砂の塔〜知りすぎた隣人の詳細情報
放送年 | 2016年 |
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放送局 | TBS |
原作 | - |
脚本 | 池田奈津子 |
メインキャスト | 菅野美穂(高野亜紀)、岩田剛典(生方航平)、横山めぐみ(阿相寛子)、堀内敬子(橋口梨乃)、光石研(荒又秀実)、田中直樹(高野健一)、松嶋菜々子(佐々木弓子)ほか |
主題歌・挿入歌 | 砂の塔 / THE YELLOW MONKEY |
公式サイト | https://www.tbs.co.jp/sunanotou/ |
参考価格 | 15,800円(税込) |
『砂の塔〜知りすぎた隣人』(すなのとう しりすぎたりんじん)は、TBS系「金曜ドラマ」枠にて2016年10月14日から12月16日まで毎週金曜22時 - 22時54分に放送されたテレビドラマである。 煌びやかなタワーマンションで繰り広げられる女たちの闇を描いたサスペンスドラマ。池田奈津子の脚本によるオリジナルで、ママカーストによるいじめや犯罪など、現代の社会問題が克明に描かれる。(引用元: Wikipedia)
感想・評価
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ドロドロだけどつい見てしまう
主人公は専業主婦で一男一女の母・高野亜紀。真面目でひたむきな性格だが、周囲に翻弄されがちな性格。Sky Grand Tower TOYOSUというタワーマンションの25階に家族と引っ越ししてくる。安全で清潔で、子育てに最高の環境であるはずのタワーマンション。しかし、そこにあったのはタワマンカーストやママ友いじめといった過酷な現実。さらに、謎の連続失踪事件が勃発し、高野家の家族が翻弄されていくという内容です。
タワマン格差、ママ友いじめ、親子・夫婦間の問題、子供の誘拐事件、犯人と思わしき怪しい隣人など、よくばりセットな設定が詰まっているのにすべてがしっかりと描かれています。とくに後半にかけての盛りあがり具合が著しく、毎話事件の犯人の正体が気になって仕方ありませんでした。
あと登場人物がみんな闇深くて憎むに憎めないところも惹かれた部分です。とくに亜紀の隣人の佐々木弓子。亜紀を陥れたり誘拐事件の犯人との怪しい共通点が見え隠れしていて、悪人としか言いようがないのですが、彼女を最後までみると正義の反対は悪じゃなくて別の正義だなと思いました。
それと、 佐野勇斗が演じた亜紀の息子・和樹。亜紀を気遣ったり、妹の面倒を見る姿がイケメンです。制服姿もとても似合っていました。しかし、彼も彼でまた闇が深い。結末を知ったときはかなりショックでした。ネタバレ避けようとして上手く表現できませんが、ドラマ全体は見ごたえがあって、佐野勇斗の演技も光っていたので、ファンの方はぜひ見てみてください。
和樹がイケメンだけど可哀想
タワーマンションを舞台に、タワマンルールやママ友カーストによるいじめ・犯罪を描いたドラマ。一方で、児童の連続誘拐事件・ハーメルン事件にも主人公一家が巻き込まれていくという展開も繰り広げられていきます。佐野勇人くんは、主人公の高野亜紀の息子「高野和樹」役で出演しています。写真が好きな物静かで心優しい高校一年生で、亜紀の手伝いを進んでしたり年の離れた妹・そらの面倒を見るという人物です。ルックスも中身もイケメン過ぎて亜紀とそらに嫉妬しました(笑)。ですが、和樹には裏の顔や衝撃の事実が隠されています。それが明かされた時は可哀想すぎて、こちらも落ち込みました。ですが、佐野勇人くんの俳優としての可能性も見ることができました。
イラつきをどこにぶつけていいか迷いがち
おそらく大半の人がこの作品で佐野優斗を認識したであろう作品『砂の塔〜知りすぎた隣人』。タワマンで繰り広げられる女たちの闇を描いたサスペンスドラマで、産後久々の菅野美穂主演+松嶋菜々子出演ということでかなり注目を集めてました。
一男一女を育てる専業主婦であり、分不相応な生活を始めたが故にママカーストの渦に巻き込まれる母親を菅野美穂が演じています。メインの登場人物は、ココリコの田中演じるどうしようもない無能な夫、松嶋菜々子演じる絶大な信頼を寄せるも怪しさしかないお隣さんなどが居ますが、周りを取り巻く人物が見事に問題・闇を抱えていて、ひたすらドロドロ。
そんななか、佐野優斗は息子の役を演じていますが、これがまた色々と問題を抱えています。一番可哀想っちゃ可哀想です。
ちなみに、いつでもどこにでも現れる岩ちゃんがツッコミどころです。
両親が離婚した子供が結婚すると離婚する確率が高い、なんて皮肉が囁かれることも多いですが、そんな確率論に一石を投じた作品だと思います。
ミステリアスで美しい隣人佐々木弓子の役が松嶋菜々子さんにピッタリ
「砂の塔〜知りすぎた隣人〜」は、2016年、TBS 系列で放送されました。タワーマンションに暮らす女たちのいじめやカースト、子供に対する犯罪など、様々な問題を取り上げた衝撃的な作品です。
松嶋菜々子さんは、この作品で、主人公を高野亜紀のすぐ上の階に住む隣人佐々木弓子役を演じました。弓子は、マンションの防犯カメラをハッキングしたり、亜紀の家の様子を盗聴する謎の人物で、ミステリアスな女性です。とてもミステリアスで、ちょっと怖い、でも、美しい隣人という役所が松嶋菜々子さんにぴったりです。
隣人の事を本当に知っていますか?と問われたら応えられない
タワマンの中で繰り広げられるママ友カーストやいじめに犯罪と、最近の社会現象を上手く取り入れたドラマです。菅野さんはこのドラマの中で主人公で母親役を演じています。共演者に松崎奈々子さんもいらっしゃり、見ごたえのあるドラマでした。必死に子供を守ろうとする母親役はとても上手く、引き込まれてしまいます。何度も困難にぶつかりますが、持ち前の明るさで回避していきます。
菅野さんが涙を流すシーンでは何度も一緒に涙を流してしまいます。共感してしまう演技が出来るのは、やはり菅野さん以外にはいないのではないでしょうか。
高層マンションでのご近所付き合いの描き方がとても面白いから
このドラマはマンションの階層が上の住人ほど偉いと言う謎のルールのもと主人公がご近所関係に苦労していく様を描きます。
ある事がきっかけで主人公がはぶられてしまうのですが、そのことが子どもにも伝染していくのですごく辛い場面もありますが、話の展開が気になるので見てしまうと思います。内容はとても面白いです。
ネバーさん(男性・30代)
2位(90点)の評価