1分でわかる「歌舞伎俳優」
家系図から見る、歴史深い歌舞伎の世界
日本の伝統を継承する、 歌舞伎俳優。ドラマやCMなどで活躍しているイケメンが数多く存在します。歌舞伎には「成田家」・「市川家」・「尾上家」・「中村家」など数々の一門があります。一門は家系の歴史の長さで格が決まり、江戸時代から代々続く「市川家」が不動のトップ。歌舞伎の世界において、家系の格は非常に重要で、出演できる公演や役の大きさは基本的に家柄(名前)で決まります。テレビでよく目にする人気俳優でも歌舞伎座では主役を務めるのは難しいことも。家系図を見れば配役の理由がわかるかもしれません。
歌舞伎の掛け声「大向う」
歌舞伎といえば、「成田家!」と家号を叫んだり、「待ってました!」などの掛け声が有名。これは「大向こう」と呼ばれ、歌舞伎を盛り上げるため暗黙の了解を得ている掛け声です。劇場の後方に座り、男性が声をかけるのが常識とか。歌舞伎の奥深さは底知れず、ファンによる勉強会が行われるなど、知見が寄せられています。
歌舞伎版『ONE PIECE(ワンピース)』が話題
1986年、「三代目 市川猿之助」が生み出した現代風歌舞伎「スーパー歌舞伎」。『ヤマトタケル』や『八犬伝』など、数多くの人気作を歌舞伎舞台化させてきました。2014年からは「スーパー歌舞伎II」となり、「四代目 市川猿之助」が中心となって演出を担当。2015年にはなんと、国民的少年漫画『ONE PIECE(ワンピース)』の歌舞伎版が上演!これまで主人公の「モンキー・D・ルフィ」を演じた俳優は、「四代目 市川猿之助」と「二代目 尾上右近」。歌舞伎流の表現力で、歌舞伎ファン・原作ファンともに魅了しました。
尾上菊之助が主演を務める歌舞伎版『風の谷のナウシカ』
2019年12月に、『風の谷のナウシカ』が歌舞伎舞台化されることが決定。歌舞伎によってスタジオジブリ作品が上演されるのは、史上初のことです。主人公の「ナウシカ」役は、テレビドラマでも活躍する歌舞伎役者「五代目 尾上菊之助」が担当。大河ドラマや『下町ロケット2』など、数多くの話題作で爪痕を残した注目の人物です。宮﨑駿の代表作のひとつである『風の谷のナウシカ』が、どのようにアレンジされるのか……注目が集まっています!
歌舞伎役者の夫を支える梨園の妻たち
1991年に「三代目 中村橋之助(現・八代目 中村芝翫)」と結婚したタレントの「三田寛子」や、2009年「二代目 中村勘太郎(現・六代目 中村勘九郎)」と結婚した女優の「前田愛」、2016年に「六代目 片岡愛之助」の嫁となった女優「藤原紀香」など。多忙な公演がつづく夫を支える、重要な存在です。
これぞ正統派のイケメン
舞台に登場するだけで、一目見た瞬間に正統派二枚目だとわかる端正なお顔立ちとすらりとした立ち姿。悪い男の魅力と匂うばかりの色気が立ち上る。誰でも一瞬にしてとりこになってしまう。
役者にとって、年齢なんか関係ない。若い時からずうっとイケメンで、年を重ねてもそのイケメンぶりと男の色気は揺るぎない。舞台を離れた私生活でも穏やかで、かっこいいあこがれの人。
年齢を超越している永遠の二枚目!
松子さん
1位の評価
ギャップ萌え
お歳で言えばおじいちゃんと言っていいお歳
穏やかな眼鏡男子(?)のままでもとっても素敵なんですが
歌舞伎の舞台の松嶋屋さんは
すごく若々しくて
もうとにかくとにかくカッコいいんです
語彙力がどっか行ってしまうくらいにカッコいいんです
中毒性があるんじゃないかと思うカッコ良さです
jさん
2位の評価
姿かたちが良い
何と言っても、あの姿かたちの良さから醸し出される男の色気でしょうか!時に可愛らしく、時に毒々しく、何とも云われぬ色気でしょう。そしてたゆまぬ芸の追求と芸じまい(演じ納めの)潔さ。ファンには少し残念だが最高の状態でという役者の心意気でしょうか。当代一です。
トッチさん
1位の評価