文化遺産・自然遺産・複合遺産の3種類に分類されます。文化遺産は長期間にわたって維持継承されてきた建物や遺跡、記念物など。自然遺産は、世界的に価値のある地形や生息系、貴重な動植物の生息地など。複合遺産は、文化遺産と自然遺産の両方の価値を有するものを指します。
世界遺産はいくつ存在している?
2019年現在、世界遺産条締約国は193カ国であり、文化遺産869件、自然遺産213件、複合遺産39件の計1121件が世界遺産に登録されています。なかでも、登録地の多くを占めるのはヨーロッパ。日本には、文化遺産19件、自然遺産4件の計23件の世界遺産が存在します。