映画監督や映像作家などマルチに活躍するクリエイター岩井俊二。特に映画作品は独特な映像美で知られ、多くの人を魅了しています。今回みんなの投票で決めるのは「岩井俊二監督の人気映画ランキング」。浅野忠信とCHARAが主演したショートフィルム『PiCNiC(ピクニック)』や、自身初の長編映画となった『Love Letter(ラブレター)』、日・米・カナダによる合作『ヴァンパイア』などの人気作品だけでなく、話題の新作もランクイン?あなたが好きでおすすめしたい、岩井俊二が監督した映画作品を教えてください!
最終更新日: 2021/02/06
このお題は投票により総合ランキングが決定
岩井俊二は、1963年1月24日生まれ宮城県出身の映像監督。圧巻の映像美と繊細なストーリーで知られる彼は、1993年に監督・脚本を務めたオムニバステレビドラマ『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』で日本映画監督協会の新人賞を受賞。異例となったテレビドラマの受賞で注目を集めると、以降は監督として映画も手掛けるように。なお、同作品は1995年に映画化されています。
本ランキングでは、岩井俊二が監督を手掛けたすべての映画作品に投票可能です。実写映画はもちろんアニメ映画などにも投票OKです。
ランキングの順位は、気軽に参加可能な3つのボタンによる投票と、自分の順位を決めて公開・投票するマイランキングの合計ポイントで決定します。マイランキングの方がポイントは高く、順位に及ぼす影響は大きくなります。
\男女別・年代別などのランキングも見てみよう/
タップすると画像やコメントを見ることができます。
1位リリイ・シュシュのすべて
2位スワロウテイル
3位花とアリス
4位Love Letter(映画)
5位打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?
1位リリイ・シュシュのすべて
2位スワロウテイル
3位花とアリス
4位Love Letter(映画)
5位打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?
条件による絞り込み:なし
とてもムードのある映画
かなり昔の映画ですが内容がとても思い出に残っていてCHARAさんの歌うSwallowtailButterfly~あいのうた~は何度聞きなおしたかわからないほど大好きな曲になりました!ちょっと危ない内容の映画ですがミステリアスさがあってドキドキしながら映画館で見たことを覚えています。CHARAさんの素晴らしい歌声があってこその映画ですが映画に主演する主人公の歌でここまで感動したことは初めて今も映画の内容も歌も心に残っています!!
架空の異世界のうまく描いていました
世界が今とは違う歴史を辿って今に至ったという設定で、“もう1つの現代”と言えるパラレルワールドでの色々なお金儲けを面白く描いていました。出てくるのは日本人や中国人が中心で、舞台は日本という国ながら、アジアの人間が自由に集まることができる場所になっていると考えると分かりやすく、アクションシーンにも迫力がありました。まだそれほどCG技術が発達していない頃の映画ですが、それを感じさせない近未来感もうまく出していたと思います!
世界観がいい。
アジアの繁華街の中で隠れるようにして生きる人々を描いた映画でとても世界観がいいです。映像がとても綺麗ですし人間の生きるエネルギーみたいなものが発散されている感じがします。キャスト達の演技もいいですね。特にいいのはCharaさん。この人は歌い手としても素晴らしいですが、演技もできるんだと当時感激した覚えがあります。ストーリーも偽札作りというダークなものを扱っていて見応えがありました。岩井俊二さんの映画で一番好きです!
音楽と映像の美しさの融合
プロデューサーに小林武史を起用していて、映像と音楽の融合が美しいです。長い作品で、観る前は身構えてしまっていたのですが、観始めると作品の魅力に引き込まれます。伊藤歩の若い時代が新鮮に映りました!
架空の世界で強く生きようとする登場人物たちがカッコいい!
登場人物がみんな個性的でカッコいいです。決して恵まれた境遇ではないですが強く明るく生きようとする姿や、結局強くはなれない切なさが心を打ちます。
映像美
花とアリスは鈴木杏主演の映画ですが、蒼井優の小悪魔的な美しさが際立ち、小春日和の優しい陽の光の様に二人をめぐるエピソードが描かれていて、その映像はとても美しい。鈴木杏演じる花の葛藤と蒼井優演じるアリスの天真爛漫さが、やんわり優しく、ストーリーに誘われる。映画のラストシーン、アリスが芸能事務所で紙コップで作った即席バレーシューズでバレーを踊るシーンは、5分ほどある長いシーン。最初は芸能事務所プロデューサーの目線がいやらしいく、生々しいのですが、凛としたありすのダンスに段々と、雑然としたスタジをですら美しく見え始めます。かなり印象に残る映画でした。
思春期の少女特有の輝き
少女からゆっくりと大人になるときだけ感じる、なんとも言えない美しさかそこにあるような気がしました。
友情が一番大切だと思っていたのに、親友に好きな人ができた瞬間。なんだか友情か壊れてしまうような、そんな危うさを感じていたり、好きな人に対しての純粋で淡い気持ちだったり。
映画を観ながら、青春時代の自分と重なりあうところがたくさんあり、懐かしいような、それでいて胸かズキッとするような不思議な感覚になります。
三角関係をとても切なく表現した名作です
同タイトルで長編と短編の二種類が存在しますが、4つの話で構成される短編集の方を見ました。それぞれの話がクロスオーバーし、主題となる切なさがすごく感じられるいい作品でした。
恋愛のバイブル
今ではなかなか巡り合えないラブレター。私がこの作品を見たときはとにかくラブレターがどれだけ素晴らしいのかと感動してしまったほど。主演の中山美穂さんと共演の豊川悦司さんの切ない演技も本当に見どころであったと思います。今の時代、もう一度この映画を見る若者はどう思うのであろうかと考えるとぜひ、もう一度リメイクでもして当時の恋愛事情を若者にも知ってもらいたいと思ってしまいます。恋愛を学ぶために必要な作品ですね。
女性が前を向ける作品
かつての恋人である藤井樹と同姓同名の女性。そして、その女性が自分にそっくりだった。という展開に、博子と樹の不思議な縁を感じました。
もういない人のことを想い続ける博子の切なさに、観ていて苦しくなりました。ですが、前へ踏み出していく姿に勇気をもらいました。
自分の年代でこの映画を見ていない人はいない
大人になったころに見た映画で大人になったらこんなに切なくて苦しい恋をすることもあるんだな、と思いましたが自分の年代でこの映画を見ていない人はいないというほど感動系の恋愛映画の中でも素敵な作品でした。
配役のキャストが素晴らしいです
手紙を題材にするなど人間ドラマを感じさせてくれて、松たか子さんや広瀬すずさん、森七菜さんが出演して良いキャストだと感じました。物語へ引き込まれるような世界観があり、岩井俊二氏の作品という感じでした。主人公は姉が自殺して悲しみの中で本人になりすまして同窓会に出たり手紙を書いたりしますが、このように仕向けたことは愛情だと感じました。やはりこのようなストーリーは悲しくなるものですが、愛情には感動させられて一見の価値があると思います。
初恋の苦さ
かつて好きだった人は、やはり時がたっても忘れられるものではないのだと感じました。それと同時に、その気持ちは甘いよりも苦い方が強いのかとも感じます。
ラストで、未咲が答辞を読むシーンがとても印象深かったです。
主人公たちが隔離されていて独特な雰囲気を出している点。
CHARAの声は演者としても魅力的に感じます。一般社会から離れた場所での主人公達の交流が切なさを抱かせます。後先を考えないで生きるしかない様子が観ていて刹那を感じさせます。この作品に関しては、色でいうと青いというイメージを持ちました。
桜吹雪の綺麗さ
岩井監督が少女を描く際の視線は特筆すべきものがあります。演者に松たか子を配置したのも作品の雰囲気に合っていて魅力を感じました!桜吹雪の場面の映像の美しさが印象に残りましたね。大学に入学したての頃の若く自由な頃を上手く表現していると思います。映像のフィルターの色合いが好きです。瑞々しい年代の登場人物の良さが現れています。クラシックな落ち着いた雰囲気の女性の演出に魅力を感じました。
引用元: Amazon
制作年 | 2015年 |
---|---|
上映時間 | 100分 |
監督 | 岩井俊二 |
メインキャスト | 鈴木杏/荒井花(花)、蒼井優(有栖川徹子/アリス)、平泉成(黒柳健次、初老の社員)、相田翔子(有栖川加代)、キムラ緑子(荒井友美)、木村多江(堤ユキ)、清水由紀(矢上風子)ほか |
主題歌 | 椎名琴音『fish in the pool』(ヘクとパスカル) |
制作会社 | ロックウェルアイズ、スティーブンスティーブン |
公式サイト | http://hana-alice.jp/ |
実写に繋がるプロローグ
「花とアリス」に繋がる作品で、2人の出会いがわかり、実写とは違うアニメで表現された世界観がとても新鮮でした。
そして、殺人事件か絡むミステリアスさも、真相へとたどり着くまでのドキドキ感もたまりません。
岩井俊二監督の魅力的な作品がたくさん集まった「岩井俊二監督の人気映画ランキング」!ほかにも「面白い邦画人気ランキングTOP169」や「洋画名作ランキング」など、投票受付中のランキングが多数あります。映画好きな方はぜひチェックしてみてください!
面白い邦画NO.1は?
洋画人気NO.1は?
映画好きな人はこちらもチェック!!
鬱屈とした青春。CDウォークマン。
中学生のいじめ、援助交際、万引きなど、2000年頃ならではの鬱屈とした青春。
観ている間中とにかく心が痛い。
でも何度も見返してしまいたくなる不思議な魅力がある。これぞカタルシス。
あまり多くは語りたくないし、誰彼構わずおすすめしたい映画ではまったくない。
でもわたしにとっては間違いなく最高の作品です。
いい意味で長く感じる
映像がきれいで、登場人物が本当に実在しているかのようなリアルさと内容の生々しさがいい意味でこの映画を長く感じさせている。宗教染みていて息がしづらい描写が多々あるがうまくそれを表現し不快なく見れる。
青春のえぐさ
青春のえぐさの、美麗な映像美に伴った、正確な書き方がすばらしい。主人公は、優れた人間ではない。むしろ凡人。悪いことであげられるのは、冒頭での強盗などだが、凡人さはある苦難に立たされた際の対応に現れており、それは他の登場人物、いじめっこであるものなどにも言えることだ。もちろんリリィシュシュも例外などではない。しかし例外としてはいじめられっ子の坊主にしてしまった女の子、最後まで戦い対照的に自殺も殺人も犯さなかった。そういったことから人間についての核がこの映画では知れると思う。
美しい風景と心の闇
イジメにあい、リリィ・シュシュの歌にすがる雄一。自分の世界に浸る彼の心の闇と、画面に広がる美しい田園風景がなんだかアンバランスに見えて、なんとも言えない気持ちにさせられます。
思春期の少年たちの抱える闇と音楽
思春期の少年たちの抱える闇と儚く脆い心の動きに揺さぶられ、劇中の音楽のグルーブ感に感情を持っていかれてしまう。見終わった後も、しばらくこの映画の世界観に浸っていたくなる作品。
田んぼのシーンが綺麗。
ネットが今ほど盛んになる前の時代に作られており、田舎の中学の閉鎖的な感じのリアルさには当時を思い出しますね。ドビュッシーの音楽が観終わった後でも耳に残っています。
エモい
初めて鑑賞したのが学生時代の時で、丁度今作の登場人物達と同年代だったのもあり、衝撃を受けた作品。作中の歌がたいへんエモい(笑)